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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

黒白付け

2015年05月18日 | 其の他

」には、先人達が体得した教訓が詰まっている。知らぬ諺に出会し其の意味する所を知ると、的を射ているなあ。」と感心するのだが、同じ諺でも、全く正反対の(乃至は食い違う)意味合いの物が在ったりするのだから面白い。パッと思い浮かぶだけでも、以下の通り。(意味合いは、リンク先を参照の事。)

 

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1.  好きこそ物の上手なれ下手の横好き

2.  危ない橋を渡る石橋を叩いて渡る

3.  善は急げ急いては事を仕損ずる

4.  転ばぬ先の杖泥棒を捕らえて縄を綯う

5.  溺れる者は藁をも掴む鷹は餓えても穂を摘まず

6.  痘痕も靨坊主憎けりゃ袈裟迄憎い

7.  待てば海路の日和在り思い立ったが吉日

8.  渡る世間に鬼は無い人を見たら泥棒と思え

9.  三人寄れば文殊の知恵船頭多くして船山に上る

10. 瓜の蔓に茄子はならぬ鳶が鷹を生む

11. 柳の下に何時も泥鰌は居ない二度在る事は三度在る

12. 蒔かぬ種は生えぬ棚から牡丹餅

13. 覆水盆に返らず元の鞘に収まる

14. 一石二鳥二兎を追う者は一兎をも得ず

15. 立つ鳥跡を濁さず後は野となれ山となれ

*********************************

 

「おいおい、何方が正しいんだよ。」と言いたくもなるが、何方も正しいのだろう。同じ出来事を取り上げても、経験した人によって感じ方は違い、又、其処から得られる教訓も異なったりする。愛情表現1つ取っても、「此の形だけが正しくて、其れ以外は誤り。」なんて事が無いのと一緒だ。

 

近年、「全てに於て黒白付けを“強いる風潮」が強くなっている様に感じる。「で無かったら(又は、右で無かったら左)」なんていうのが良く見受けられるケースだが、冗談で言っている範囲なら未だしも真剣にそう考え、異なる主張を完全排除し様とするが、少なからずたりするのだから、本当に困ってしまう。

 

一般人でもどうかと思うのに、政治家の中にもそういう輩が“増殖”しており、何とも言えない危うさ覚える


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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もっと議論してほしい (梅吉)
2015-05-20 00:24:33
いつの時代も国会、国会議員は強引、傲慢
なんですね。
こういうのは議論深めたうえで決めるべきなのに
あいまいなまま、具体的な方向性が定まらないまま
安保法制決めて良いんでしょうか。
あまりにも急進的というか国民ないがしろで
決めてるとしか思えないですね。
国民投票法案がもしあったら
迷わず反対票入れますよね。
もっと議論してほしい
議論したうえで具体的に決めてほしいです。
以前の自民党はこういうことには
あらゆる政策には深く議論してきたではないですか。
アベさんのなんでも言いなりであなたたちは
それで本当に良いんですか。
国民を戦争に巻き込む、戦場に送り込む
ということになりかねない政策、法律になるかも
しれないというのに決めたことだから賛成では
国民は納得、理解しないと思いますよ。

戦争をやること自体罪であるということを中年以降の人たち、団塊の世代の人たち、戦中派の人たち
それより上の世代のおじいちゃん、おばあちゃんが
お孫さんたちに息子さん、娘さんたちに伝えたい。
戦争は悪いことだよ、犯罪に加担することになるよ
と。









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>梅吉様 (giants-55)
2015-05-20 04:28:41
書き込み有難う御座いました。

自分の主張に賛成している人間許りを集め、所謂「有識者会議」を立ち上げて、然も議論を行ったかの様に見せ、最初から決まっている「結論」を出させるという事に、一体何の意味が在るのだろうか?此の手の「有識者会議」は昔から在ったけれど、安倍政権(最初の時も含め)は特に其れが酷い。国民を愚弄していると言われても、仕方無いでしょうね。

昔の自民党は、もっともっと幅が在る政党だった。色んな考えの政治家が居て、或る程度バランスが取れていた。然し、今の自民党は“安倍党”になっている。中選挙区から小選挙区に移行した事で、公認候補にして欲しいが為に、安倍首相には一切口答えしない人材が、多数を占めてしまった。非常に危うい状況だと思います。
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