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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

頑迷固陋な将・原辰徳

2006年07月01日 | スポーツ関連
訪問先のカナダで、「靖国神社に(一年に)何回行こうが問題にならない。個人の自由だ。」と語った小泉首相。同時に「中国側の言い分に従いなさいという人が、『靖国参拝してはいけない。』という人達でしょう。果たしてそれが良いのか。」とも口にしたとか。彼の頑迷固陋さには最早言葉を失ってしまう。

中国や韓国の媚び諂う必要は全く無いが、少なくとも我が国の中でも首相の靖国参拝に対して賛否が拮抗しているというのに、敢えて事を荒立てるのが真の国益に繋がるものなのだろうか?そして、何とかの一つ覚えの様に「靖国参拝は個人の自由。」と繰り返すだけの首相だが、個人よりも一国のリーダーという立場が最優先されるのを理解しているのだろうか?

自民党高村正彦元外相が、靖国に参拝する人は戦争を美化する、軍国主義を称揚する人だと決め付けるのと同じ様に言い過ぎだ。靖国参拝に批判的な人や中国、韓国を挑発しているのではないか。中国や韓国に(小泉発言を)強く非難させる事で、日本国民の支持を得たいと思っているのではないか。と首相の発言を批判したそうだが、全く同感。

結局、我が国の頑迷固陋な将は、仮想敵(抵抗勢力)を作り上げて、自らへの求心力を高めるというスタイルしか持ち得ていなかったという事か。

頑迷固陋な将と言えば、我がジャイアンツ原辰徳監督も小泉首相と良い勝負に思う。「マスメディアを非常に意識している。」、「発言は多いものの、その殆どが抽象的にして具体性が全く無い。」等、小泉首相と原監督の間には共通点が多い様に感じる。そして、最も似通っているのがその頑迷固陋さではないか。

出でよ、第二の西本聖!!」という記事の中で、原監督の致命的な要素に窮地に陥った際に”蘇生”させる術を持たない。事を挙げた。自らの型に嵌った場合には、イケイケドンドンでチームを走らせられるのだが、一旦自らの型から外れると打つ手を講じられないどころか、何をして良いのか全く考えられずに、唯呆然と”自然治癒”を待っているだけの様に思えてならないのだ。その結果が、昨日迄の10連敗だろう。

そして、もう一つの致命的な要素が、「ターニング・ポイント」という記事でも触れた意固地なだけの頑固さ、つまり頑迷固陋さだと思っている。詳細は当該記事を読んで戴きたいが、特定選手への異常な迄の拘りによってチーム不調和が生み出されていると断言したい。その代表格がディロン選手の起用。

先日、張本勲氏が「打ても守れもしないディロン選手を、何故執拗に起用し続けるのか?その事に選手達は不平&不満を持っているだろうし、ひいては首脳陣に対して不信感を抱き、チームが一体になっていない様に見える。」といった発言をされていたが、自分も全く同じ事を思っている。

2割そこそこの打率だけでは無く、確実性が全く感じられないディロン選手の打撃フォーム。打撃に関してはど素人の自分故、この指摘は誤っているかもしれない。しかし、「走・攻・守」の他の2部門、つまり走&守に関してはハッキリ言って彼からセンスを感じられない。「アウト・カウントが頭に入っていないとしか思えない凡走を繰り返す。」や「唯闇雲に送球しているからこそ生まれる、考えられない悪送球の数々。」、「結果的には相手のエラーからセーフにはなったものの、過去二度の3塁への大暴走。」等々。*1彼に何故此処迄固執するのか理解に苦しむ。

信賞必罰の「必罰」に関しても、原監督の遣り方は最悪と言える。資質に疑問を感じるコーチは何も御咎め無しで、選手だけに敗戦の責任を負わせてしまっているかの様な遣り方もそうだが、二軍落ちさせられて然る可き選手で在っても、そのタイミングは時宜を得たものでなければ無意味で在る。基礎を怠ったプレーや集中力に欠けたポカミスをしでかした選手に対し、”即座に”二軍行きを通知するので在れば、選手の猛省&心身の更なる鍛え上げを期待出来るだろうが、時宜を逸した通知では「何で今?」という疑心暗鬼&恨みを生むだけだ。今季の原監督は、後者のケースが殆どではないだろうか。

一昨昨日の試合後、原監督が「出口を見付け様と皆必死にやっているが、その出口が見付からない。今日も応援して貰ったファンの人に申し訳無い。」とコメントしたそうだが、こんな謝罪をする必要は全く無いと思っている。それよりも、”具体的に”チーム建て直しの方向性を行動で示して欲しい。その方向性が、ジャイアンツの悪しき伝統で在る泥縄補強だというのならば、全く以って笑止千万アリアス選手が7月から合流し、仮に活躍したとしても、それは一時的なカンフル剤に過ぎず、チームの抜本的な体質改善でも何でも無いからだ。

厳しい言い方をするが、「明日から頑張ります。」と言うだけならば、原監督でなくても九官鳥でも事足りる。怪我人が多い事には同情するが、それがイコール無策で消化試合を重ねても良い事には絶対に繋がらない筈だ。「出口を見付け様と必死でやっているが、出口が見付からない。」と言うが、それは自分の型に固執し過ぎているからこそ出口が見付からないのではないか?

チーム状態が悪いからといって、選手達に生卵をぶつけたりするのはファンとして絶対にすべき事では無いと自分は思っている。でも、「選手も首脳陣も一生懸命やっているのだから仕方無い。」と盲目的に応援するのも間違っている様に思う。これだけ無為無策で、将来の”光”(チームの建て直しの方向性)が全く見えて来ない試合ばかりを見せられれば、鷹揚に構えているのでは無く、激しい罵声を浴びせるのがジャイアンツ・ファンの在り方だと思うし、真の優しさだと思うのだが・・・。*2

*1 昨日の試合でも、ディロン選手のセンスの無さは際立っていた。1回の表の本塁悪送球もそうだが、5回裏のジャイアンツの攻撃時の走塁が兎に角戴けなかった。1アウトから四球を選んで1塁に向かった彼。此処で阿部慎之助選手がレフトにヒットを放ち、楽勝で1&3塁の状況と思われたが、”何故か”ディロン選手は2塁でストップ。その後の大西崇之選手のセンター前ヒットにも本塁には戻れず、3塁止まり。「四球、ヒット、ヒット」の”3連続ヒット”とも言える展開で点が入らない事に嫌な予感がしたが、案の定次打者の小坂誠選手が三塁併殺打を食らい、無得点でのこの回を終える事となった。勝負に”ればたら”は無意味だが、もしディロン選手がまともな走塁をしていたならば、この回に1点は最低入っていただろうし、その後の展開も大分違ったものになったのではないだろうか。

*2 きっちりと結果を出せない選手が一番悪いのは言う迄も無い。しかし、理解不能な選手起用を繰り返しての敗戦で在れば、監督が責任を問われるのも致し方無いと思う。

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それにしてもひどすぎる (スーパーサウスポーあさちゃん。)
2006-07-01 02:51:37
昨日(6・30)の試合、タイガースが快勝したというより、ジャイアンツが自滅したという試合でしたね。



ベンチの表情もお通夜かと思いましたよ。



そんな中、最後までライトスタンドで一生懸命に応援するファンの方々のためにも、意地を見せて欲しいものです。

火曜日からね。。。



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それと (スーパーサウスポーあさちゃん。)
2006-07-01 02:59:59
ということで、阪神ファンですが、大勝に素直に喜べません。



前日の練習で岡田監督が調子の上がらない打線の奮起を促すために自らバットを持ってフリー打撃を行い、サク越え寸前の快打を披露。ナインに無言のゲキを飛ばした。



って、自ら範を示したのが効果を奏したのでしょうが、原監督は「二番煎じは嫌」と思うんでしょうね。

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経験ではなく、対処する能力 (まなぶ)
2006-07-01 04:34:20
giants-55さん、今晩は~♪



プロ野球に疎い私の意見で申し訳ないのですが・・、



“達人は型にこだわることで敗れる”

というような言葉を、巨人ファンの父に聞いたことがあります。

空手の有段者が、酒場の酔漢に負けてしまうことがあるという例え話です。

武道の型、基本、構えに固執するが故に、単純に“喧嘩”に勝つことを念頭に置くストリートファイターに、呆気なく敗れてしまうことがあるという皮肉。

精神論ではありませんが、勝てない状態やスランプには、理屈とは別な要素もあるように思います。



小泉首相には、傲慢さが見え隠れしますネ。

言葉を尽くし、相手に理解させる、歩み寄る姿勢

それが今の小泉首相には、欠けている気がします。

強くワンマンなリーダーが国を導いた歴史は認めつつも、

この国は民主主義の国です。

結果オーライでは困ります。(結果も出せてませんが・・)

閣僚や官僚に丸投げ、同じ言葉の繰返し。



国民を向いた肌理の細かい説明姿勢が必要だと感じます。

ある諺です。

“自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。これほどばかげていて根拠のない考えはない”



ナイアガラの滝に浮かれ、ブッシュと旧交を温め、

“ラブミーテンダー♪”

国民はじっとみています。

秋までに思わぬ躓きをみせないか・・・

真剣に心配です私〆







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迷走してますね。 (syuu)
2006-07-01 09:06:17
 原監督も小泉さんも、迷走しっぱなし・・・というところでしょうか?昨日、小泉さんが「エアフォースワンに乗せてもらい、エルビスの家に連れて行ってもらった」云々のニュース?が流れておりましたが、そんなことに浮かれているよりもすることがあるだろうが!と言いたいところです(笑)どこかの番組コメンテーターが言っておりましたが、「エルビスの家に行く前に、イラクに言って自衛隊の撤退を手伝って来い!と言いたい」確かに!という感じです。

 原監督も、一時期の快勝ぶりとは打って変って・・・。我が身を振り返って問題解決を図ることも必要でしょうね。それは原監督に限ったことではないですが、これからの夏の暑さで、迷走はさらに続きそうな気がするのは私だけでしょうか。
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うちは去年もう1つ余計に連敗しました(涙 (ルパート・ジョーンズ)
2006-07-01 09:19:49
心中お察しします。原監督を見るに、アルモンテに固執して失敗した昨年のうちのヒルマンの姿が重なるようでして……

ただ1年目は春先だけ絶好調のあと大失速した星野阪神が、翌年にリーグを制覇したという例もあります。今の苦境を教訓にできれば、原監督もチームも成長できるのではないかと思いますよ。



あと、このエントリとは関係ないのですが、例の福川選手のホームランボール、無事見つかったそうです。先ほどトラックバックさせていただきました。
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ディロン… (かんさいや)
2006-07-01 11:27:35
うちの岡田も一年目、意味もなく葛城を使い続けファンから非難を浴びたことがあります。

葛城ってべつにやらかしまくったわけじゃないけど走攻守に目立ったところがなかったから見てていやでしたね。

いま岡田がディロン使ってたらファンやめたいですね(泣)

アリアスはディロンよりじゅうぶん使えるので阪神戦以外で活躍してほしいものです。



どこの監督も一度は誰かに固執したりするんでしょうねえ。ディロンみたいなのがいるとチームのモチベーションはさぞかし下がるでしょう。

原監督は具体的プランがなく迷走しちゃってますね。

昨日の試合見て「ちゃんと練習してるのか?」と不安すら覚えました。

ケガあけの阿部が走塁しただけで足痛めたみたいであきれました。

どこのケガかしらんのですが、足トレしてなかったんかい?と突っ込みましたとも。

上原が出てきたらさすがに阪神も負けるでしょう…と断言しきれない心の痛さは何だろう。



小泉総理はそんなに靖国が好きなら議員を辞めて靖国の神主さんにでもおなりになればよろしかろう。

余計な火種はまくべきではないと思うのですが。

そのくせアメリカへの追従はいかがなものかと思います。
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中途半端が一番いけません (破壊王子)
2006-07-01 12:44:19
ここ数年ジャイアンツの応援パターンがマリーンズのそれによく似ている話がございます(かなり婉曲な表\現ですが)

球団もその気なのかどうかはしりませんが、タオルを配ったり、ビッグフラッグを容認してますね。ちょっと前に、もっと小さいナベツネ批判のプラカードはすぐに下げさせたのに。

さて、どうせなら18連敗まで同じようにしてみましょう。幸か不幸か原監督の横に経験者がいらっしゃる(笑)



その時にどうなるか?

特に応援団の振る舞いを見てみたい。

1ギャラリーとしては注目です。



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Unknown (Sango-Q)
2006-07-01 14:00:06
いっそ今日も負けて球団記録を更新してはどうだろう、などと半分本気で考えています。



今朝の報知新聞はディロン選手へのかなり厳しい批判が載っていました。

報知が巨人の選手にあそこまで書くことは珍しいと思います。



こんなに情けない試合が続くのに、球場に来てくれるお客さん、TV・ラジオ中継を視聴してくれる人たち、観戦はしなくても結果を気にしてくれる小さなファン。毎日報知新聞の購読する人だっています。

原監督に「誰のための、そして何のためのプロ野球の試合なのか」を思い出してもらいたいです。

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他人事とは・・ (りさ・ふぇるなんです)
2006-07-01 14:22:07
え~・・今シーズン初めは今岡選手がディロン選手状態でしたので・・・・お察しいたします。。

阪神の場合は他の(時に鳥谷選手)がしっかり者の孝行息子でしたので、何とか切り抜けたり切り抜けられなかったり・・・



ジョージをよろしくお願いします。

彼は守備はうまいです。

でもちょっとナイーブな性格で、ちょっとしたことですぐ落ち込んでしまいます。

息子さんはとても可愛いです。

ファンの皆さん、優しくしてあげてくださいね。

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過去の経験から学んで・・・ (ハニスポ)
2006-07-01 14:29:55
原監督が選手時代およびコーチとして仕えた監督は、今は亡き藤田さん、王さん、長嶋さんの3人でした。

あくまで個人的な印象ではありますが、藤田氏はそう簡単に考えを変えない頑固さを以って采配を振るっていました。王さんはコーチの意見を聞き入れない頑迷さの一方で、1年毎にチームコンセプトを変えてしまう曖昧さで苦しみました。長嶋さんは一度決めた方針や重要なポジションに抜擢した選手をコロコロと変えたりしていました。

推測ではありますが、原監督は藤田さんの2度の任期に「監督としての理想像」を見出し、王さんや長嶋さんには「反面教師」を見出し、今までの振る舞いに至っているのではないでしょうか。何せ、藤田さんの2期目では、当時若手だった緒方内野手(現・二軍コーチ)がエラーを連発しても使い続け、チームの主力にまで育て上げたのですから。

(蛇足ではありますが、タイガース・岡田監督が救援失敗を繰り返していたストッパーの久保田投手を頑として代えなかったのは、ストッパーを一回の失敗だけでコロコロ代えていた長嶋さんを反面教師にしていると言われています)



しかし、藤田さんの頑固さは管理人様曰く「柔軟性を伴った頑固さ」であり、今の原監督の「頑迷さ」とは大違いです。

原監督としてはディロン内野手の5番三塁スタメン起用には、得点力不足を解消し3番二岡内野手、4番スンヨプ内野手の負担を減らす狙いがあったと思うのですが、現状では得点力不足解消どころか守備のミスで「常に相手に先制される」「リードしてもすぐひっくり返される」等と失点増加の憂き目に遭って、明らかに裏目に出ています。

物事に「たら」「れば」は禁物ですが、藤田さんだったらディロン内野手を二軍落ちさせて、「相手に先制させない」「リードをそのまま保つ」ために守備力の安定した内野手(岩館内野手、脇谷内野手、打力も欲しいなら黒田内野手)を昇格させて抜擢し、5番には(現在不調なものの)経験豊富なベテランで打力のある清水外野手を抜擢するという策を執るはすです。



ただ、藤田さんにも、第2期4年目に桑田投手がチームを裏切り続けていてもかばい続けていた等、「頑迷さ」を感じられる所はありました。確かに桑田投手は当時の「先発3本柱」の1人ではありましたが、桑田投手をかばい続けたおかげで6月頃に最下位に転落し、途中加入した大久保捕手の活躍によって優勝争いに加われたものの、結局優勝を逃したのですから、桑田投手の過保護は明らかに愚作の様に今でも感じています。

もしかすると、原監督は今、その時の藤田さんの二の轍を踏んでいるようにも思えます。



だから、ここは一度、原監督は今までを振り返ってみて、(チーム)何が必要で何が不要かを落ち着いて整理し理解してもらいたいと思っています。

管理人様の記事「ターニング・ポイント」に対して、私は「一・二軍総入れ替え」を提案しましたが、これは原監督およびコーチ陣に一時的にベンチの外で「一軍の戦い」を見て、4月に持っていて5~6月に失っていた「何か」をゆっくりと見出して欲しいという思いも込められています。

「何がなくて、何を補う」かを的確に理解・実践する事に専心すれば、原監督の「頑迷さ」は「柔軟性を伴った頑固さ」へと進化するでしょう。

いや、進化しろ(命令形)。



ついでではありますが、ディロン内野手の件ですが、5月初めに1回目の一軍昇格で見せた勇姿と今との大違いぶりに理解に苦しんでいます。

一度二軍落ちした後、(ファンが)一時その行方を知る事が出来ないでいたのですが、その間に何があったのでしょうか。

まさか・・・1回目に一軍昇格したディロン内野手と今のディロン内野手が「全くの別人」なんて事は・・・ないですよね?
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今年は優勝禁止? (ハニスポ)
2006-07-01 14:53:29
2006-07-01 14:29:55の書き込みで誤字脱字がありました。

誤:(チーム)

正:(チームにとって)



あと

>Sango-Q様

私なんかいっその事「マリーンズ(18連敗の

日本記録)越えしてしまえ」とも考えています。



正直、選手達のみならず監督・コーチ達ですらここまで連敗を伸ばせてしまう程の無為無策ぶりというのは明らかにおかしいです。

例え、ここから立て直してリーグ優勝をしたら、その奇跡(?)に酔い、「この惨状が何故起こり、何故ここまで酷くなったのか?」という事をチーム全体が全く反省せずに終わってしまいそうな気がします。



ならいっその事、「ジャイアンツは今年優勝するな」と思います。

確かに「4年連続V逸」という「10年連続アジア一になっても永遠に拭えない屈辱」に塗れる事になりますが、この惨状をチーム全体が正確に反省しないまま来年以降戦い続けてもらっても「百害あって一理もなし」でしかありません。



再び極論・暴論になりますが、皆様はこの意見にどう考えますでしょうか?



最後に

成績を見ていて、最低でも8~9月の全試合を全勝しないと優勝は不可能という気持ちになってきています。

返信する
Unknown (Sango-Q)
2006-07-01 15:57:35
>ハニスポ様

19連敗、いいかもしれませんね。プロの集団、負けようと思ったってそうそう連敗できるものではないでしょう。ワーストであれ、日本一の記録はそれなりにすごいかもしれません。と、なんだか自暴自棄になっていますが・・・。

わたしももういっそ優勝して欲しくない気持ちです。

いわゆるメイクドラマのあとの不調は「俺たちは奇跡を起こせるから最後に頑張れば良い」といった根拠なき自信が、心の片隅にあったことが原因のひとつではないかと考えているからです。

この一試合は二度とない一試合なんだ、という気持ちで戦って欲しい。そういった選手やスタッフの心意気は見ているファンに伝わります。たとえ負けても今日は良い試合だった、と思ってもらえるはずです。そういった地道な戦い方を重ねての逆転ならむろん大歓迎です。

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>Sango-Q様&ハニスポ様 (giants-55)
2006-07-01 21:52:26
書き込み有難うございました。



過去3年間、先の光すらも見えない暗黒のチーム状態に在ったジャイアンツ。そんな状態を経て来たからこそ、今季はチームを挙げて抜本的な”体質改善”に当たるのだろうと期待していたのに、泥沼状態に陥ると取り立てて策を講じる事も無く、無為無策のまま敗戦を重ね、にっちもさっちも行かなくなった所でジャイアンツの悪しき伝統とも言える泥縄補強に走る。これじゃあ真にジャイアンツの将来を憂いているファンは納得出来ないし、馬鹿にされている様な気すらすると思います。



過去の失敗を反省材料に出来ないチーム。そんなチームならば、連敗日本記録更新をして泥沼に沈み込んだままでシーズンを終えないと、又同じ事の繰り返しになってしまうという懸念は自分にも在りました。でも、いざ今日の試合で勝った選手達の姿を見ていると、勝って本当に良かったなあ・・・と思ってしまうのですから、これもファンの哀しい性なのでしょう(苦笑)。



今日の試合を振り返って見れば、別段目新しい事をした訳でも何でも無く、選手個々が当たり前のプレーを当たり前に行い、緊張感を持続してポカミスをしなかった事が勝因でしょう。逆に言えば、これ迄当たり前のプレーが当たり前に出来なかったし、当たり前のプレーが出来ない選手を使い続けていたという事にもなりますよね。



長嶋監督(第二次政権)のメイクドラマは確かにドキドキしたし面白かった。でも、Sango-Q様が書かれている様に、その事でジャイアンツというチームに全く根拠の無い、或る意味捻じ曲がった自信が芽生えてしまったというのは在る様に思います。だからこそ、チーム状態が落ち込んでしまうと、その根拠の無い自信にのみすがらざるを得ないし、そして当然根拠の無い自信にすがっているだけでは、更に泥沼に沈み込んで行くという悪循環を生み出しているとも言えます。



原監督の言動からはニスポ様が書かれている様に、藤田元監督への敬愛の念が深く感じられますし、藤田野球の再現を念頭に置いているのは間違い無い所だと思います。長嶋野球や王野球を反面教師にしている様にも感じられます。先人達の良き点を素直に取り入れていく事は決して悪い事では無く、寧ろ評価したいのですが、原監督の場合には単に模倣しているだけの様に感じられ、其処に不安を覚えます。先人達の良き所から、自分なりに”換骨奪胎”し、アレンジを加えて行けば良いのですが、それが出来ていないというか、しようとしていない様に思うんです。だからこそ、自分の型(実際には先人達の型と言えますが。)に嵌っている時にはガンガン突っ走れるのですが、一寸でも型から外れてしまうと御手上げ状態になってしまうのではないかと。



話は一寸逸れてしまいますが、彼の選手起用にも好き嫌いを感じる事が多く、それも自らの型に嵌っていない選手は受容し難いという面から来ているのではないかという気もしています。



兎に角原監督に言いたいのは、「廻りの目を気にせずに、地の自分を曝け出して欲しい。そして、失敗しても構わないので、自らの野球スタイルを考え出して、それに邁進して欲しい。」という事。妙に意固地にならず、柔軟な頭を持って貰いたい。



今のジャイアンツの現状に、「だから星野仙一氏をジャイアンツ監督にすれば良かったのだ。彼の監督就任を否定した者は、自業自得と思って諦めるべき。」といった趣旨の記事が見受けられました。星野氏が監督就任していたら、確かに一時的に強いジャイアンツが出来上がったかもしれませんが、それは持続的な強さには為り得なかったろうと、彼の過去の実績&性格から自分は今もそう思っています。原監督がチーム再建にベストな選択肢だったかに関しては正直迷いが生じていますが、でも少なくとも星野氏よりは数百倍良かったと今でも確信しています。だからこそ、原監督により器の大きい人間になって貰って、名将の道を歩んで欲しいです。



連敗脱出の喜びから、何時も以上に意味不明な長文&駄文になってしまった事を御詫び致します。
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>ハニスポ様 (giants-55)
2006-07-01 21:58:31
昨日の試合後に原監督がディロン選手に付いて、「イップス(http://964.jp/Z3Vs)では無いと思っているが・・・。」とコメントしたとか。もしイップスならば呆れを通り越して最早笑うしか無いです。腰痛が酷くてメジャーで半引退状態に在っただけで無く、イップスを抱えた選手を獲ったとしたら・・・。ジャイアンツの渉外部門は一体何をしているのでしょうね。結局、それなりに使える選手は全て他チームの御古。こうなったら渉外部門では無く、御古貰い受け部門と名将を変えた方が良いのではないでしょうか(苦笑)。
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Unknown (Sango-Q)
2006-07-01 23:17:32
たびたびの書き込み、恐縮です。

レスありがとうございました。

結局私も久しぶりの勝利を喜んでしまいました。ああ、性懲りもない・・・。



ところで仁志選手が二軍落ちです。

確かにここのところ結果を出していませんが、正直どうして? といった気持ちです。
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>Sango-Q様 (giants-55)
2006-07-01 23:29:09
書き込み有難うございました。



無為無策な敗戦に怒りをぶつけつつも、勝てば勝ったで嬉しくなっちゃうのはジャイアンツというチームに惚れ切ってしまった身の弱みなんでしょうね(苦笑)。



今日はまともな試合運びが出来ましたが、明日以降もこれを続けて行けるかが問題。気の抜けたプレーやポカミスをしでかした選手は即刻二軍落ちさせ、レギュラー獲りを強かに狙っている選手とガンガン入れ替えて貰いたい。



大好きな仁志選手では在りますが、打てばダブルプレーorポップフライという状況がずっと続いているのでは、二軍落ちも致し方無い処置と自分は捉えています。高校時代から反骨精神盛んな彼故、絶対にこんな事で終わる選手では無いと信じています。蘇れ、仁志選手!!
返信する
巨人もわが国も先行き心配 (o_sole_mio00)
2006-07-01 23:35:28
巨人軍はようやく連敗に終止符を打ったようですね。



4月は好調だったものの、故障者の続出が気にかかっていましたが、ワールドカップの盛り上がりに野球から目が遠くなりがちでしたが、いつしか首位陥落、連敗に次ぐ連敗といったいどうなっていたのかと心配していたところです。



冒頭の小泉首相の発言ですが、聞く人が聞けば一国の首相としての器量を書いた発言であることが一目瞭然ですが、これがこの国の「正論」になりつつあるのではないかと、いささか心配しています。



巨人も連敗を止めたに過ぎません。わが国ともども先行きが心配ですね。
返信する
ホッとしたけど (オールド)
2006-07-02 01:06:15
今日の試合が終わったとき、ああまだ勝てるんだ、とりあえず10連敗で済んだ、などと情けないことを思ってしまいました。

それはともかく…私は昨年「彼」が監督になることがあったら、長かったGファン&プロ野球ファン生活を終わりにする、と決めていました。だから負け続けて情けないなあと思いつつ、そう思えることは嬉しいことでもあるんです。

原監督に抱いていたイメージが最近少し違ってきているのですが、苦しんでひと回り大きくなることを願っています。
返信する
>オールド様 (giants-55)
2006-07-02 01:36:27
書き込み有難うございました。



6月は結局6勝19敗と大きく負け越したジャイアンツ。そして、昨日迄は最下位に沈んだ1975年以来の10連敗中。こんな状態では、ネガティブな気持ちになってしまうのは仕方ないでしょうね(苦笑)。



自分も星野仙一氏がジャイアンツの監督に就任したら、四半世紀を軽く超えるジャイアンツ・ファン歴にピリオドを打つ所存でした。愛すべきジャイアンツが、個人の権力欲&名誉欲を満たす為のワン・ステップに用いられるで在ろう事に、堪え難い思いが在ったからです。ですから、その意図が別の所に在ったのかもしれませんが、広岡御大&カネやんが声高に反対を表明し、結果的に彼の就任を阻止してくれた事に心から感謝していますし、名前の挙がっていた候補者の中ではベストでは無いけれどもベターな人物として、原辰徳氏が就任してくれた事を嬉しく思いました。



原監督には現状致命的な欠点が在ると思っています。でも、それは本人の努力次第で改善は出来るものだし、それが出来る人物だとも思っています。全く期待薄の相手で在れば、批判も苦言も呈さないと思うんです。言うだけ無駄ですから(笑)。原監督には期待を捨てていないからこそ、今後もバシバシ批判すべき所は批判し、認める所は率直に認めて行きたいと思っております。
返信する
仁志 (ぶりゅーわー@ソレイタだ木田)
2006-07-02 10:32:07
>仁志

二軍落ちですか・・うーん、よくわかりません。原監督は仁志のどこが気に入らないのですか?連敗が止まったとはいえ、これから仁志の力が必要なことはいくらでもあると思いますが。また、結果が出ていないのは、使われ方に継続性がないからでは・・わたしは、原監督の頑迷固陋さがここにあるように思います。
返信する
お久し振りです ( oumo)
2006-07-02 18:34:52
いやー知らないうちにジャイアンツはひどい状態になってまして、

今年は優勝できるかもって、勝手に思っていたのですが、まあ全然かまいませんよー



ドンドン負けてください

膿を出しましょう。



チームを改革しましょう



今は、迷走中ですが

いつか必ず光が差し込んできます



10年計画くらいの気持ちで

チームを作りましょう。



仁志選手

どんな環境でも 腐らず

自分の全てを出せるように。



たった一人の人間に影響させられるんじゃなく影響を与える選手でいてください。
返信する
>ぶりゅーわー@ソレイタだ木田様 (giants-55)
2006-07-03 01:29:22
書き込み有難うございました。



”仁志親衛隊”?の一員で在る自分ですが、今回の二軍落ちに関しては致し方無かった様に思います。第一次政権時の、原監督の仁志選手に対する処遇には非常に疑問を感じ、憤りを覚えておりましたが、今季に関しては良くぞ此処迄我慢して起用して来たなあと、原監督を批判する気が起こらないというのが正直な気持ちです。



原監督自身が”大人”になったという面も在りましょうが、マスメディアの報道を非常に気にする原監督故、他選手以上にその処遇に配慮したという面も在るかとは思います。でも、小坂選手ばかり起用するのでは無く、時には仁志選手にスタメンの機会を与えていましたし、小久保選手が長期離脱に到った際には、臨時のキャプテンに原監督自らが仁志選手を指名し、先日の緊急練習ではこれ又原監督直々に仁志選手に打撃指導をする等、3年前には考えられなかった程配慮をしていたと思うんです。



にも拘らず、残念ながら仁志選手の今季の打撃は低迷を続けました。バットにボールが当たればダブル・プレーかポップフライ、後は外角低めに落ちる球に毎回の様に三振というのでは、流石の自分も「仁志選手を起用しないのはおかしい!」とは言えない状況でした。



あくまでも私見ですが、今季の彼の不振はメンタル面よりもテクニカルな面に在る様に思います。選球眼が非常に悪いのが気になる所。反骨心の塊りの様な彼ですから、二軍に落ちた位では挫折する選手では無いと信じています。
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>oumo様 (giants-55)
2006-07-03 01:44:34
書き込み有難うございました。



昨日は内海投手が大好投(井川投手も良かったのですが。)を見せてくれた御蔭で、ジャイアンツは何とか2連勝を飾る事が出来ました。しかし、相変わらず打線は今一つという感じですね。7回裏に待望の追加点を上げ、尚且つ1死2&3塁で大西選手に代えてディロン選手を打席に送った時にとても嫌な予感がし、”案の定”空振り三振&後続も得点出来ずで、1点の追加点だけで終わってしまった段階で、「こりゃあ8&9回に追い付かれ&逆転される展開だ。」とドンヨリトした思いが脳裏を占めました。結果的に内海投手の踏ん張りで勝ったのですが、普通ならあそこで流れが変わる嫌なシーンでした。何故あれ程迄に打てる気配が全く無いディロン選手を、相変わらず起用するのか?猫ひろし氏の芸が受けているのと同様に、自分には不思議でなりません(苦笑)。



ジャイアンツの抜本的な体質改善は、殆ど進んでいないと言えるでしょう。何度も触れていますが、アリアス選手の泥縄補強なぞは、これ迄の悪しき伝統の踏襲としか思えません。



ナベツネは、「原監督は悪くない。怪我人がこれ程迄に続出したのが原因。東京ドームの人工芝が悪いのだ。」と、訳の判らない摩り替え論を口にしていましたが(人工芝が、選手の怪我の要因の一つで在る事は自分も否定しませんが。)、こんな事を言っている様じゃあ来季以降も御先真っ暗と言わざるを得ません。



仁志選手ですが、3年前に”干されていた”時にはかなり腐っているのが画面からも感じられましたが、今季はかなり前向きに頑張っていた様に思います。それだけに大不振が残念でなりませんが、彼の事ですから必ずや復活してくれると信じています。ジャイアンツにとって、彼は絶対に必要な選手で在ると今でも思っていますし。
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プッシュボタン監督 (Ryo Ueda)
2006-07-07 13:41:33
原監督は、整備されたチームを任されたのであれば、きちんと結果を出すマネージャーではあります。MLBではよくそういう監督のことを「プッシュボタン監督」といいますが、それはそれで特別な能力ですし、それを有していたケイシー・ステンゲル(彼はヤンキース以外のチームではまったくの「負け犬」でした)や、現在のジョー・トーリもその能力は高く評価されています。実際、原監督も2002年は日本一になっているわけですしね。



しかし、現在のジャイアンツは、骨抜きFA、逆指名ドラフトの活用を間違えたナベツネ主導のフロントによるチーム編成の失敗によってガタガタにされ、一から再建しなければならないチーム。残念ながら原監督には第一次政権当時の長嶋監督や藤田監督のように、若手を我慢して育てる能力は欠けています。そういう意味では、星野仙一氏に目をつけたのは間違いではなかったのですが、彼にしてもチーム編成全般を握る「GM兼任」的な権限を委託されなければ絶対に監督は引き受けませんから、そんな気のサラサラない読売のフロントとはハナからまとまる話ではなかったわけです。

結局、現在の原監督を取り巻く状況は堀内監督のときとまったく変わっていないわけです。私はもうOB以外の人選も外国人監督の招聘(ジョンソンやホワイトだったらOBですしね)もありだとは思っていますが、結局はフロント自体が親玉から総入れ替えしない限り、読売ジャイアンツの衰退には歯止めがかからないと考えています。
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