銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

歌い継ぐ者

2015-07-29 16:11:07 | 日記

 炎天下を、出かけて来てくださるとは思ってもいなかった光井章夫さん

25(土)の【愛好会】で久しぶりにお会いできました

もうすぐ一周忌を迎える故・河辺浩市さんが、最後までご一緒してくださった

「スタンダード・ソングをAからZまで順番に網羅するライブ」

今回は「J」「K」でした。  私の歌ったのは

・Just Squeeze Me

・Just Friends

・Just In Time

・Just The Way You Are

・Jesse

・Johnny Guitar

・The Joker

・Jim

 2ステージのアタマに「光井さんにも歌っていただこう」ということで

光井「イヤ~~全然声が出ねえからなあ

洋さん「ほら、光井さん、"Just a Gigolo"歌ってたじゃありませんか?

今日は[J]なんですから、これはやっていただかないと

光井「え?そうかい?そんなに言うなら・・・」

(この曲については2007/5/17の『旧ブログ』をごらんください)

声を出して元気も出てきた光井さん、アンコールの掛け声に

「や、そう言われちゃあ、なかなか降りなくなるよ

ってことで、今度は「J」には関係なく、続けざまに All Of Me, Sunnyside・・・

 ステージが終わってからも珍しく、カウンターのスツールに座って昔話に花が咲き

「久しぶりに楽しかったな~~

 永く療養中の光井さんがこんなに楽しんで共演してくださったこと、河辺さんも

きっと喜んでいてくださるだろうな、と思いました。

[K]で始まる曲は本当に少ないのですが、洋さん大津さんで演奏した

'Keepin' Out Of Mischief, Now'

聴きながらこっそり光井さんに「これ、トランペットで聴きたい曲ですねえ」

「うん、吹きたい

 私たちがそう感じたのも道理、ルイ・アームストロングの

'Satch Sings Fats'の中の一曲でした

 

 客席では「今の宝塚劇場がアーニー・パイル劇場って言ってた時代にね」

なんて進駐軍世代トークも飛び出し、やはりこういう集いは、スタンダードを

歌い継いでいく者にとって、絶えさせてはいけないものだな、と思った一夜でした。

 

 

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梅雨明け御礼

2015-07-21 13:07:29 | 季節

 でも「即真夏」・・・

あんまりうれしくないかも

日盛りに歩き回るのは避けたいですね。

 

 でも、うれしい夏便りもいろいろあります

本日(7/21火)袴塚淳(P)ソロ

「ビール代わりにシュワッとするヤツ」を頼まれた方は

たぶんもれなく美味しい目に会えますよ

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何を歌うか

2015-07-13 15:04:04 | つれづれ

 たぶんどの時代にも「最近の若いモンは・・・」という感覚やら言い方があって

「何もわかってない」「話が通じない」とお互いに思っている、というのは

普通の事なのかもしれません。

 スタンダード音楽の現場でも感じるのは「世代の断絶」です。

40歳より下の世代のジャズ・ミュージシャンは、留学経験者も多く、技術や音楽性にも

優れていると思いますが、彼らのライブに行ったりCDを買ったりした場合に気になるのは、

私たちが長年なじんで来たスタンダード曲が、ほんの数曲しか入っていなくて

ほとんどがオリジナル曲で構成されている、ということ。 きっとたくさん言いたいことが

あるのでしょう。既にある曲では飽き足らず、それよりも良い曲を作れる自信と

作りたい意欲が強いのでしょうね。 けれど、その人のコアなファン以外で、初めて聴いた場合には

「知ってる(やってる)曲だ!へえ、こんなアプローチもあるのか」というのが楽しみなので、

知らない曲ばかりでは、いくら優れた演奏でも、頑張っておとなしくお付き合いしているだけです。

私はね。

 複数のピアニストが話していましたよ。

「たまたま機会があって、息子や娘みたいな、いやそれより年下の人と共演すると

みんなウマイんだよねえ。 でもその人たちは、やっぱりオリジナル志向が強いみたい。

ボクらとしたら、スタンダードをどう料理してくれるんだろうって興味のほうがあるんだけどなあ。」

 

 駆け出しのころには、まだ河辺さんたち「進駐軍世代」がお元気で(つまり、日本のジャズとしては

「戦前派」に次ぐ第二世代でしょうか?)、共演させていただく私たちの前後の世代に、その時代の

裏話をしたり、「イヤ~~あの時の赤ん坊が今一緒にステージに出てるなんざオツなもんだね」

なんていう会話もあり・・・。演奏家は何とか先輩に認められるような、ビックリさせるような

演奏をしたいと思い、歌い手は「先輩よりもっと上手くなりたい」「ウケたい」「共演者に

認められたい」と思って工夫をこらしていたような気がします。

でも今、そんなこと、どうでもいいんですね。自分のやりたいことにさえ邁進できれば。

それも一つの生き方ではあるな、確かに。 ちょっと寂しいけど。

 

 そんなワケで毎日「何の曲を歌うか」は私にとっては物凄く重要な問題なのです。

先輩に「こんな難しい歌を知ってるなんて、ホントに良く勉強するねえ」なんて言われたらアウト

「いやあ、今日のニアネスオブユーは良かったねえ」と言われたら「やった~」です。

『正しいスタンダード・ラバー』として、今夜も小林洋さんと一緒に、限りなく美しい

アメリカン・クラシカル・スタンダードに取り組みたいと思います

 

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お知らせ

2015-07-13 00:42:14 | 日記

いきなり暑くなって

初「ミンミン蝉」を聴きました

梅雨明けかな

でも、まだちょっと違うみたいですね

 

8月のスケジュールをアップしました

 

7月25日(土)【Tribute愛好会[J]】

17:00~、18:30~  \3,000(1drink)

小林洋(P)大津昌弘(B)&影山ミキ(Vo)

・・・河辺浩市さんに捧げる集い 少し早いお盆を兼ねて・・・

ご予約受付中です

 

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すんでのことで・・・

2015-07-09 16:21:34 | 

”Just In Time"

たいして疑問に思うこともなく

下を向いてボンヤリ過ごしていたボク・・・

人生はそれなりに穏やかで

一番親しい友だちでさえ「彼、やる気ないよね。全然ダメ」

って言うような日々だったんだけど・・・

 

ところがボクは君を見つけちまったんだ

それまではずっと冴えない人生

何の目的もなく、行き場もなかったのに

今は君がここにいる

ボクはもう恐れない、疑いもしない

何をすべきかはっきりわかったんだ

そうさ、「愛」がやって来た

すんでのことで間に合った

君が現れてボクを見つけ

寂しい人生を素晴らしいものに変えたんだ

 

「すんでのこと」=「既の事」なんですって。

この曲こんな意味だったんだ

現場で演奏されるときはたぶん、例えばその日のライブに

遅れて駆けつけてくれたファンがいた場合などに茶目っ気たっぷりに

「だいじょうぶ、間に合ったよ~」なんて感じで歌われたりしています。

 

良く降る本日;7/9(木)

袴塚淳(P)ジャンボ小野(B) 久々のDuo登場

 

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