ユネスコ(国連教育科学文化機関)は和紙・日本の手漉(てすき)技術を無形文化遺産に登録する事を決めました。
無形文化遺産とは、
芸能や祭り、伝統工芸技術や社会的習慣などが対象で、昨年は和食が登録されましたね。
今回登録された和紙は3つ。
国の重要無形文化財に指定されている「石州半紙(せきしゅうばんし)」(島根県浜田市)
「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県美濃市)
「細川紙(ほそかわし)」(埼玉県小川町、東秩父村)
なんと、岐阜県美濃市の和紙が入っています!喜ばしい事ですね♪♪
丈夫で柔らかい和紙の特質だけで無く
(1)後継者の育成
(2)学校での体験事業
(3)楮の栽培促進
などの保存活動が進められている事が高く評価されたそうです。
すたれゆく伝統工芸を次の世代につなげる努力、素晴らしいと思います。
1300年の伝統がある美濃和紙についてはこちらへ
美濃和紙とうだつで有名な美濃市内は古い家屋が保存されており風情があります。
カフェ、蕎麦屋さん、土産物屋さん、和紙工房があります。
廃線となった名鉄美濃町線の旧美濃市駅には駅舎とともに、かつての電車が保存されているそうです。
美濃市では「美濃和紙」を使った「あかりのアート作品」を全国から募集し、重要伝統的建造物保存地区に指定されている
『うだつの上がる町並み』を会場として展示、コンテストをします。
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