先日、BS1の番組「スポーツ大陸」では「よみがえれ雑草魂 ~巨人・上原浩治~」が放送されていた。プロ入りして以降、最大の不振に喘いでいると言って良い今季の上原浩治投手。大ファンの一人として、彼の大不振は心配でならない。
プロ入りして2年目以降、毎年の様に足の故障に悩まされ続けて来た彼。その要因の一つに「太腿に負担の掛かる投球フォーム」というのが、番組内では挙げられていた。下半身の怪我を恐れる余り、投球フォームが微妙に崩れているのかもしれない。一日も早く、復活してくれる事を祈るばかりだ。
ところで野球ファンならば誰しも、印象に残る投球フォームという物が在るのではないだろうか。「美しい投球フォーム」、「ついつい感情移入してしまう程、熱の篭った投球フォーム」、「思わず笑ってしまう投球フォーム」等々、印象に残ると言っても色々在ろう。其処で今回は、現存する12チーム+大阪近鉄バファローズから、印象に残る投球フォームの投手を1人ずつ挙げてみたい。あくまでも自分自身が“リアル・タイムで見て来た投手限定”で選んだ。
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ジャイアンツ: 西本聖投手(動画)
ドラゴンズ: 小松辰雄投手(動画)
タイガース: 江夏豊投手(動画)
ベイスターズ(ホエールズ): 遠藤一彦投手(動画)
カープ: 津田恒美投手(動画)
スワローズ: 五十嵐亮太投手(動画)
ファイターズ: 上岡良一投手
マリーンズ(オリオンズ): 村田兆治投手(動画)
ホークス: 杉内俊哉投手(動画)
ゴールデンイーグルス: 田中将大投手(動画)
ライオンズ: 潮崎哲也投手(動画)
バファローズ(ブレーブス): 山田久志投手(動画)
大阪近鉄バファローズ: 野茂英雄投手(動画)
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ファイターズに関しては西崎幸広投手やダルビッシュ有投手の名前も当然浮かんだが、「おじゃる」や「ごじゃる」といった愛称が付いていた上岡投手を選ばせて貰った。これは受け狙いでも何でも無く、3塁コーチャーを務めていた際のカネやんの“タコ踊り”の如く、妙にクネクネとした投球フォームが非常に印象に残っていたからだ。
生まれ乍らのジャイアンツ・ファンとしては、西本投手の投球フォームが一番印象的。あの左足を高々と上げる投球フォームが堪らなく格好良かったし、当時は良く真似していたものだ。
特別賞として、荒巻投手。白黒のニュース映像しか見てませんが、最高にきれいなフォームから快速球を投げていたそうです。今で言うならば、左の藤川?
ノムさんが上原投手に付いて、「彼は品格の在るエースでは無い。」と指摘していました。能力は評価しているものの、チーム事情での配置転換に対して「ああだ、こうだ。」と言い過ぎるという理由(苦笑)。
御紹介戴いた投手達、それぞれが個性的で且つ印象深い。唯、不思議なのは、この手の話になると米田哲也氏が殆どと言って良い程登場しない事。投球回数に勝利数、奪三振数は我等がカネやんに次ぐ2位で、登板数に到ってはカネやんを抜いての1位(949登板)という凄さなのに。やはり灰汁の強さが無いというのも大きいのでしょうかね。
http://jp.youtube.com/watch?v=k3HkW0BmZaQ
しかしカネヤンは西本に比べたら足ほとんど上げないのに速い。
http://jp.youtube.com/watch?v=a4iqPHa2iAk
上原も雑草魂なんていうなら、この方に話を聞きにいくべきだと思う。
http://jp.youtube.com/watch?v=dGZU3lEDqV8&feature=related
リアルタイムで見たなかで、一番速いと思うのは、この男。自分の太腿に当たって突き指したという逸話があるのだから。
http://jp.youtube.com/watch?v=l-645LpNoSo&NR=1
井川慶投手、メジャー40人枠から外れ、完全にマイナー選手の状態に。御存知の様に、彼の愛すべきキャラが好きなので何とかメジャー復帰して欲しいもの。
今は無き北海道拓殖銀行。その野球部出身の吉田修司氏は、たくぎんでプレーした最後のプロ野球選手だったと思います。今は茨城ゴールデンゴールズに所属している様ですね。又、仰る様に木田優夫氏の前に背番号「19」を背負った選手でも在りました。
ジャイアンツの背番号「19」と言えば、嘗ては小林繁氏も背負っていたのですが、その前は“悲劇の投手”湯口敏彦氏(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/4dd37fb0b8846108bd60025a424a3164)が背負っていたとか。(関根潤三氏や水原茂氏も背負っていたそうです。)
井川の後ろ髪は印象度高いです(笑
阪神はアンダーサイドの投手が多いイメージが
川尻 遠山 葛西 伊藤 田村
なかでも田村は印象度強いですね
オリックスのイメージが強いですが
星野なんかも印象度高いです
巨人では斉藤かな
全盛期は打てる気がしなかった
後は吉田修
ダイエーで花咲きましたが
巨人時代何気に印象に残ってます
確か背番号木田の前の19番でしたよね?
捕手のようにひじを上げ、
手首を耳元に近づけて投げる
サイドスローでした
阪神→大洋でしたね。
佐藤政夫投手の名前はうろ覚えでしたが、動画を拝見してあの独特な投球フォームを思い出しました。コンニャク投法って呼ばれてましたね。打撃フォームもそうですが、投球フォームも個性的な方が記憶に残りますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%94%BF%E5%A4%AB
↓ちょっとだけですが投球フォーム見れます。
http://jp.youtube.com/watch?v=xzCiTP9GqH8
池内投手・・・申し訳在りませんが、全く記憶に残っていないです。
自分にとっての上岡投手の様に、決してメジャーでは無いのだけれども、妙に自分の“ツボ”に嵌っちゃう選手って居るものですよね。
あと、名前は思い出せないのですが、これまた25年くらい前の大洋ホエールズの左ピッチャー。表現しづらいですが、独特のワインドアップから変に速い動きでサイドスロー気味に投げるフォームが妙におかしくって、出てくるたびに失笑していた覚えがあります。
他の投手達と比べると異質な存在と言え、「受け狙い?」と思われかねない(乃至はファイターズ・ファンの方から「馬鹿にしてるの?」と御怒りを頂戴しかねない)と危惧しましたので敢えて但し書きを入れたのですが(笑)、受け狙いでも何でも無く、自分にとって上岡投手は非常に印象に残る選手なので挙げさせて貰いました。「記録に残る選手」とか「記憶に残る選手」とか言いますが、彼の場合は申し訳無いけど後者の範疇。でも活躍期間は極めて短いのに、これだけ印象に残る選手は稀有な事だと思います。引退後に確か女性下着のセールスマンをされていたと記憶しているのですが、何年か前には母校・東北福祉大の社会人クラブで“現役復帰”されたというニュースを耳にして嬉しく思いました。今はゴールデンイーグルスの東北担当スカウトを務めておられるとの事。選手達の実家に赴いた際、まさか「おじゃる」とか
「ごじゃる」とかは言っていないと思いますが(笑)、今はどんな感じになったのか見てみたい気がします。
そうそう、小林繁氏は大丸でスーツを売っておられたんですよね。ホストばりのルックス故、かなり見栄えが良かったのではないでしょうか。彼の歌った「亜紀子」、発売当時は恩師・長嶋茂雄氏の奥方の名前と一緒という事でも話題になりましたね。
それにしても、チラッと見える広告表示から球場名を類推される能力は流石です!
角盈男(三男)投手のあの胴長短足(失礼!
タイミングが取り辛くて、バース選手がイラついているシーンが印象的ですね。
記憶しているのですが
その際に「沢村賞にアンダースローは如何か」と議論になったとかならなかったとか。
たしか大丸から入団、
もと売り子さん?でしたよね
>蛇足
カードは
遠藤:後楽園、津田:横浜球場ですね。
最後にハムの人選が
目立ちますね(笑)
西本聖投手の投球フォーム、「流麗さとはこの事か。」と思う様な美しさが在りました。又、全盛期の彼のフォークは本当にキレが在り、面白い様にダブル・プレーが取れていましたね。
小林繁投手と言えば、若かりし頃の明石家さんま氏が良く物真似(http://jp.youtube.com/watch?v=8VeJTO8T0mE)していたのを思い出します。ジャイアンツに入団する前はデパート勤務(確か紳士服売り場。)していた小林投手。細い体であれだけ勝ち星を上げたのですから、全く恐れ入ります。
新浦壽夫投手と言えばパッと思い出すのが、マウンド上で異常な迄に汗をかいている姿と、ピッチングの合間に“ハンカチ王子”の如く、やたらと“股間のポジション”を直している姿です。
私はやはり小林繁投手のアンダースローが印象に残っています。あと新浦投手の全盛期、投球フォームより打者を打ち取って胸を張ってマウンドを降りるあの歩く姿が凄いなぁと思ってみてました。