岐阜おんぱく成果報告会 石金にて開催

長良川流域の文化を知る
体験型イベント

長良川おんぱく
参加者の好評の声紹介されました。

今月１５日まで約２カ月間にわたって開かれた長良川流域の多彩な魅力を体験型プログラムで紹介する
「長良川温泉泊覧会（長良川おんぱく）」の成果報告会が２８日、岐阜市長良の長良川観光ホテル石金で開かれました。

プログラムの参加者総数は昨年よりも１１００人多い１万４８００人に上り、過去最高を更新したことが公表されました。
　５年目となった今回はパートナーと呼ばれる１５４の団体・個人が過去最多の１８０プログラムを展開。豊かな自然や文化、食などで参加者をもてなしました。

　報告会にはパートナー約７０人が出席。プロデューサーを務める蒲勇介さんが、参加者アンケートの結果を基に、約６割が初参加だった一方、口コミとリピーターが参加を後押ししていることを紹介。満足度が最も高かったのは１万円前後のプログラムで、「希少な体験など高付加価値が成功の鍵」と語った。
　来年以降は認定を目指す世界農業遺産に関連したプログラムや外国人向けプログラムなどを模索していくことを提案しました。

参加者へのアンケートの結果
7割以上が女性で
３０代から40代が半数を占めました。

　表彰式も行いました。
長良川に息づく伝統と文化が伝わり満足度も高かったプログラムに贈る新設の「長良川文化賞」には、自ら漉（す）いた美濃和紙を使った御朱印帳づくりが選ばれ、パートナーの美濃手漉き和紙職人の松尾友紀さん（３８）が表彰されました。