ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね。」

2007年05月15日 | 書籍関連
手塚治虫氏に関する蔵書数は、恐らく800冊以上になると思う。彼の作品から学んだ事柄は数多在り、自分の思考体系の根幹は手塚作品によって涵養されたと言っても過言では無い。しかし乍ら、当ブログで手塚作品を取り上げたのは「ロロの旅路」位だと思う。生半可な好きさ加減では無く、崇敬の念を覚えるレベルになってしまうと、なかなか真っ向から取り上げ難いものなのかもしれない。 今回、その様な心理的呪縛を解き放ち、手 . . . 本文を読む
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ガソリンがあちこちで漏れている!?

2007年05月14日 | 時事ネタ関連
東京新聞(5月11日付・朝刊)に「ガソリン漏れ 大丈夫?」という気になる記事が載っていた。先月、福岡県粕屋町のガソリンスタンド(GS)で、地下タンクからドラム缶46本分に相当する約9.2キロリットルのガソリンが漏れる事故が発生していたという。生憎このニュースは知らなかったのだが、その原因は地下タンクの腐食と判明したそうだ。4月1日、当該GSで従業員が燃料の在庫を点検した所、帳簿上よりも約1キロリッ . . . 本文を読む
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「使命と魂のリミット」

2007年05月13日 | 書籍関連
**************************** 十数年前、健康診断で真性弓部大動脈瘤が見付かり、手術を受ける事となった父・健介。それ迄とは何等変わらぬ元気さで、手術室にも笑顔で入って行った父が、手術後は帰らぬ人となって戻って来た。 「あの日、手術室で一体何が在ったのか?」最愛の父を失った夕紀の中で、疑念が日を追う毎に膨らんで行った。「執刀医の西園医師に医療ミスが在ったのではなかろうか? . . . 本文を読む
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ハチのムサシは死んだのさ♪

2007年05月12日 | 時事ネタ関連
近年、一つの事象を「環境問題」とリンクさせ、実態以上に大袈裟に報道されるケースも在る様なので、その点は受け取る側個々が注意を払って判断する必要は在るだろう。唯、そうは言っても、何とも言えない不気味さを感じさせる環境の変化には敏感に為らざるを得ないのも事実。 10日付の東京新聞(朝刊)の特報面に、「世界でミツバチが消える?」という記事が載っていた。九州のほぼ中央に位置する宮崎県椎葉村で70年近く養 . . . 本文を読む
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半兵衛の家

2007年05月10日 | 其の他
昨日の記事「泥棒削り?それとも貧乏削り?」の文末で、ひし美ゆり子さんのブログ「あれから40年・・・アンヌのひとりごと」を紹介させて貰った。「ウルトラセブン」でアンヌ隊員を演じていた彼女と、フルハシ隊員役の”まむちゃん”との交流を記した「あれから40年・・フルハシとアンヌの会話」が何とも言えずほのぼのとしていて、是非とも多くの方々に読んで戴きたいと思ったからだ。 そんな彼女のブログに、昨日新しい記 . . . 本文を読む
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泥棒削り?それとも貧乏削り?

2007年05月09日 | 其の他
最近では使われる機会の減った鉛筆も、自分が小学生の時分には最もポピュラーな筆記具で、夜寝る前には明日に備えて手動(若しくは電動)の鉛筆削り器でガリガリガリと数本削るのが当時の子供達の”儀式”だった。時には鉛筆の両端を削り、(両端の芯を出させる事で)1本に2本分の役割を持たせる事も。当時住んでいた名古屋では、この両端削りを「貧乏削り」と呼んでいたのだが、「泥棒削り」という呼称が他地域で用いられていた . . . 本文を読む
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おめでとう!そして何時の日にか・・・

2007年05月08日 | スポーツ関連
1992年8月16日の甲子園、彼は敵チームから5打席連続敬遠を食らう。この試合では一度もバットを振る事無く、結果を残せなかった彼。しかし5打席連続敬遠という事実が、清原和博選手以来の”怪物”誕生を痛感させた。 1992年11月21日に行われたドラフト会議、最も注目が集まった選手は彼だった。ジャイアンツ、タイガース、ドラゴンズ、そしてホークスと4つのチームが彼を1位指名し、運命の籤引きが行われる事 . . . 本文を読む
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消しゴムは美味しくなかった

2007年05月07日 | 其の他
大好きな作家・東野圭吾氏のエッセー集に「あの頃ぼくらはアホでしたというのが在る。東野氏が自らの過去を振り返り、思わず吹き出してしまう様な”アホな思い出”を書き綴ったものだが、このタイトルを拝借するならば「あの頃のぼくはもっとアホでした」という事になるだろう。小学校低学年時代の自分は、消しゴムを食べた事が在るからだ。 コクヨの子会社で人材派遣業等を行っているコクヨビジネスサービスが、今年4月に小学 . . . 本文を読む
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「キチガイじゃが仕方が無い。」

2007年05月06日 | 映画関連
4月28日から5月3日にかけて、NHKの衛星放送では市川崑監督の手掛けた金田一耕助シリーズ(映画)が一挙放送されていた。市川監督が手掛けた金田一物の内、昨年公開された「犬神家の一族」(リメイク版)を除く全5作品、即ち「犬神家の一族」(1976年)、「悪魔の手毬唄」(1977年)、「獄門島」(1977年)、「女王蜂」(1978年)、そして「病院坂の首縊りの家」(1979年)というラインナップ。 こ . . . 本文を読む
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呪われたCM?

2007年05月05日 | スポーツ関連
先日達成されたジャイアンツの通算5千勝の様にチームや選手にとって大きな節目となる記録なら判るのだが、例えば「1試合で13安打も食らったのに、完封勝利を挙げた投手」とか「プロ初打席から初ヒットを決める迄、最も打席数を要した選手」といった記録をスポーツ紙等で目にする度に、「こんな記録を、良くもまあ引っ張り出して来たものだ。」と感心してしまう。日本プロ野球73年の歴史の中で残されて来た数多の記録が、きち . . . 本文を読む
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お化けにゃ会社も 仕事も何にも無い♪

2007年05月04日 | 映画関連
「1番の『お化けに学校も 試験も何にも無い♪』と3番の『お化けは死なない 病気何にも無い♪』は知っていたが、2番が『お化けにゃ会社も 仕事も何にも無い♪』という詩なのは全く知らなかった。それにしてもウエンツ瑛士ヴァージョン及び吉幾三ヴァージョンも悪くは無いが、やっぱり熊倉一雄ヴァージョン(動画)に優る物は無いなあ。」映画「ゲゲゲの鬼太郎」の冒頭で、ウエンツ瑛士君が歌う御馴染みの主題歌を耳にした際の . . . 本文を読む
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勝ちを積み重ねて5千勝 Part2

2007年05月03日 | スポーツ関連
6位  1987年の日本シリーズ 1987年10月24日~11月1日に渡り、王貞治監督率いるジャイアンツと森祇晶監督率いるライオンズが闘ったシリーズ。結果的には4勝2敗でライオンズが日本一になるのだが、勝敗数や点数差以上にライオンズとの”チーム成熟度”の違いを痛感させられたシリーズでも在った。クロマティー選手の雑な守備や、篠塚和典選手のイージー・ミス等、”子供のチーム”(ジャイアンツ)が”大人のチ . . . 本文を読む
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勝ちを積み重ねて5千勝 Part1

2007年05月03日 | スポーツ関連
昨日行われた「ドラゴンズv.s.ジャイアンツ 」戦はジャイアンツが勝利を収め、これでチーム創立(1934年)から73年目にして通算5千勝を達成した。我が国で初めて職業野球リーグが開始となったのは1936年だが、アメリカ遠征していた関係からその年の春季大会を欠場し、夏季大会から参加したジャイアンツ。従って公式戦での初勝利は同年7月3日に行われた対大東京軍戦だったという。その「黎明期」から「第二次黄 . . . 本文を読む
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「野球再生 よみがえれ魂の野球」

2007年05月02日 | スポーツ関連
広岡御大の著書「野球再生 よみがえれ魂の野球」を読了。「プロ野球を含めた野球全体を、教育と結び付け過ぎている。」、「魅せる野球の定義が狭過ぎる。」といった面には同意出来ないものの、全体を通してなかなか良い事が書かれていると思う。特定チームや特定選手に対して阿るOBが多い中で、己が信念&主張を毅然と貫き通している御大の姿が垣間見られて嬉しかった。 「ジャイアンツを心から愛するが故の苦言も多く呈され . . . 本文を読む
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インターネットの悪用

2007年05月01日 | 時事ネタ関連
この世には光が在れば闇も在る。事程左様に、森羅万象は良き点が在る一方で悪しき点も在るもの。「情報入手が格段と楽になった。」等、インターネットが我々の社会にもたらした恩恵は間違い無く多い。その一方で・・・。 ***************************** 「カルテ内容ネット流出 死亡妊婦の遺族が告訴へ」(4月30日付東京新聞・朝刊) 奈良県の大淀町立大淀病院で出産中に意識不明になり、 . . . 本文を読む
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