銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

時節柄Hawaiian songを

2023-07-29 16:29:59 | つれづれ
♫"Honolulu (I Fell in Love with)
ホノルルに恋をした
髪に花をつけた美しい島の娘に出会ったから
彼女がボクに微笑んでくれた時
心からそこにとどまりたいと思った
ホノルルに恋をした
ワイキキの砂の上を二人で歩き
手に手を取って 輝く夕日を眺めた時
風が優しく包んでくれるのを感じた

でも一度はハワイを離れなきゃならなくて
心残りでしかたがない
待っていてくれるだろうか
それともどこかに行ってしまうかな

きっと帰るよ
髪に花をつけた島のあの娘のもとへ
もし待っていてくれたなら
彼女を固く抱きしめて もうどこへも行かない
ホノルルを離れないつもりだよ🎶

 いつ頃の曲なのか、資料が見つかりません。
ハワイのバラードには美しい曲がたくさんありますが、
英語の歌詞のあるものはもちろん、アメリカ文化が
入って来て以降のもので、いわゆるロコ・ソング
(土着の古謡)ではありません。
 で、その歌詞に共通しているのは、土地の名前を歌った
「望郷ソング」が多いこと、そしてそれはイコール、
その場所で出会った愛しい人と重ねて歌ってある、
ということです。
みんなが訪れて魅了される土地ならでは、という
感じがしますね😍



"You're Driving Me Crazy"

2023-07-24 14:16:18 | つれづれ
(^^♪
なぜ離れて行ったの? こんなに寂しくさせて
君のことしか求めていないのに!
燃え上がった炎が消せなくて
君のせいだ!といつも思い詰めている

どうして君が心変わりしてしまったのか、ずっと考えてる
でもわからないし、君みたいな人は他に見つからない
他の人では ボクにとっての世界を素敵なモノに変えられない
でも君はわかっちゃいないんだ!

そう、君だよ!

君のおかげで気が狂いそうだ
ボクが何をしたって言うのさ?
涙で青い空が曇って 何もかもがぼんやりして見える

近しい友達はみんな 本気でボクを信じて励ましてくれるけど
君は! ボクが君を必要としているときに見捨てて
ボクを傷つけたんだ!

そう、君さ!
君のおかげでおかしくなりそう
僕が何をしたって言うのさ??♫

 1930 Walter Donaldson作詞作曲
musical comedy のために書かれました。
このmusicalには、アステア姉弟も出演していたようです。
コメディーらしく、この絶望的な歌詞なのにやたら楽し気な
曲想でゴキゲンです😅 

★ 内輪の企画ですが、8月4日(金)下間・深澤Duoの日に
このcomposerのコーナーを作りたいと思っています。
この人以外にも、現在の私たちがスタンダードとして
演奏している有名曲をいろいろ作っている何人かの
composerがいて、かと言って、全曲をその人の作品で
構成するほど知っている曲数がない、と言う場合に、
通常のステージの中に組み込みたいと考えております。


世代間格差

2023-07-20 14:57:49 | つれづれ
 いわゆる「ジェネレーション・ギャップ」という
ヤツでしょうか。
 
 1stステージに来られたジャズバー・デビューの
若い女性お二人、緊張して聴き入っていらっしゃいますが。
少しでも知っていそうな曲を、と考えるのは人情、
袴塚さんディズニーものとかいろいろ弾いて、
"Just The Way You Are"もサラリと流し、
「ボク、ビリー・ジョエル好きなんですよね」
客席で真剣に検索している二人。
お帰りになった後のカウンター
私「淳さん、あの方たち、ビリー・ジョエル
知らなかったと思うよ」
袴塚「やっぱりか~~😨 なんかさ、きっと両親が
オレより年下なんだろうな~とは思ってたんだよね💦」

ところが!
 2nd ~3rdにかけてみえたイタリア人夫妻は、何と
"Just The Way You Are"をリクエスト!50歳前後かな、と
いったところ。 それで、と言うわけではありませんが
私も「ひまわり」のテーマを歌いました。
夫妻「Oh! Girasole!」
は~~やって良かった。

 世代によって、若いころ観た映画や馴染んだ曲は違うもの。
ただ、この頃の世間では、各々が好きなジャンルをいつでも
配信で聴けるわけで、世代でくくることもなかなか難しくは
なっていますけれど・・・。


声について

2023-07-10 15:46:58 | つれづれ
 あるピアニストがビックリ情報をくれました。
「歳を取ると、女性はキーが下がり、男性は上がって来て
爺さん婆さんになった頃には、ほとんど同じトーンで
お話するらしいです」
え~~っ!!(@_@)💦 マジですか??

 何年か前にある曲を歌ったら、あるベーシストが
「もうさあ、キー一個下げてもいいんじゃない?」
ひどくムカつきました(# ゚Д゚)
 冷静に試してみて、今でもその曲は両方のキーで
やっていますが😁  その時の体調、広さ、バンドの音量
いろんなものとの兼ね合いで。

 低い音域にすればするほどジャズっぽい、ハスキーだと
ジャズっぽい、逆にクリアな声、クリアな歌い方は
ジャズっぽくない、と言うようなことを言われがちな
若い時代でしたが、今はそれらを全部否定または
スルーして、自信をもって言えます。

 自分の持っている声で、その時のベストな声で、
キレイでもそうでなくてもあまり出なくても、
その曲を楽しんで表現するのを聴いてもらうのが
現場のジャズなんだ、ってね(^_-)-☆