一昨日の夜、熱きタイガース・ファンの後輩から一通のメールが届いた。一昨日のタイガースv.s.ジャイアンツ戦終了後に、清原選手が報道陣に向かって発した言葉に関して、普段はクールな彼が珍しく憤慨していた。
通算500本塁打にリーチが掛かった状態で、一昨日の試合に臨んだ清原選手。先発の井川投手に一発を封じ込まれたまま迎えた7回裏、ジャイアンツは2対10の大差で負けていた。2アウト満塁という場面で登場した清原選手に対し、タイガース岡田監督は好投していた井川投手に代えて、開幕から9試合で自責点ゼロの藤川投手を登板させた。カウント2-3に追い込まれた清原選手は、次に投じられたフォークで空振り三振に倒れる。結果的にこの試合で、清原選手は500本塁打を決められなかった。
問題の発言は、試合後に報道陣に向かって発せられた。タイガース・バッテリーへの怒りを込めた内容だった。
「2-10の大差でうちは負けてて、2アウト満塁の2―3でフォーク・・・。ちゃうやろう。ケツの穴小さいなあ。チンポコ付いとんのかいな。」
プロ野球界には”暗黙のルール”が在るという。タイガースが大差で勝っている状況で、且つ清原選手の本塁打に注目が集まっている中、「2-3のカウントから直球勝負で挑まないのは潔しとしない。」というのが暗黙のルールで在り、フォークの様な球を投じるのは、”敵前逃亡”とも言えるセコイやり方だと清原選手は言いたかったのだろう。同僚で、嘗ては”KKコンビ”として甲子園を沸かせた桑田投手も、「変化球のサインが出ても、自分ならば首を振っている。昔の野球ならそうだった。」と、清原選手の発言に同意を寄せていた。
後輩は言う。「オールスター戦ならいざ知らず、公式戦に於いて2-3から直球勝負しなければいけないというのは変。清原選手だけの為に試合は行なわれている訳ではないのだから。多くの野球ファン、特にジャイアンツ・ファンは彼の発言をどう思っているのだろうか?」
確かに、後輩の意見に納得出来る部分は在る。大差が付いているとは言え、近年の野球で8点差は必ずしもセーフティー・リードとは言えない。ましてや、大砲揃いのジャイアンツであれば、清原選手の一発が大反撃の狼煙に成り得ないとは言い切れないだろう。バッターとバッテリーが虚々実々の駆け引きを行なった結果、バッテリーが選択した球がフォークであれば、それはそれで立派な勝負球だろう。藤川投手をケツの穴が小さいと言うのであれば、その投手が投じた球がどんなものであれ、空振り三振に斬って取られた清原選手は、もっとケツの穴が小さい存在という論理も成り立ちはしまいか。
それに、投手の立場に立ってみた場合、節目の記録を達成”させてしまった”側として未来永劫球史に名を刻まれるのはゴメンだという思いも在るだろう。嘗てスワローズに鈴木康二郎という投手が居た。正直、一流選手とは言えない彼が、少なからずのプロ野球ファンの記憶にその名が刻まれているのは、1977年に王選手がホームラン世界記録を更新する756号を浴びせた投手だったからだ。その後、事在る毎に「王選手に756号を打たれた鈴木康二郎選手」というフレーズが彼に付いて廻る事となる。
タイガースの久保投手コーチの様に、「俺も現役の時に落合に2000本安打を打たれた事が在る。打たれても歴史に自分の名前を残すのも良いんじゃないの。」と一時の屈辱よりも未来永劫の”名誉”を取れと語る人間もいるが、考え方は十人十色。概して、”引き立て役”にはなりたくないというのが、多くの本音ではなかろうか。
唯、後輩の意見に納得する一方で、清原選手の言っている事も理解出来る部分が在る。以前の記事でも触れたが、昔のプロ野球に在って今のプロ野球に無いと感じるのが、チームの勝敗を超えた選手同士の真剣勝負。其処には清原選手の言う、直球で真っ向勝負する投手の姿が確かに在った。(勿論、決め球が変化球の投手は、肝心の場面で変化球を投じていたのであるから、必ずしも全部が全部直球勝負していたというのは誤りだが。)こういった直球勝負に、対戦する選手達は燃え、ファンも一喜一憂していたのは事実だろう。
又、昔の話になってしまうが、タイガースのバース選手(最近ではバファローズのローズ選手やライオンズのカブレラ選手もそうだが。)が王監督の持つ年間ホームラン記録55本を塗り変え様と挑んだ試合で、ジャイアンツ等の投手陣に悉く敬遠された事が在った。多くのファンの間からは、「王監督の記録を守ろうというセコイやり方だ!」と非難が巻き上がったものだった。
でも、考えて欲しい。点差が開いていない場面での四球は言わずもがなだが、大差が開いた場面での敬遠は、”どういう意図が在ったにせよ”チーム乃至はバッテリーがベストと判断して選択した行為だったとは言えまいか?もしそうであれば、あの時は非難された行為が、今回のタイガースの場合には支持されるというのは、どうにも合点がいかない。ファンを無視した行為だったからというので在れば、清原選手のホームランを期待するファンが少なからず居るであろう事を考えると、藤川投手のフォークというのもファンを無視した行為と絶対に言えない訳ではないと思うのだ。
確かに自分はジャイアンツ・ファンだ。でも、だからと言ってジャイアンツに不当な肩入れをするつもりもない。言いたいのは、相手がジャイアンツだろうが他のチームだろうが、同じ目線で見る必要も在るのではないかという事。その意味では、清原選手の発言も何処か頷けてしまうのだ。
唯、総合的に言えば、自分の清原発言支持率は20%といった所。タイガース・バッテリーに対して、「ケツの穴が小さい。」となじるのは適当ではないと思う。どんな球であれ、打てなかった清原選手が敗者である事は事実なのだから。悔しかったら、打てば良いのだ。
最後に、メジャーに於けるアンリトゥン・ルール(ルール・ブックに書かれていないルール。つまり、暗黙の了解事項。)に付いて触れられているサイトを紹介したい。個人的には、「何だかなあ・・・。」と思える部分も在るメジャーの”掟”だ。
通算500本塁打にリーチが掛かった状態で、一昨日の試合に臨んだ清原選手。先発の井川投手に一発を封じ込まれたまま迎えた7回裏、ジャイアンツは2対10の大差で負けていた。2アウト満塁という場面で登場した清原選手に対し、タイガース岡田監督は好投していた井川投手に代えて、開幕から9試合で自責点ゼロの藤川投手を登板させた。カウント2-3に追い込まれた清原選手は、次に投じられたフォークで空振り三振に倒れる。結果的にこの試合で、清原選手は500本塁打を決められなかった。
問題の発言は、試合後に報道陣に向かって発せられた。タイガース・バッテリーへの怒りを込めた内容だった。
「2-10の大差でうちは負けてて、2アウト満塁の2―3でフォーク・・・。ちゃうやろう。ケツの穴小さいなあ。チンポコ付いとんのかいな。」
プロ野球界には”暗黙のルール”が在るという。タイガースが大差で勝っている状況で、且つ清原選手の本塁打に注目が集まっている中、「2-3のカウントから直球勝負で挑まないのは潔しとしない。」というのが暗黙のルールで在り、フォークの様な球を投じるのは、”敵前逃亡”とも言えるセコイやり方だと清原選手は言いたかったのだろう。同僚で、嘗ては”KKコンビ”として甲子園を沸かせた桑田投手も、「変化球のサインが出ても、自分ならば首を振っている。昔の野球ならそうだった。」と、清原選手の発言に同意を寄せていた。
後輩は言う。「オールスター戦ならいざ知らず、公式戦に於いて2-3から直球勝負しなければいけないというのは変。清原選手だけの為に試合は行なわれている訳ではないのだから。多くの野球ファン、特にジャイアンツ・ファンは彼の発言をどう思っているのだろうか?」
確かに、後輩の意見に納得出来る部分は在る。大差が付いているとは言え、近年の野球で8点差は必ずしもセーフティー・リードとは言えない。ましてや、大砲揃いのジャイアンツであれば、清原選手の一発が大反撃の狼煙に成り得ないとは言い切れないだろう。バッターとバッテリーが虚々実々の駆け引きを行なった結果、バッテリーが選択した球がフォークであれば、それはそれで立派な勝負球だろう。藤川投手をケツの穴が小さいと言うのであれば、その投手が投じた球がどんなものであれ、空振り三振に斬って取られた清原選手は、もっとケツの穴が小さい存在という論理も成り立ちはしまいか。
それに、投手の立場に立ってみた場合、節目の記録を達成”させてしまった”側として未来永劫球史に名を刻まれるのはゴメンだという思いも在るだろう。嘗てスワローズに鈴木康二郎という投手が居た。正直、一流選手とは言えない彼が、少なからずのプロ野球ファンの記憶にその名が刻まれているのは、1977年に王選手がホームラン世界記録を更新する756号を浴びせた投手だったからだ。その後、事在る毎に「王選手に756号を打たれた鈴木康二郎選手」というフレーズが彼に付いて廻る事となる。
タイガースの久保投手コーチの様に、「俺も現役の時に落合に2000本安打を打たれた事が在る。打たれても歴史に自分の名前を残すのも良いんじゃないの。」と一時の屈辱よりも未来永劫の”名誉”を取れと語る人間もいるが、考え方は十人十色。概して、”引き立て役”にはなりたくないというのが、多くの本音ではなかろうか。
唯、後輩の意見に納得する一方で、清原選手の言っている事も理解出来る部分が在る。以前の記事でも触れたが、昔のプロ野球に在って今のプロ野球に無いと感じるのが、チームの勝敗を超えた選手同士の真剣勝負。其処には清原選手の言う、直球で真っ向勝負する投手の姿が確かに在った。(勿論、決め球が変化球の投手は、肝心の場面で変化球を投じていたのであるから、必ずしも全部が全部直球勝負していたというのは誤りだが。)こういった直球勝負に、対戦する選手達は燃え、ファンも一喜一憂していたのは事実だろう。
又、昔の話になってしまうが、タイガースのバース選手(最近ではバファローズのローズ選手やライオンズのカブレラ選手もそうだが。)が王監督の持つ年間ホームラン記録55本を塗り変え様と挑んだ試合で、ジャイアンツ等の投手陣に悉く敬遠された事が在った。多くのファンの間からは、「王監督の記録を守ろうというセコイやり方だ!」と非難が巻き上がったものだった。
でも、考えて欲しい。点差が開いていない場面での四球は言わずもがなだが、大差が開いた場面での敬遠は、”どういう意図が在ったにせよ”チーム乃至はバッテリーがベストと判断して選択した行為だったとは言えまいか?もしそうであれば、あの時は非難された行為が、今回のタイガースの場合には支持されるというのは、どうにも合点がいかない。ファンを無視した行為だったからというので在れば、清原選手のホームランを期待するファンが少なからず居るであろう事を考えると、藤川投手のフォークというのもファンを無視した行為と絶対に言えない訳ではないと思うのだ。
確かに自分はジャイアンツ・ファンだ。でも、だからと言ってジャイアンツに不当な肩入れをするつもりもない。言いたいのは、相手がジャイアンツだろうが他のチームだろうが、同じ目線で見る必要も在るのではないかという事。その意味では、清原選手の発言も何処か頷けてしまうのだ。
唯、総合的に言えば、自分の清原発言支持率は20%といった所。タイガース・バッテリーに対して、「ケツの穴が小さい。」となじるのは適当ではないと思う。どんな球であれ、打てなかった清原選手が敗者である事は事実なのだから。悔しかったら、打てば良いのだ。
最後に、メジャーに於けるアンリトゥン・ルール(ルール・ブックに書かれていないルール。つまり、暗黙の了解事項。)に付いて触れられているサイトを紹介したい。個人的には、「何だかなあ・・・。」と思える部分も在るメジャーの”掟”だ。

むしろ問題だと感じたのは,当事者でない桑田選手やローズ選手の対応で,チームプレイを考えないようなことを発言したのは,野球をしている人間として「どうなのかな」という思いを抱きました。まして,当事者でないが故にいくら清原選手と親密な関係を築いていようが所詮は対岸の出来事。責任回避できるような立場であれこれを文句を言うのに,ものすごい違和感を感じました(同様のことが星野氏にも言えるのですが)。しかも,阪神バッテリーを悪人に仕立て上げて立場を悪くさせる行為は,清原選手以上にスポーツマン精神を失っていると思います。
あとはマスコミの対応に引っ掛かりを感じました。川上投手や平井投手の勝負の仕方は己の美学に乗っ取ったものだと思うのですが,取り上げ方が過剰な感じがし,ともすれば「藤川は悪人」みたいな風にも思えて,「そういう煽り方は違うんじゃないの?」という思いを持ちました。そもそも「力と力の勝負」という言葉自体に私は疑問を持っているのですが,藤川投手との対戦で思ったのは,「心理戦を制した方が勝負を物にするんだな」ということで,矢野捕手と藤川投手の清原選手の思惑を完璧なまでに裏をかいたのは素晴らしいと思いました。
ちなみに,プロと呼ばれる人や勝負事に身を置いている人は「空気を読まない力」に長けてこそナンボかなと,暴論ですが少し思っていたりします(苦笑)。
昔は先発完投が当たり前でしたから(しかも昭和の投手は中2日とか中3日のローテだった)、その投手の決め球で勝負していたんじゃないかと記憶しています。
ああいう場面でマウンドにいるのが堀内だったら、フルカウントからカーブだったでしょう。
たしかにあのころの野球マンガでは、投手は直球で勝負するものでしたが、現実のプロ野球のほうは違っていたのではないかと思います。
桑田の発言は、単にいつものように浮き世離れしていただけのような気もします。
桑田は「普通は」と言っているんですが、普通ない状況・雰囲気ですよ。
まあ、桑田にとっては普通の日だったから、降ろされてベンチで完全に無視されて、ひとりぽつねんと放心状態になっている内海に、唯一人、声をかけてあげる余裕があったんでしょう。
巨人ファンのなかに、被害者意識を持つ方がおられるのは、当然だと思います。
プロ野球チームとそのファンというのは、どこにせよ、宗教団体に似たものがあると思っています。
狂信者もいれば、引いて見ている者もいる。
とくに巨人や阪神のファンの方は、十把ひとからげに狂信者扱いされやすいでしょうね。
でも、人を狂信者扱いしがちな人ほど、自分がひいきのチームに対しては狂信者になっているのに気づいていないことは、往々にしてあるかと思います。
清原と藤川の勝負については、私もかなり詳しく記事にしておりますので、お気が向くようでしたら御覧いただければ幸いです。
今日古田選手が2000本安打達成しましたが、そんな心から応援できる選手を応援して行きたいですね。またよろしくお願いします。
清原選手の件ですが、自分もフォークを投げても仕方ないと思いますね。藤川投手は160㌔とか投げる投手ではないですし、清原選手があきらかに直球狙いでそこにあえて直球を投げるのは、本塁打の確率はかなり高くなりますからね。
二死ランナーなしなら、直球勝負してほしいと思ったかもしれませんが、満塁だとあのあとの試合展開もわからなくなりますし、投手の成績(防御率)にも影響してきますからね。
長期的なヴィジョンもなく、無節操に他チームから主力選手を掻き集めて来るジャイアンツのやり方に批判的な思いを持っていました。又、折角育て上げた選手をジャイアンツに持って行かれてしまうチーム及びそのファンの気持ちも理解しているつもりでいました。
しかし、松井秀喜選手がメジャーに移籍した際、決してメジャーに掻っ攫われた訳ではないのにも拘らず、物凄い喪失感を覚え、ジャイアンツに主力選手を持って行かれてしまったチームやファンの思いは、自分が今迄思っていた以上だったのかもしれないと思い知らされました。
中国で起こった反日デモ。個人的には、デモではなく破壊行動であると思っていますが、中国の人々の間に(戦時中の)日本人への恨みが全く無いとも思いません。要は、加害者の側は忘れてしまった事でも、被害者の側は簡単に忘れる事が出来ないという事なんですよね。それと同じ感情が、ジャイアンツ以外のチームのファンに在っても仕方ない事なのかもしれません。
確かに、連発したミス・ジャッジに関しては、TVでも何度か取り上げられましたが、その多くは「どうなんでしょうねえ。」といった曖昧なものだった様に思います。篠塚選手の疑惑のホームラン等の際に見られたバッシングの嵐と比べると、この差は何なんだろうか?と思いました。でも、それは主観の問題なのかもしれません。出来るだけ中立で在ろうと思ってはいますが、ジャイアンツ・ファンだからこその思いが在ったかもしれません(^o^;;;。
マスメディアの偏重ぶりは自分も嫌悪感を覚えます。著しくジャイアンツ寄りの姿勢は、ジャイアンツ・ファンであっても抵抗を覚えます。自称ジャイアンツ・ファンの有名人の”はしゃぎっぷり”等も恥ずかしい限りです。他のチームのファンの方からすれば、非常に不快さを覚えるのは至極当然だと思います。
でも、その一方で、何が何でもジャイアンツを叩けば良いといったメディアの存在もなくはないと思うんです。つまり、どっちにしても極端過ぎて、中庸がないって感じなんですね。ジャイアンツを叩きさえすれば英雄といった感じで、そういった報道や人物が持て囃されるのも何か違うと思うんです。とは言え、higu様の仰る様に何やかんや言っても報道されるジャイアンツは恵まれているのかもしれませんが。
唯、理解して戴きたかったのは、ジャイアンツ偏重の報道や人物を、真のジャイアンツ・ファンは決して歓迎していないという事なんです。歓迎どころか嫌悪感持っている人も少なくないです。そういった報道や人物の為に、どれ程迄にジャイアンツ・ファンが肩身の狭い思いをしているか。又、屈折した思いや被害者意識を持たされているのかを、少しでも御理解戴けたらと思い、言い訳めいた書き込みになってしまいましたが、上記させて戴きました(^o^;;;。
ファン間の相互理解、本当に必要ですね。ゲームで熱くなって野次飛ばし合うのは良いのですが、ゲームを離れたら相互の選手やファンをリスペクトし合える様な関係がベストだと自分も思います。根底に野球を愛する者という共通項が在る限り、決して無理な事ではないと信じます。
初めまして。
真剣勝負の場で、最も自信の在る”決め球”で勝負に行くのは、非難されるべき筋合いのものではないと自分も思います。そういう意味で、藤川投手の選択は間違っていないでしょう。要は打てなかったのあれば、何を言っても負け惜しみにしかならないという事ですね。
これからも宜しく御願い致します。
>Petite様
初めまして。
正しくその通りですね。あの場面で直球勝負で挑まれていたとしても、ホームランどころかヒットを打てたかどうかも判りません(笑)。
どんな選手でも何時かは衰えて行くもの。清原選手もそういった衰えを心の何処かで認識していて、そのイラ立ちがああいった発言になってしまったのかも。とは言え、バッテリーに対して失礼な発言で在った事は確かですね。
これからも宜しく御願い致します。
>久保課長様
清原選手の過去の言動を見聞する限りでは、「伝統の一戦」というものにかなりの重みを持っている様な気がします。彼なりに、タイガースをリスペクトする気持ちは人並み以上に在る様な気もしています。だからこそ、あの場面では「何で直球勝負してくれなかったのか?」という思いが在ったのかもしれません。
でも、藤川投手の選択は全く非難される筋合いのものではないと自分も思います。
バース選手等への敬遠の件ですが、「後が無い記録とそうでない記録の違い」は理解出来ますが、超人的な活躍をしていた当時の彼等を、どうい展開のゲームであれ調子付かしてしまうと、そのゲームどころかそれ以降に続くゲームにも大きく影響してしまうという思いも”少なからず”在ったと思います。その意味では、当該ゲームのみならずその後のゲームも踏まえて抑え込みにかかった藤川投手の選択と、100%異なっているとは言い切れない気がするのです。
>higu様
最後の球は仰る様にストライクのコースです。ですから、打てなかった清原選手の負けなんですよね。プロは結果だけが全てとも思いませんが、あの場面では結果を出せなかった清原選手は、何を言っても負け惜しみになってしまうのは間違いないでしょう。
>サンタパパ様
番長というニックネームを付けられてしまうのは、清原選手の風貌からして仕方ないのかもしれませんが、発言迄もが下品になってしまっては仰る様に論外です。別に、プロ野球選手は聖人君子たれとも言いませんが、最低限の品格は求められるでしょう。
>jackyhk様
初めまして。
今回の清原発言に対する岡田監督&星野SDの発言に対しての思い、自分も全く同感でした。岡田監督は別として、後者の御方の度重なる自分勝手な発言には、常々不快さを持っていましたので、何か救われた思いがします(^o^;;;。
これからも宜しく御願い致します。
>皆様へ
皆様の御意見、非常に参考になりました。当ブログでは、異論&反論大歓迎です。ですので、全く御気になさらずに様々な御意見を今後も宜しく御願い致します。
開幕3連戦、非常に後味が悪かったです。さらにほんの0・1%ほど「ざまあみろ」との思いを自分の中に感じ、自分自身に激しい嫌悪感を抱きました。
広島ファンはアンチ巨人の人が多い気がします。去年の5月のドームの巨人戦。一昨年の高橋、新井が退場となった広島市民球場の試合。このことを根に持つ人は少なからずいます。広島ファンにとって巨人=憎き敵、がある程度定着してしまっているようなんです。金本移籍後、以前よりは阪神への風当たりが強くなりましたがそれでもアンチジャイアンツの比ではありません。十二球団一被害者意識の強いファンが広島ファンでは。
審判も問題ですが、最大の問題はメディア、特にテレビです。伝統的な(?)傾向として巨人に不利なことはどの局も報道しない気がします。参考までにあの開幕3連戦、テレビはどこも‘問題の’シーンをその夜報道しました。でも、昨年の5月2日は…ゼロ。その夜全てのニュースを確認したから間違いないはずです。こうしたことがますますアンチ巨人の‘恨み’を増大させている気がします。
私が指摘したかったのは‘ジャイアンツに有利になる様な事を言ってしまうと(報道してしまうと)又叩かれてしまう’という部分についてです。
そんなことはない。これが広島ファンの一人である私の意見です。少なくとも報道に関しては。
けして巨人だから報道しなかったわけではない、むしろきっちり報道したと思います。他球団、特にファンの少ない球団よりはよほど恵まれています。昨年5月はじめ、どこでも、と言っていいほどの広島や横浜の応援掲示板で巨人非難の嵐が吹き荒れました。誤審があったのにどこも今回みたいに問題にしなかったからです。中には「Gめ!」「くたばれ巨人、ジャンパイアども」なんていうのも。
giants-55さんをはじめ巨人ファンの人=悪人だとは全く思っていません。でもテレビが巨人偏重を止めない限り、アンチ巨人の増加はとめられない気がします。
話は戻りますが4月1日か2日。ある広島を応援する掲示板で「いい気味、たまにはいいだろう」との発言がありました。そう、広島ファンにとってあの誤審は‘ごくごく稀なケース’と受け止めているようなのです。だから、「たかだか1回や2回で騒ぐな、俺たちはずっとお前らの球団のせいでどんな思いをしたと思っているんだ。」となりがちです。私みたいな広島ファン、かつアンチ巨人ではない人もいるのでしょうがあまり目立たない気がします。
巨人ファンの方が被害者意識をそれほどもっていたとはほとんど知りませんでしたので、上のgiants-55さんの発言を見て「ここまで認識に差があるのか」と感じました。
昔からの広島ファンには徳光氏の‘あの発言’を覚えている、忘れない人もいるそうです。国と国との話ではないですが未来志向で、もっとお互い相互理解が必要ではと思ってしまいます。
無礼な書きこみ、申し訳ありませんでした。
ネット上を含め、清原発言への批判的な意見が主流を占めていましたので、正直、自分もあの記事を書く上で分の悪さは感じていました(^o^;;;。ですので、皆様の書き込みを拝読し、やはりそうだろうなあと思わされた次第です。
最後にも書いたのですが、清原発言を支持したい部分は20%位は在りますが、総合的に言えば支持出来ないのは自分も同じなんです。
記事でも触れましたが、投手の決め球は種々様々。嘗ては、”フォークの神様”と言われた杉下選手(今ですと、佐々木投手がそうですね。)や鋭いシュートで打者を打ち取っていった西本(聖)投手等々。自身の技術を極限迄磨き上げ、その優れた技術を客に披露するのがプロの場。ですから、ストレートが是で、その他の球が非というのは間違いなくおかしい事です。
ましてや、藤川投手は2-3に追い込む迄にストレートも交えて勝負に行っている訳ですし、決め球となったフォークもストライクゾーンの球。清原選手なりの”美学”も判らなくはないのですが、それならば敢えてフォークを狙い打ってホームランとし、「どうや!ケツの穴小さい事するから、思い知らせてやったわ!」と言い放ったのならいざ知らず、結果的に三振を食らってのあの発言では、「負け犬の遠吠え」や「敗残者の戯言」に過ぎないのは自分も同感です。品の無い喩えだった事や、”個人”への中傷とも思える発言だったのは、自分も評価は出来ません。
唯、野球小僧が大人になった様な清原選手の中では、「真剣勝負=直球勝負」なのだろうなあというのは、スポ根漫画で育って来た自分には理解出来てしまうのは正直在ります。
又、バース選手等への敬遠行為を今回の件に絡めて例示するのは一寸筋違いだろうなと正直思ってもいました。「”明確な”敬遠」と「勝負に行って三振を奪った」事の間には”開き”が在るからです。
では、何故あの件を敢えて例示したかと言えば、ジャイアンツ・ファンも”被害者意識”を少なからず抱えているという事を判って欲しい気持ちも在りました。
古くより身勝手な事を繰り返して来たジャイアンツ。その事に付いては、ジャイアンツ・ファンの自分も憤りを覚えていますし、決して支持出来るものでは在りません。しかし、その事で「ジャイアンツ・ファンも同様に身勝手。」という論調が出て来るのはどうかと思っていました。これは、一部のファンが騒いだだけなのに、「タイガース・ファンは皆乱暴な連中。」といった全く理不尽且つ愚かしい捉え方がされてしまうのと同様だと思っています。
そういった論調が、昨今極めて高まって来た様に思っていましたが、開幕戦以降に明らかなミス・ジャッジが連発したにも拘らず、ジャイアンツに不利なジャッジで在ったが故に、マスメディアも含めて”敢えて”それを問題化しなかった様に思えたのはどうかと思っていました。(この事は、カネシゲタカシ様のブログでも、ちょこっと書かせて戴きましたが。)
以前は、確かにジャイアンツに有利とも思える妙なジャッジが多々見られました。「疑わしきはジャイアンツの為に。(判断に迷った時は、ジャイアンツ側に有利な判定を下す。)」と審判団が揶揄された事も在りましたが、あれはジャイアンツ・ファンとしても非常に恥ずかしく思える事態でした。ジャイアンツに有利になろうが不利になろうが、そんな事はどうでも良い事。要は「公平なジャッジを心掛けるべき。」という思いは、あの頃より全く変わっていません。
ですので、開幕から連発したミス・ジャッジ(スロー再生等で確認する限り、100%ミスだったと断言します。)に対し、「ジャイアンツに有利になる様な事を言ってしまうと(報道してしまうと)又叩かれてしまう。」とマスメディア及びジャイアンツ・ファンが敢えて口を閉ざしてしまうのは、真剣勝負の場であるプロ野球のレベルを下げてしまう事になるのではないかと、抵抗を覚えました。
話を戻しますが、バース選手達への敬遠に付いては、自分もあの行為を支持は出来ません。敬遠行為が如何にファンの気持ちを萎えさせるかに付いては、以前にも何度か記事で書いている自分です。
でも、あの敬遠に非難が集中した際、「ジャイアンツ(又は元ジャイアンツの人間)が絡んでいるから、ああいう卑怯な事をするのだ。」とか、「だからジャイアンツ・ファンはどうしようもない。」という論調がこれ又少なからず見受けられた事には、憤りを覚えていました。
確かに敬遠は潔くないと自分も思います。でも、敬遠という行為自体は野球ルールに外れている行為でない事も事実。ましてや、あの頃のバース選手達は神がかり的な破壊力を持った素晴らしい選手であり、例え点差が離れている展開で在っても、彼等の放つホームラン1本で、所属チームを一気に奮い立たせてしまうという思いは相手チーム及びそのファンも持っていたのは確かではないかと。それは、そのゲームだけではなく、その後に続くゲームにも大きく影響を与え兼ねない、それだけバース選手達が凄い選手であった事の裏返しであったとも言えます。
あの敬遠に、”妙な意図”が全く無かったとは自分も思いません。でも、今回の藤川投手がプロとして、”戦略的”見地からフォークを投じた様に、あの敬遠に”全く”戦略的な要素が無かったと断言してしまうのも違うように思え、敢えて例示した次第です。
重複してしまいますが、藤川投手がフォークで三振を取ったのは全く恥じる要素は在りません。あの場面でフォークを投げるのは、暴投で失点する可能性も考えられ、実に勇気の在る立派な選択だったと自分も思います。要は、打てなかった清原選手が駄目だっただけの事。悔しかったら、次回きっちり清原選手がリベンジを果たせば良い事であり、それが真のプロ野球選手だと思っています。
清原選手の発言で、タイガース・ファンを始めとして多くのプロ野球ファンに不快な思いをさせてしまった事は、ジャイアンツ・ファンとして申し訳無いと思っています。でも、ジャイアンツ・ファンも上記した様な複雑な思いを抱えている事(「審判団はジャイアンツから金を貰っている!」等の根拠の無い言い掛かりを”月見草監督”や”燃える男監督”がしばしば口にしていましたが、ああいった発言でどれだけのジャイアンツ・ファンが不快の念を持ち、又それを正論とばかりに過度に持ち上げるマスメディアの為に傷付けられた事か。)を、少しでも理解して戴けると嬉しいです。
時期遅れのTB&コメント申し訳ありません。
記事にも書きましたが、どっちもどっちですね>清原岡田星野
藤川は立派なものです。
ただし、あの姑息な投球フォームは大嫌いですが。
話があらぬ方向へ行きそうなのでここまで(笑)
私にとっては理解する以前の問題ですね。
まず仲間内での会話ならともかく、仕事中に公になる可能性のある場で品性下劣な言葉を使うこと自体、ご自身がルールやモラルを無視していると言わざるを得ません。仕事上でそういうことが日常茶飯事であれば、気づきにくいのかもしれませんけど、使ったこともない私にといっては驚愕です。子供のあこがれの野球選手の発言ですよね。
次にその言葉を持って、謂れの無いことで相手を貶めていることです。
もうひとつ、その品性下劣な言葉ですが、男性特有の特徴を挿しているのであれば、その排反事象についての認識が極めて乏しいと言えるでしょう。女性をモノ扱いされている方にはわからないのでしょうけど。
現代は矜持の持ちにくい時代だと言われていますが、つくづくそのことを感じます。
その上で、発言内容についてはコメントで皆さんが触れられている通りだと思います。ましてや少し的外れの他の事象を出して相殺しようとするのはいただけませんね。
最後にgiants-55さま、ジャイアンツ・ファンの皆さま、清原ファンの方々。不快に思われる文章でしたら誠に申し訳ありません。
直球勝負=真っ向勝負では必ずしもないと思います。それは力勝負です。加えてあの状況。火曜日阪神は楽勝だったのにあわや、という試合をしました。10-2であっても気を抜いてはいけない場面だったのでは。それに最後の球、あれはストライクです。
清原選手、私はあなたを今の日本球界を代表する打者と思っていました。あのコメントまでは。打てないで悔しい、それは分かります。直球勝負を望んだ心情も、理解はできます。しかし「ケツの穴小さいな、チンポコついているのか。」とは何事ですか。’番長’のあなたにそもそも言い訳は似合いません。でも愚痴を言いたい気持ちは分かります。それだったら、「直球で勝負して欲しかったなあ。」と言えばよかったのです。
実際の試合後のコメント、最低です。チンポコと言う言葉で藤川投手と矢野捕手を貶めました。私は貴方の人間性に疑念を抱かざるえません。人間的に一流でない人が真に一流と言えるのでしょうか。‘がっかり’‘幻滅’。もう、どうでもいいです。
最後にgiants-55さん、ジャイアンツファンの皆さん、清原ファンの方々。不快な思いをさせてしまったのなら誠に申し訳ありませんでした。
あとgiants-55さんには申し訳ありませんが、みなさんもおっしゃってますように、バース等の敬遠の件をここで持ち出すのはちょっと違うかなと思います。あれはシーズン終了で自動的に途切れてしまう後がない記録、それに対して清原の500号は生涯通産記録ですからいつ達成してもいいわけで、何もあの打席にこだわらなくても、彼の打撃力からすればそのうち間違いなく叶えられるはずです。これが今シーズン限りで引退を表明しててあと数試合しか残ってないというのなら話は別ですけどね。
こうなったらぜひ次回の阪神戦まで500号打たないでおいて欲しいです。そして藤川投手にオールスターのホームラン競争並の超スローボールをド真ん中に投げてもらって清原選手の500号を達成させてあげたいです。きっと彼も「ケツの穴の小さいやつにリベンジできた」と喜んで頂けるでしょうから。
「勝負は勝負」。
両者が真剣であったことは間違いありません。
そして一体、どれだけのファンが暗黙のルールを理解しているでしょうか。
誰がそんなものを望んでいるのでしょう?私には理解できません。
私見ですが、妥協をしない勝負を見たい、というのが一ファンの私の願望です。
そもそも真剣勝負において、情けをかけるほうはいいとして、かけられたほうは屈辱と感じるべきだと思っているからです。
わざわざHRを打たれるような、または打たせてやるような球を投げるなんて、真剣勝負じゃありません。
キヨさんのイライラはどうしようもありませんが、
この発言に関しては自分の非を認めるべきだと思います。
ちなみに私は巨人ファンであり、キヨさんファンです。
500号HR達成を、もっと気持ちよく祝えると良かったのですが。。。
どんなに非難されても結局あれがストレートならホームランできた
見たいに思わされちゃいましたね。
ホントはあの場面、点差は大きかったけど反撃のチャンスだった。
500号なんて今年の清原選手なら、そこまでしなくてもそのうち出るでしょう。確かにホームランが出れば百点満点でしょうけど、チームにとってはヒット狙いで良い場面です。結果ホームランになれば言うことなしですが、ヒットでも十分勢いが付いたはず。それを節目の記録というフィルターで覆い隠してしまいました。しかも打てなかった責任を相手投手にしてしまうマジック(汗)
現実はチャンスに三振しただけなのに・・・・
しかし満塁です。敬遠も押し出しになるので出来ません。
その上、本塁打は打たせられないのです。
本塁打を献上すると、阪神側からみると10対6になります。楽勝試合が一転して追い上げムードになります。
藤川は03年の開幕戦でその悲哀を味わいました。同じ東京ドームです。
「まっすくで来い」それも結構です。
しかしあなたが投手なら、あの状況で4点を与えてしまうかもしれない(直球待ちが見え見えの打者に)それを投げることが出来ますか?
私がいえるのは
「清原の最終打席が回ってきたシュチユエーションが、たまたま(本塁打狙いに)悪かった。」ということです。
清原が先頭打者なら、藤川は(結構球速のある)直球勝負をしていたかもしれません。
フォークや変化球を全部ファウルし、放る球がなくなりしかたなく直球を投げさせ、本塁打する。
そこまで要求するのは、無理でしょうか?
いや変化球を狙い安打しても、点数は入りなおかつ打順はクリーンアップなので、チームは逆転できるかもしれないのです。
後の打者につなぐ発想は、なかったのでしょうか?
清原らしい、外角球をライトに打ち込む本塁打を打って、500号を達成し次のステージに向かって欲しいものです。
勝負していますし。
あそこでストライクのフォークを投げれる事は
賞賛に値すると思う。
(原さんも解説で褒めていましたね。そういう事です。)
ただ、
あのフォークを「カット」するのは、相当な技術がないと無理と思う。
150キロのストレートを持ってる投手ですからね。
もちろん「だからストレートを投げろ」って意味じゃなく、
あそこでストライクのフォークを投げた藤川投手が素晴らしい
って意味です。
藤井の件も、巨人が悪いと思っています。
「公然のルール」だったら、ちゃんと誰にも分かるようにしておく必要あるし、
皆が知らなければそれは「公然のルール」なんかじゃ、ないでしょう。
ただ。
デットボールをぶつけた選手に「恫喝」するのは私は支持しています。
コントロールに自信がない、ぶつけてしまう選手がブラッシュボールを投げる資格はないと私は思う。
それじゃぁ、それで怪我して選手寿命を失った選手の補償を
ぶつけた側はするのか? っていつも思っています。
実際に清原は、デットボールの怪我で長期離脱の経験が
何度もありますし、
だから、ぶつけた投手に「恫喝」するのは、自衛策として
充分に支持出来るものだと思っています。
これは、清原だからって事じゃなく、
どこの球団の選手でも、コントロールのない投手のブラッシュボールは支持できないですね。
皆さん書かれているのでこれ以上書くのもどうかと思いますが、もう一つだけ。
清原選手に限らず、プロ野球界にはびこる「ストレートは真っ向勝負」「変化球は逃げ」という考えがどうも理解できません。
藤川投手はフォークが持ち味の選手ですから、ああいったギリギリの場面で自分の中で一番の球を投げた、つまり最高の“真っ向勝負”を仕掛けたのだと思います。
さらに加えるなら、清原はこの手の恫喝もどきを常套的に使いますね。いつぞや藤井(YS)にいちゃもんつけて泣かしたこともありました。その他、ちょっと内角を攻める若手投手にはすぐに凄みますよね。パ・リーグ時代にはバットを投げつけたこともありましたっけ。その割には、ベテランでより影響力のある選手にはそんなことしないんですよ。
スポーツである以上、相手をビビらせるのは手段の一つでしょうが、度を超えたものは見苦しいです。情けないです。
#彼がジャイアンツの選手だから云々ではなく
まさか清原選手とて、2ストライクからのファールを潔しとしないわけではあるまいに、ホームランはさすがに無理でも、カットして逃れるくらいできるはずです。
ストレートがほしいなら変化球は当てて逃れればいい。それで投手を根負けさせるのも技術のうちでしょう。
それだけに、藤川投手の投球に明らかな記録保持のための逃げと共通する部分があるとは私には思えません。
だいいち、満塁で敬遠するようなバカな投手などいませんよ(^^;)
なるほど、バース・ローズ・カブレラの敬遠に限らずシーズン終盤の敬遠合戦には非難が付きまといますよね。ただ、今回のケースは彼らと決定的に違うことがひとつだけあります。それは「藤川投手は本当に勝負に行かなかったのか?」ということです。ストライクゾーンに投げ込んだフォークを清原選手は「勝負に来なかった」といっているのではありませんか?バットの届かないところに投げる敬遠と、バットの届くところに三振を取りに行く投球を一緒にしている点でおかしくないかと思いますがいかがでしょうか?
勝負に対する美学は有るとは思います。ただ、それを敗北者が口にしたら台無し。今回の一件は今後の勝負の方法を挑戦者有利なルールで指定してしまっただけに、500本目のホームランを「打たせてもらったホームランかも」と思う人もいるだろう。そういう意味でも、清原の発言は総てをぶち壊したものだと思います。