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① 寂しい
数日前からスポーツ紙で報じられてはいたが、ジャイアンツとファイターズ間での大型トレードが決定&正式発表となった。ジャイアンツ側は「二岡智宏選手と林昌範投手」、ファイターズ側は「マイケル中村投手と工藤隆人選手」という組み合わせ。今季も活躍したファイターズの両選手に対し、ジャイアンツの両選手は今季結果を残せなかった。今季に限って言えば、非常にアンバランスさを感じるトレード。
先日の記事「ライオンズおめでとう!」にクロ様が「ナベQと伊東の指導者としての評価が逆転する日が来るとは、10年前には考えもしませんでした。タイムマシンで10年前に戻って、知り合いに『ナベが将来、日本一(監督)になる。』なんて言ったら、病院に連れて行かれそうです。」という書き込みを下さり、「確かにそうだなあ。『一寸先は闇』とは、正しくこの事か。」と思った物。同様に、数年前で言えば二岡選手&林投手がトレードに出されるなんて、野球ファンの殆どが思っていなかっただろうし、当人達もそうだったのではないか。手首を上手く使い、逆方向(ライト方向)に長打を放つ二岡選手の打撃。高い三振奪取能力を有し、クローザーとして結果を残した林選手。高い技術力のみならず、その人気も高かった。「今季は不振に苦しんだ。」という事以外に、「“下半身スキャンダル”を起こした。」という共通点を持つ両選手。この手のスキャンダルを嫌うジャイアンツとしては、「彼等の放出、先ず在りき。」で動いていたのだろう。
「覇気に欠けるプレー・スタイル」や「ゴロを打った際の1塁へのチンタラ走り」等、二岡選手には不満が非常に在った。林投手に関しても、今季はダブル・ストッパーとして期待していたので、その不振には裏切られた思いが強い。とは言え、彼等が大事な生え抜き選手だったのは事実で、ジャイアンツから居なくなってしまうというのは寂しい。マイケル投手&工藤選手が素晴らしい能力を有しているのは判っているが、レギュラー・クラスの生え抜き率が高くは無いジャイアンツだからこそ、彼等には残って欲しかった。
「ライオンズが、清水隆行選手を金銭トレードで獲得へ」という報道も。ジャイアンツ一筋13年。類い無い打撃センスを有し乍ら、守備の不安から此処2年は出番が大幅に減っていた。それでも彼の名前がアナウンスされると、場内は一際大きな歓声が沸く。玄人好みする選手の一人だろう。報道によると清水選手が自らの働き場所を求め、球団側にトレードを直訴していたと言う。彼がジャイアンツから居なくなったとしたら、これも寂しい話だ。
唯、新天地で彼等の働き場所が在るとしたら、何とか活躍して欲しいとも思っている。「プロは結果を残して、なんぼの世界。」だし、渡辺久信監督の様に“他所の釜の飯を食う”事で、自身の視野を広げられる可能性も在る。良い経験を多く積んで、指導者としてジャイアンツに戻ってくれれば、それはそれで嬉しい。
頑張れ、3選手!そしてファイターズから来てくれる2選手には、心から歓迎の意を表したい。
② どういう考えを持とうが自由だけれど
その論文内容が政府見解等と異なるとして、航空幕僚長の職を更迭&定年退官となった田母神俊雄氏。当該する論文を実際に全て読んだ訳でも無いので、具体的にどうこう書くのもどうかとは思うが、報道された内容(かなり詳細に、その内容が記された物。)を見聞した限りでは「何だかなあ・・・。」という思い。「自虐史観に拘泥され過ぎるのはどうか?」という点は納得出来るが、内容面では極右や極左と称される人達が概して披瀝する「All or Nothing」の思考、即ち「自身が好ましく思う対象にとって好ましい事柄は全て正しく、逆に嫌いな対象にとって好ましからざる事は全て存在し得ない。」という様な思考が感じられ、それが「何だかなあ・・・。」という思いに繋がってしまう。会見で田母神氏は「戦争を体験していない者が、誤った歴史認識(と田母神氏自身が思っている事)を正しいと主張するのはおかしい。」といった主張をしていたが、それを言ってしまったら1948年生まれの彼自身も戦争体験が無い訳で、結局は「先ず結論在りき」で自身に都合の良い記述だけを寄せ集めただけという感じ。個々人がどういう考えを持とうが自由だけれど、何処の世界にもその立場によって、言って良い事といけない事は当然在る。彼の立場で政府見解と異なる主張をするのが、適切だったとは思えない。多くの自衛隊員は真面目に頑張っていると思っているし、だからこそ自衛隊その物が白い目で見られない為にも、上層部は自身の言動に留意して貰いたい。
又、兵庫県の井戸敏三知事が「東京一極集中を打破する為の旗を揚げなければならない。関東で震災が起きれば、東京は相当なダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、その為の準備をしておかないといけない。」と言い放った件にも、「何だかなあ・・・。」という思い。「東京一極集中には問題が在る。」という主張なら判るのだが、だからと言って「関東で震災が起こる=チャンス」と口にするのは、“人として”どうかと思う。当人は一貫して「何が問題なのか?」という開き直りを見せていたが、「あの発言が不適切で無い。」とするのならば、(他のブログで書かれていた様に)「関西で大震災が起きれば、うちにとってチャンスだ。」と他の地域の首長が口にしたとしても、それは「適切な発言」という論理になる。そういった発言が為された時、阪神・淡路大震災で哀しい記憶を抱えた神戸の人達は、果たしてどう思われる事か。
先日亡くなられた筑紫哲也氏に対して弔意を示した“だけ”の記事に、「彼(筑紫氏)の言動は極左で、不適切な発言も在った。」等と執拗に書き込みが繰り返されているのを、ネット上で目にした。筑紫氏の言動に疑問を感じる点が自分も無かった訳では無いが、「自分自身の言葉で語れる、数少ない言論人の一人だった。」と自分は思っている。少なくとも「サイトに転がっている批判文章をそのままコピー・アンド・ペーストして、其処に書かれたままに批判している。」だけとしか思えない人達よりは、余程ましだと思う。
或る対象に対して好ましいと思おうが、逆に好ましくないと思おうが、それは全く個人の自由。又、立場的な問題が無ければ、自身の思考を公に披歴するのも同様に自由。唯、「自身の思考こそが唯一無二的に正しく、それに反する思考は全て間違い。相容れない思考は徹底的に叩き潰す!」というのは正しいと言えないだろう。「相反する思考が、明らかに違法。」というなら話は別だけれども。
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① 寂しい
数日前からスポーツ紙で報じられてはいたが、ジャイアンツとファイターズ間での大型トレードが決定&正式発表となった。ジャイアンツ側は「二岡智宏選手と林昌範投手」、ファイターズ側は「マイケル中村投手と工藤隆人選手」という組み合わせ。今季も活躍したファイターズの両選手に対し、ジャイアンツの両選手は今季結果を残せなかった。今季に限って言えば、非常にアンバランスさを感じるトレード。
先日の記事「ライオンズおめでとう!」にクロ様が「ナベQと伊東の指導者としての評価が逆転する日が来るとは、10年前には考えもしませんでした。タイムマシンで10年前に戻って、知り合いに『ナベが将来、日本一(監督)になる。』なんて言ったら、病院に連れて行かれそうです。」という書き込みを下さり、「確かにそうだなあ。『一寸先は闇』とは、正しくこの事か。」と思った物。同様に、数年前で言えば二岡選手&林投手がトレードに出されるなんて、野球ファンの殆どが思っていなかっただろうし、当人達もそうだったのではないか。手首を上手く使い、逆方向(ライト方向)に長打を放つ二岡選手の打撃。高い三振奪取能力を有し、クローザーとして結果を残した林選手。高い技術力のみならず、その人気も高かった。「今季は不振に苦しんだ。」という事以外に、「“下半身スキャンダル”を起こした。」という共通点を持つ両選手。この手のスキャンダルを嫌うジャイアンツとしては、「彼等の放出、先ず在りき。」で動いていたのだろう。
「覇気に欠けるプレー・スタイル」や「ゴロを打った際の1塁へのチンタラ走り」等、二岡選手には不満が非常に在った。林投手に関しても、今季はダブル・ストッパーとして期待していたので、その不振には裏切られた思いが強い。とは言え、彼等が大事な生え抜き選手だったのは事実で、ジャイアンツから居なくなってしまうというのは寂しい。マイケル投手&工藤選手が素晴らしい能力を有しているのは判っているが、レギュラー・クラスの生え抜き率が高くは無いジャイアンツだからこそ、彼等には残って欲しかった。
「ライオンズが、清水隆行選手を金銭トレードで獲得へ」という報道も。ジャイアンツ一筋13年。類い無い打撃センスを有し乍ら、守備の不安から此処2年は出番が大幅に減っていた。それでも彼の名前がアナウンスされると、場内は一際大きな歓声が沸く。玄人好みする選手の一人だろう。報道によると清水選手が自らの働き場所を求め、球団側にトレードを直訴していたと言う。彼がジャイアンツから居なくなったとしたら、これも寂しい話だ。
唯、新天地で彼等の働き場所が在るとしたら、何とか活躍して欲しいとも思っている。「プロは結果を残して、なんぼの世界。」だし、渡辺久信監督の様に“他所の釜の飯を食う”事で、自身の視野を広げられる可能性も在る。良い経験を多く積んで、指導者としてジャイアンツに戻ってくれれば、それはそれで嬉しい。
頑張れ、3選手!そしてファイターズから来てくれる2選手には、心から歓迎の意を表したい。
② どういう考えを持とうが自由だけれど
その論文内容が政府見解等と異なるとして、航空幕僚長の職を更迭&定年退官となった田母神俊雄氏。当該する論文を実際に全て読んだ訳でも無いので、具体的にどうこう書くのもどうかとは思うが、報道された内容(かなり詳細に、その内容が記された物。)を見聞した限りでは「何だかなあ・・・。」という思い。「自虐史観に拘泥され過ぎるのはどうか?」という点は納得出来るが、内容面では極右や極左と称される人達が概して披瀝する「All or Nothing」の思考、即ち「自身が好ましく思う対象にとって好ましい事柄は全て正しく、逆に嫌いな対象にとって好ましからざる事は全て存在し得ない。」という様な思考が感じられ、それが「何だかなあ・・・。」という思いに繋がってしまう。会見で田母神氏は「戦争を体験していない者が、誤った歴史認識(と田母神氏自身が思っている事)を正しいと主張するのはおかしい。」といった主張をしていたが、それを言ってしまったら1948年生まれの彼自身も戦争体験が無い訳で、結局は「先ず結論在りき」で自身に都合の良い記述だけを寄せ集めただけという感じ。個々人がどういう考えを持とうが自由だけれど、何処の世界にもその立場によって、言って良い事といけない事は当然在る。彼の立場で政府見解と異なる主張をするのが、適切だったとは思えない。多くの自衛隊員は真面目に頑張っていると思っているし、だからこそ自衛隊その物が白い目で見られない為にも、上層部は自身の言動に留意して貰いたい。
又、兵庫県の井戸敏三知事が「東京一極集中を打破する為の旗を揚げなければならない。関東で震災が起きれば、東京は相当なダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、その為の準備をしておかないといけない。」と言い放った件にも、「何だかなあ・・・。」という思い。「東京一極集中には問題が在る。」という主張なら判るのだが、だからと言って「関東で震災が起こる=チャンス」と口にするのは、“人として”どうかと思う。当人は一貫して「何が問題なのか?」という開き直りを見せていたが、「あの発言が不適切で無い。」とするのならば、(他のブログで書かれていた様に)「関西で大震災が起きれば、うちにとってチャンスだ。」と他の地域の首長が口にしたとしても、それは「適切な発言」という論理になる。そういった発言が為された時、阪神・淡路大震災で哀しい記憶を抱えた神戸の人達は、果たしてどう思われる事か。
先日亡くなられた筑紫哲也氏に対して弔意を示した“だけ”の記事に、「彼(筑紫氏)の言動は極左で、不適切な発言も在った。」等と執拗に書き込みが繰り返されているのを、ネット上で目にした。筑紫氏の言動に疑問を感じる点が自分も無かった訳では無いが、「自分自身の言葉で語れる、数少ない言論人の一人だった。」と自分は思っている。少なくとも「サイトに転がっている批判文章をそのままコピー・アンド・ペーストして、其処に書かれたままに批判している。」だけとしか思えない人達よりは、余程ましだと思う。
或る対象に対して好ましいと思おうが、逆に好ましくないと思おうが、それは全く個人の自由。又、立場的な問題が無ければ、自身の思考を公に披歴するのも同様に自由。唯、「自身の思考こそが唯一無二的に正しく、それに反する思考は全て間違い。相容れない思考は徹底的に叩き潰す!」というのは正しいと言えないだろう。「相反する思考が、明らかに違法。」というなら話は別だけれども。
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他の方へのレスでも書いたのですが、井戸知事が言いたかったのは「東京への一極集中って問題在るのでは?」という事だったと思うんです。映像を見る限りでは、悪意で言った様にも思えませんでしたし。其処で止めておけば良かったのに、「チャンス」云々は余計でした。あの発言が問題視された当初、彼の頭の中には「一極集中が問題という意味で口にしたのに、何故責められなければならないのか?」という思いばかりで、恐らく真剣に「何が悪いのだろうか?」という感じだったのではないかと。当初の彼の表情からは、そんな雰囲気が在りました。
しかし時を経る毎に、“やっと”何が問題なのか判って来た様で、仰る様に狼狽した雰囲気が在りましたね。TPOを迅速且つ的確に読むというのはトップとして重要な素養ですが、どうもその辺が彼には欠けているのかしれません。
人の不幸を金儲けの種にする、これは嫌な事ですね。朝鮮戦争特需を復興の一助にした我が国故、余り偉そうな事は言えませんが、他国の戦争で儲けるというのも同一線上に在る考えだと思います。
タイトルの件、気になさらないで下さい。自分なぞは、しょっちゅう書き間違えをしてますし。
そうそう、「ネオ・ファウスト」は朝日ジャーナルに連載されていましたね。「ファウスト」は手塚治虫氏が好きな作品だった様で、モチーフとした作品を「ファウスト」、「百物語」、そして「ネオ・ファウスト」と3つも生涯著している程。「ネオ・ファウスト」は彼の遺作で在り、未完となってしまったのが残念です。
意味の通じない文章になったことをお詫びします。
筑紫氏のことを初めて知ったのは、30年前に、当時氏と親密の仲ではないかとの噂のあった某女優さんのラジオ番組にゲストで出演した時です。井上陽水さんの曲(「傘がない」や「夢の中へ」のような初期の有名曲ではなく、「勝者としてのペガサス」)を絶賛していました。後に、陽水さんはニュース23のために「最後のニュース」という曲を書いていますね。
筑紫さんの後を継いだ下村編集長のジャーナルでは、手塚治虫さんの「ネオ・ファウスト」を連載したり、スポーツライター、武田薫氏の「ヒーローたちの報酬」などを読んでいました。
嘗て「左手に朝日ジャーナル、右手に週刊マガジン(乃至は平凡パンチ」という言葉が流行ったそうですが、流石にその時代は知らない自分。唯、若者文化を上手く喩えた言葉だなあと思いますね。硬軟入り混じった若者文化が、当時は在ったのでしょう。「現代に於いて、そういった類いの雑誌が在るのかなあ?」と考えたのですが、一寸思い浮かびません。それだけアクセス出来る情報が多くなり、分散化されてしまったのでしょうね。
シビリアン・コントロールの崩壊が即「2・26事件」の様な事態に繋がるかどうかは別にしても、そういう可能性が全くゼロでないのも確かかと。一握りの人間の“暴走”が国家を危うくするというのは、オウム真理教のサリン事件でも言えるでしょうね。
でも今は果たして「ネトウヨ」とか「アキバ」という人たちが憧れられているかというとそうは思えないですね。
むしろ大麻で捕まるようなタイプがもてるタイプなのではないでしょうか。朝日ジャーナルの『ノンポリな若者への併合』→廃刊、は時代の変化の象徴だったかも、と。
もっとも私はその時代の朝日ジャーナルは知りません、Spa Supernovaさんの小父さんタイプの方の話で聞いた、ぐらいでした。
「シビリアンコントロールと2.26事件の再現?」確かに私の家人も申しておりました。シビリアンコントロールがなかったらとっくにクーデターが起きているのでは?と。今頃、北朝鮮を攻めたかどで、経済制裁をくらって、何千万人が飢え死にか難民になってるよ、とも言っていました。憲法を遵守するなんていってる今の天皇陛下は軟禁されて…、と恐ろしげな話がポンポン。単なる想像力の豊かな人、とは思えないほどリアルな想像でした。
タイトルは、全共闘世代の学生の間に広まってた言葉ですが、僕は学生時代、ある教授に
「君たちは“右手にジャンプ、左手にマガジン”だろう。」
と皮肉られたことがありました。今の学生たちにとって、人気のある雑誌てなんでしょう。
筑紫さんが編集長になる直前、漫才ブームの頃には、
「ツービートのギャグはファシズムだ。」
などという記事が掲載されていたのを覚えています。そんな雑誌の紙面が突然変わり、タモリや尾崎豊らのインタビューが掲載された時には驚いたものです。Spa Supernovaさんの小父さんのおっしゃることも、わかるような気がしますが、「ノンポリな若者への迎合」に見えたのでしょう。
それにしても、若者に人気のサブカルチャーに妙に「理解」を示す大人を、僕はどこか胡散臭く見ていたのに(30年前に、ロックが好きだと公言する文部大臣がいましたけど。)、今の若い人は総理大臣が「漫画好き」というだけで支持することができるんですね。
いずれにしても、筑紫氏のご冥福を祈りたいと思います。
以前、「重い病気を抱えた我が子の手術費用を、募金で何とか集めたい。」とする親御さんに対し、「これは死ね死ね詐欺だ!」等とバッシングの嵐が起こりましたよね。「親は某大手企業の人間なのだから、そんな募金に頼る必要が無い筈。子供の病気を出しにして金儲けしようとする、言わば死ね死ね詐欺ではないか。」と。この件に関する様々な情報を見聞しましたが、自分にはこれが詐欺云々だとは思えなかったし、何よりも重い病を抱えた子供&その親御さんに対して、良くもまあそんな心無い言葉を浴びせられる物だ・・・と哀しくなりました。勿論、詐欺行為たる確固とした証拠が在るならば非難されても仕方は在りませんが、どう考えてもこのケースはそうで無かったと思うし。
どんな主張をしようが勝手ですが、「先ずは結論在りき」で、それに沿った論ばかりを集めての主張ならば、多くの賛同は得られないでしょうね。近年、こういった独り善がりな、主張とも言えないレベルの暴論が目立つ気がします。
もっとも、今年活躍した巨人の若手が来年も同じような成績を残すという条件付きですが。
巨人は、怪我をしたままなかなか完全復帰できない選手が多くいましたから、今回のトレードである程度清算できたことは、プラスのような気がします。
これを気に、由伸がお尻に火がついて、やるきをだしたら本当に脅威ですね。
自分が見る限りでは、“攻撃”を受けているブログが必ずしもSpa supernova様の書かれておられる様な類いの物ばかりでは無いんですよ。普段は実に穏健な内容で、尚且つ筑紫氏に関しても弔意を示しているだけなのにも拘わらず、執拗に攻撃を受けていたケースも在りました。「何で自分の主張に対し、コメントを返さないのだ!」といった、最早因縁を付けているだけとしか思えない様な物も在り、「どうして自分と違う思いを、100%排除しようとするのだろうか?」と不思議でなりません。
どれだけ親しい間柄でも、その思いが100%合致する事なんか在り得ない。況やそうでない間柄なら・・・。どれだけ意見に相違が在ろうとも、最低限の敬意を相手に持った上で遣り取りをする。執拗に「あんたの意見はおかしいよ!」といった攻撃をするのは、どう考えても容認されないと自分は思います。
前にも書いた事ですが、一寸アメリカに対して疑問を呈すると「反米」と、逆に中国に疑問を呈すると「反中」と安直に決め付ける思考は、全く変ですよね。
田母神氏はアパ・グループの代表に色々便宜を図っていたとも言われ、「先ず田母神氏の受賞在りきで、賞金も便宜を図ってくれた対価ではないか?」という噂も在りますよね。多くの自衛隊員は一生懸命頑張ってくれていると思っておりますし(と言っても、自衛隊員を過度に持ち上げてしまうのも違うとは思っておりますが。)、そういった人達の体面が汚される様な事だけは在って欲しくないです。
真のプロ野球ファンならば、真摯に野球に取り組んでいる選手達を大事に思う筈。特に贔屓チームの選手達は、可愛くて仕方無いと思うんです。(贔屓の引き倒しで在っては困りますが。)
二岡選手に関して当ブログではかなり厳しい意見も述べて来ましたが、どうでも良い選手で在れば言うのも詮無い事で、期待しているからこその苦言でした。ですから彼が現実としてジャイアンツから居なくなってしまうのは、本当に寂しいです。これは清水選手や林投手にも言える事。
トレードの場合、得てして双方のチームに強い拒絶反応を示すファンが若干とは言え居る物。二岡選手の場合はどうしても“下半身スキャンダル”と結び付けられて、「あんな選手は要らない!」といった意見が出てしまうのでしょうが、野球に関しては凄い能力を有している選手なので、もっと温かい目で見て上げて欲しいと思っています。ですからぶりゅーわー@どうなるアジアシリーズ様や青空百景様(http://ameblo.jp/aozorahyakkei/day-20081114.html)の様な優しいファンの方々のコメントを拝見すると救われた思いがします。本当はそういったファンが、大多数なんでしょうけどね。ファイターズ&ジャイアンツの双方にとって、「今回のトレードは大成功だった。」と言わせる結果を望みたいです。
田母神氏の件で、或るコメンテーターが「自分はシビリアン・コントロールなんて事を、これ迄具体的に考えた事は無かった。勿論意味は知っているが、現実的にどうこう考える必要が無かったから。しかし今回の田母神氏の主張を耳にして、一人の指揮官が極端な行動を起こした場合、『2・26事件』の再現も在り得る事なのだなあと思い、一寸怖くなった。」という趣旨の発言をしていました。どういう思想を持とうがそれは自由ですが、やはり立場を弁えた上で口にしてはいけない言葉って在ると思います。
親類の小父さんで共産党シンパの人がいるんだけど、その人の中では筑紫さんは「左」ではないらしい。朝日ジャーナルを右寄りにしたと言っていた。これも感想は色々です。
自分の見解としても、「極左」とかは言い切れないと思うなあ。あえて言えば「左派リベラル」だと思う。なんだかこんな区別やレッテルを考えるのもなんとも不毛ではありますが。
例の自衛隊の人。他の人のコメントと同意見なので特に自分が言うこともないけど、あの人を罷免した今の防衛大臣もあのアパと懇意で、あの人たちと本音は同じとか。一方であのミリタリーオタクの前大臣は同意見ではないらしいというのが救いかなあ。まあ色々です。
どうでもいいが、あの田母神さん、giantsさんも心配してるけど、知り合いの自衛隊シンパタイザーも同じこといってたなあ「信頼がぶち壊しに成る」と。
ところであの人、夏夕介に顔似てると思います。夏って誰って人は「特捜最前線 夏夕介」で検索してみまショー。
>二岡・林のトレード
わがファイターズに縁あってジャイアンツより二岡・林両選手が来シーズンより加わることになりました。そして、工藤、マイケルの両選手はジャイアンツに移籍となりました。それぞれの新天地でがんばってほしいと思うのですが・・どうも、ごく一部でしょうが、二岡選手が来ることに異常に拒絶反応を示すファンがいるようです・・本当に、困ったものです。
>田母神発言
論文の内容の是非以前の問題ですね・・
2・26事件の時の阿南陸将(当時は士官学校校長でしたか?)の発言「世情を改革せんと思うものは、まず、軍服を脱ぎ、しかる後に行え」という言葉を送りたいです。軍人勅諭にも「軍人は政に拘わらず」とあるわけで・・
論文の内容に関しては実際に目を通した訳では無いのでどうこう言えないのですが、田母神氏の記者会見を見る限りでは、「頭が良い筈なのに、何でこんな突っ込み所満載の発言をするのか?」という思いが在ります。「自衛隊にとって都合の悪い事は、隠ぺいするのが肝要。」といった趣旨の発言をしていましたが、これは本末転倒。「くだらない醜聞により、結果的に国防が疎かになってはならない。」という事の様ですが、そもそもそういった事が起こり難い組織を作るのが先決の筈。どんな組織で在れ「臭い物に蓋」というのでは、その組織は腐って行くだけだと思うんです。
又、「自衛隊にシンパシーを持っている人に対しては、サービスを図るべき。」といったコメントにも、「色々便宜を図ったからこそ、その対価として賞金が貰えたのでは?」という思いが。最初から田母神氏の受賞が決まっていたという噂も、あのベッタリ具合では否定し難いですよね。
何度も書きますが、少なからずの自衛隊員は一生懸命頑張っていると思っていますし、だからこそ上層部の訳の判らない言動によって彼等迄白い目を向けられてしまうのが残念です。
問題は高額な賞金。300万円って・・・
公務員には兼業禁止規定があります。賞金という解釈でクリアする気なのでしょうが普通の公務員がこれほど高額な賞金を貰えば間違いなく問題になります。
ただちに違法とはいえませんが業者との癒着とか何かあると勘繰られます。
高位高官にある人がやっていいことではありません。
航空幕僚長って論文を書けるほと時間がある役職とは知りませんでした。
当然その前段階としてポラライズをうち出してきた人達と闘ってきたわけですが、どうもわが国では小泉純一郎のせいなのかピンかパーかがお好きなようですねえ。あ、ピンかパーかが民主主義で二大政党制なのかもしれません。だとしたら「しょうがない」のかもしれませんが。
こういうものは連鎖するようで二階発言とか奥田発言が続いておりますが、どういうわけか奥田発言についてはメディアは腰が引けておりますねえ。私には理解できませんね。
tak様の所もかなり荒れていましたので、「さぞや大変な事だろう。」と心配しておりました。公開されていないコメントは、その前後を拝見するとかなり酷い内容で在る事が察せられましたし。
筑紫に対してのみならず、どんな対象に対してどういう思いを持とうが個々人の勝手だし、それを立場的な問題が無い範囲でならば公に披歴するのも全く自由。しかし、その主張を他に強いる、それも執拗にとなると話は全く別。どれだけ親しい間柄で在ろうとも、その思いが100%一致するなんて事は無い訳で、例思いが異なろうとも“最低限の敬意”を相手に持ちつつ、共存して行くのが人間の在り様だと思うんです。「少しでも自身の思いと相容れないからといって、『左だ右だ、反日だ何だ。』と罵る事がどれだけ不毛な事か。」を理解して欲しい物です。
井戸知事の発言、その根底に悪意が無いのは映像を見ていても判るんです。彼が一番言いたかったのは「一極集中は問題。」という事も。唯、あの発言は余計でしたね。口が滑ったというのは理解出来ても、その後に「何故この発言が問題視されるのか?」という思いを露骨に出していた所に、好きな表では無いけれども、「トップとして、これ程迄の空気の読めなさ加減はどうなのかなあ?」という疑問が(苦笑)。
橋下知事の場合は、意図的に刺激的な言葉を投げ掛けているという感じがしますね。自身の発言により、どれだけ反響が在るかも計算尽くでしている様な気がします。その発言に疑問を感じる点は少なからず在るけれども、「首長を務めている県の売り込みを図りたいのか?それとも自身を売り込みたいだけなのか?」が曖昧な某首長よりは、改革に懸ける意気込みは在りそうな感じがし、“闇の部分”に本格的にメスを入れるつもりならば、怠り無い警護は必要でしょう。
「和す」仲良くする。しかし「同ぜず」意見を同じゅうせず。という意味です。
あの人とは友人だ、しかし考え方が全く違う。という人間関係があるべきだと思います。
自分とは意見が違うだけで、不倶戴天の敵のようにいって、その人を全否定する。これは、やっぱり大人のすることではありません。
私も11月12日の日記で井戸知事を非難しましたが、知事として非難はしましたが、人間として非難はしていません。井戸敏三氏は兵庫県知事としては落第ですが、父として、夫として、上司として、部下としては、合格かも知れません。
「和して同ぜず」でいきましょう。
信念からの行動であろうが何だろうがそもそも、立場上ダメです。
そういう理屈、論理が判らずに、「どこが悪いんですか?」という反応をする人が少なくないそうで、暗澹たる気分にかられてしまいます……。
その選手が移籍先でしっかり仕事をするようになれば、「彼のためにはよかった」と思えますね。
清水選手が(ジャイアンツでお世話になっている)木村拓也選手のようにいい働きができることを願ってやみません。
お叱りを受けて当然かと思います。
で、今回に限らず
失言のたぐいが出るたびに思うのですが・・
政治家の皆さんに心して欲しいのは
我々小市民レベルが居酒屋で談義してるんじゃないんですから。
公的な場所での(橋下知事出席会議は、必ずテレビ来ますがな・・)地位ある方々は
くれぐれも、もっと慎重に発言して欲しい。
政治は「まず言葉ありき」です。
(「公約を破っても大したことは無い」と言い切った方もありましたが)
提供する「商品・サービス」は手元に有りません。
有権者には言葉で説明する以外、ないのです。
(行動力とか政治力はその次の段階)
もっともっと、言葉を大事にして欲しいものです。
いや、自分のブログでの筑紫さんの哀悼記事でコメント欄を開けてないのもいくつかあるのですが、酷いのもありましたよ。まったく内容も読んでいないのもいたし。あまりに鬱陶しいんで、別記事にもう一回書きました。世の中ってそんなにおせっかいが多いのかよとおもいました。いわゆるネトウヨってのがどれだけ内容が伴っていない、雰囲気や空気に流されるような連中かというのも良くわかりました。(ちなみにアタシは右的思想なんですがw)そういった連中にまず自分の思想信条から説明しないと、弔意の一つも表せないのかと、ホント面倒くさかったです
井戸知事の発言はやっぱり口が滑ったんでしょうね。本意ではないでしょうし、人前で話すとテンションが上がっちゃんたんでしょう。でもそういう場合って得てして器以上の事をやっているときに出るんですよね。。。
それより自分的には大阪府の橋下知事が自身と家族含めて脅迫が続いており、私的な移動も公用車等を使うようになったとか。そっちの方がより心配です。闇の利権にメスを入れるから、彼には自身の安全を確保して頑張ってもらいたいです。
http://www.asahi.com/national/update/1112/OSK200811120114.html