銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

雛week始まりました

2017-02-27 14:56:45 | つれづれ

 

これは何と!

エムズにゆかりのあるミュージシャンの母上(御歳95歳)の

お手による作品。

台座はかまぼこ板(全長8cm)、雛人形の本体は、アサリの貝殻、

顔の部分は綿棒ですって

 部屋が狭いなど、本格の雛飾りができない方、これを眺めて

健康長寿にあやかり、気分を上げてくださいませ

 

 今週のラインアップ:

まず今宵:2/27(月)日ノ下慶二さんのピアノ・ソロ

・・・昨年からご出演いただいているエムズの「新人」にして

なかなか濃いスタンダード・ラヴァー仲間です

明日:28(火)

 二月の締めは、ジャズひな祭りリーダー:深澤芳美さんのソロ

 

 まだまだ冷たい風が吹きますが、ちょっとほっこりしに銀座へ

お立ち寄りください

 


異種文化交流のような

2017-02-20 13:59:10 | つれづれ

 国立演芸場の二月中席(なかせき・・・11日~20日)恒例の

金原亭馬生(きんげんていばしょう)一門と仲間たちによる興業。

ふつう、寄席では、落語と漫才、奇術、曲芸など、それぞれの

専門家たちを組み合わせて、数時間の舞台が構成されていますが、

この中席だけは、結束の固いこのグループのメンバーだけで、

15年続いています。

 漫才コーナーでは金原亭世之介、古今亭菊春のお二人による

○○太郎やら助六のモノマネ=十二代目団十郎のモノマネなども

織り交ぜつつ・・・世之介師匠の団十郎は、いつ聴いても

「ああこんな口跡だったなあ」と本当に懐かしい想いがします。 

 お正月恒例の縁起物:獅子舞も、このお二人は年季が入っており、

おかげで「私たちは噺家なんですが、もう何年も国立で落語を

やらせてもらっていないとぼやき節

仲入り後の「大喜利」(=本公演が終わった後で、出演者による

サービスとしてのパフォーマンス)は「鹿芝居」(噺家さんによる芝居)

今回は落語「らくだ」です。 普段は語りで聴いているものが、

目に見える形で演じられるので、初心者でも大変にわかりやすく

楽しめます。 アドリブ:時事ネタ、流行りのフレーズも満載

サゲはらくだの死体にかっぽれを躍らせて大騒ぎの後、全員でかっぽれと

「○○ダンス」を踊って・・・と、「大人の学芸会」を堪能しました。 

林家正雀さんという、芝居噺の専門家がいてこそのパフォーマンス。

ご興味ありましたらそれぞれのサイトを探してみてください。

今回、芸達者な先輩たちに囲まれて、一番の主役は「死体」

だったのですが、・・・うん、今ちょうど楽日の大喜利が

始まるところですからね、書いてしまってもいいのですが、

言わずにおきましょう。 (むろん、チラシにも世之介師匠のブログにも

しっかり書いてあります)

 

 もともとジャズ・ミュージシャンには落語ファンが多く、また、

落語家さんにもジャズ好きが多くて、実際に楽器を演奏する方もいます。

「スウィング感」を求める根っこのところに共通点があるのかも。

やはりライブでプロの芸を観る・聴く、ということが、いちばん癒され、

発散できるものだな、と改めて思ったことでした。


春一番の吹いた日

2017-02-17 14:10:50 | 季節

そろそろ・・ですね

3月5日(日)【ジャズひな祭り】の仕込みが進んでおります。

詳しくは、本部:深澤芳美さんのサイト からご覧ください。

エムズでのチケット販売も順調です。

ご予約「やや」お急ぎくださいませ。

今回は新しいお店も参加、また違った風景も楽しめそうです

私はエムズに詰め切りですが・・・

 

 今宵はひな祭りイベントの中核:

キャロライナシャウトのメンバーでもある、

深澤芳美(P)下間哲(Tp,Vo) のお二人と、

綿密な打ち合わせと、成功を祈っての乾杯

って、毎回何かにつけて乾杯するのが「酒好き」の常ですね

あ、もちろん演奏もありますとも

 

 これからの天候は、体の対応が大変ですが、

良い春になりますように

週末のひとときをどうぞご一緒に

お酒の飲めない方、喉のイガイガする方のために「金柑シロップ」

ご用意ございます


お知らせ

2017-02-15 14:12:39 | 情報

 3月のスケジュールをアップしました。

ジャズバーエムズのサイト

 ページの更新機能の調整中ですので、タイミングで見られなかったりする

時間もあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ<m(__)m>

 

本日:

Bob Ward(G)中村新太郎(B)Duo

息の合った「会話しているかのような」コンビネーションをお楽しみください

なお。バレンタインは過ぎましたが、筋金入りの甘党の新太郎さんのために

スウィーツ(特に和モノ)は常時受け付けております

 


両性およびオールシーズン対応型

2017-02-13 15:26:58 | 

'That's All'

僕が君にあげられるもの・・・

それは永遠に続く愛と

君が呼ぶ時にはいつでもそばにいるという固い約束

僕の心は君ひとりだけのためのもの・・・

それだけだよ

春には一緒に野辺を歩こう

木の葉が落ちる季節には手を握り合って

冬の夜には燃える心で君を暖める

それが僕のあげられるすべて

 

きっと君にたくさんのモノをプレゼントしてくれる人はいるだろう

僕が持っているのは君を抱きしめるこの腕と

時が経っても変わらない愛情だけ

 

「その代わりにあなたは何がほしいの?」と君に聞かれたら

ほんのかんたんなことさ

ただ、今もこれからもずっと 君が愛するのは僕だけと

そう言ってくれさえすればいいんだよ

 

 「男の人が歌うべき歌詞ですよね?」とある女性に聞かれました。

確かにね、こう訳すと男性に言われるほうがしっくりきますけれど・・・

(日本語でこんなことは言わない。ほとんどどんな男性も。

そんな風に思っていても言わない。民族性です)

 スタンダードの歌は多くが男性用に書かれている、と私は思っています。

もちろん舞台で、ストーリーの中では女性側の歌も同様にあるのですが、

独立した「愛や恋の歌」として歌う場合には、欧米の人は男性の方が

雄弁である必要があるらしいので。

でも、'Crasy She Calls Me'も'I Can't Get Started'も

たくさんの女性歌手が歌っていますからね~~

ま、そこは「気持ち」ということでよろしいんじゃないでしょうか?

明日はValentine's Dayでもありますし。

それぞれの熱い想いや暖かい気持ちを表現するのに、モノよりも

言葉、言葉よりも気持ち、ということで・・・