待ちに待ったセ・リーグ公式戦の開幕。過去3年に亘って、グダグダな試合ばかりを見せられて来たので、今季のジャイアンツには限り無い不安を感じていた。しかし・・・。
ベイスターズの先発・三浦大輔投手の調子が良くなかったのを差し引いても、昨年迄は見られなかった繋ぐ野球に徹し、そつの無い&効率的な攻めを見せたジャイアンツ攻撃陣。先発の上原浩治投手(7年連続の開幕投手というのも凄いが、これはジャイアンツ史上最多回数になるそうだ。)もこれぞエースという投球を見せてくれた。終わってみれば12対2でジャイアンツの圧勝に終り、開幕戦としては5年ぶりの白星を飾った。*1
幸先の良い船出は勿論嬉しいのだが、昨日の開幕戦では特に嬉しい事が2つ在った。
1つはジャイアンツの若手・亀井義行選手が初回に2点適時打を放つ等、しっかりと結果を出してくれた事。兎に角、若手の育成&抜擢を今季の最大眼目と考えているので、今日以降の試合でも活きの良い若手選手をドンドン起用して貰いたい。
そしてもう1つは、試合前に御披露目となった永久欠番のレリーフ。ジャイアンツの永久欠番は6つ在るが、それ等の番号を刻んだユニフォーム形のプレートを東京ドーム外野席支柱に設置し、その除幕式が行われたのだった。除幕式には背番号「3」の”ミスター”、「16」の”ドン”、「34」の”カネやん”と永久欠番を背負って来た御本人達、そして「1」の”世界のホームラン王”と「14」の”伝説の名投手”の御親族が参加されていた。
メジャーの良き伝統の1つとして、野球を支えて来たOBを大事にしているというのを常々感じていた。それに対して、日本のプロ野球界は概してOBに冷たい印象を持っていた。
以前、「OBと球界の距離感」という記事の中で、「OBが”過度に”現場に介入する事は反対だが、球界の更なる発展の為にはOBの活躍する場をもっと与えて貰いたい。」と書いた。どの世界でもそうだが、先人に対して”最低限の”敬意を払う事は重要だと思うし、ましてや野球の様な長い歴史を持った世界に在っては必要不可欠と思う。
故にこういった取り組みは評価したいし、他のチーム(球場)でも是非行って貰いたいものだ。そうすれば、間違っても「カネムラさんですか?」等と言ってしまう選手は少なくなるだろう。
昨日の様な試合を、今日以降もジャイアンツが続けられるかどうか。それが重要だし、一人のジャイアンツ・ファンとして見届けて行きたいと思う。
やっぱりジャイアンツが好き!
*1 スタメンのセカンドは小坂誠選手だった。良い選手で在る事は間違い無いし、スタメン起用されたのも決して不思議では無いのだが、個人的には仁志敏久選手を起用して欲しかった。純粋に戦力として上と判断して小坂選手を起用したのか。はたまた、原監督が大人に為り切れていないのか。この点も今後は注目して行きたいと思っている。
唯、原監督の笑顔にはホッとするものが在る。今季のジャイアンツ・ベンチに、昨日解説をしていた御仁が座っていなくて本当に良かったと改めてホッとした次第。
ベイスターズの先発・三浦大輔投手の調子が良くなかったのを差し引いても、昨年迄は見られなかった繋ぐ野球に徹し、そつの無い&効率的な攻めを見せたジャイアンツ攻撃陣。先発の上原浩治投手(7年連続の開幕投手というのも凄いが、これはジャイアンツ史上最多回数になるそうだ。)もこれぞエースという投球を見せてくれた。終わってみれば12対2でジャイアンツの圧勝に終り、開幕戦としては5年ぶりの白星を飾った。*1
幸先の良い船出は勿論嬉しいのだが、昨日の開幕戦では特に嬉しい事が2つ在った。
1つはジャイアンツの若手・亀井義行選手が初回に2点適時打を放つ等、しっかりと結果を出してくれた事。兎に角、若手の育成&抜擢を今季の最大眼目と考えているので、今日以降の試合でも活きの良い若手選手をドンドン起用して貰いたい。
そしてもう1つは、試合前に御披露目となった永久欠番のレリーフ。ジャイアンツの永久欠番は6つ在るが、それ等の番号を刻んだユニフォーム形のプレートを東京ドーム外野席支柱に設置し、その除幕式が行われたのだった。除幕式には背番号「3」の”ミスター”、「16」の”ドン”、「34」の”カネやん”と永久欠番を背負って来た御本人達、そして「1」の”世界のホームラン王”と「14」の”伝説の名投手”の御親族が参加されていた。
メジャーの良き伝統の1つとして、野球を支えて来たOBを大事にしているというのを常々感じていた。それに対して、日本のプロ野球界は概してOBに冷たい印象を持っていた。
以前、「OBと球界の距離感」という記事の中で、「OBが”過度に”現場に介入する事は反対だが、球界の更なる発展の為にはOBの活躍する場をもっと与えて貰いたい。」と書いた。どの世界でもそうだが、先人に対して”最低限の”敬意を払う事は重要だと思うし、ましてや野球の様な長い歴史を持った世界に在っては必要不可欠と思う。
故にこういった取り組みは評価したいし、他のチーム(球場)でも是非行って貰いたいものだ。そうすれば、間違っても「カネムラさんですか?」等と言ってしまう選手は少なくなるだろう。
昨日の様な試合を、今日以降もジャイアンツが続けられるかどうか。それが重要だし、一人のジャイアンツ・ファンとして見届けて行きたいと思う。
やっぱりジャイアンツが好き!
*1 スタメンのセカンドは小坂誠選手だった。良い選手で在る事は間違い無いし、スタメン起用されたのも決して不思議では無いのだが、個人的には仁志敏久選手を起用して欲しかった。純粋に戦力として上と判断して小坂選手を起用したのか。はたまた、原監督が大人に為り切れていないのか。この点も今後は注目して行きたいと思っている。
唯、原監督の笑顔にはホッとするものが在る。今季のジャイアンツ・ベンチに、昨日解説をしていた御仁が座っていなくて本当に良かったと改めてホッとした次第。
パリーグが盛り上がっている中で
セントラルは大丈夫なのかという
心配がありましたが、どうにかなりそうな
気配です。
ジャイアンツ勝ちました。嬉しいですね。
亀井選手が活躍したことは若手の刺激になります。
チームの活性化になりますね。
ドンドン若い選手を使って欲しいですね。
仁志選手に関しては、厳しいシーズンになると
思いますが、決して腐らずに
自分のプレーをして欲しいです。
あと、OBも大切にですね。
いいことだと思います。
いやー開幕戦からいい試合ができて
本当に良かったです。
今日も勝利の美酒に酔いしれたいものです。
「OBを敬う気持ち」私も同感です。
OBがあまり現場介入するのはいかがなものかと思いますが、特にジャイアンツのように先人たちが残してくれた歴史と伝統あるチーム。そのユニフォームに袖を通すことに選手たちは誇りを持ってもらいたいです。
仁志の件、私は前者であると信じています。反乱分子だからはじき出されたと表現する人がいますが、私はそう思いません。彼はWBCでの宮本のような存在になるのではと実は期待しています。チーム全体のモチベーションを保つためにベンチ内外をひとつにまとめたり、時には大事な場面で自ら活躍してくれるそんな存在です。今までは打撃に淡白さが見られたり、自分の腕に自信を持ちすぎるが故にプライドが高く見られてしまいがちでしたが(そんな彼を私は「『ドラゴンボール』の誇り高きサイヤ人『ベジータ』タイプ」だと言ってたわけで…)、キャンプやオープン戦での姿勢や打撃の粘り方を見ると、彼が今置かれている立場や役割を十分認識していると思います。むしろ仁志自信が大人になったのではないでしょうか。
記事でも触れましたが、実際に試合が始まる前迄はジャイアンツの闘い方に不安ばかり感じていました。「投手陣の安定性」、「スタメンの選手が左打者ばかり」、そして「概してウイークポイントを徹底的に突いてくるセ・リーグ投手を相手に、良い打者では在るが穴も在る李選手が相当打撃面で苦しめられるのではないだろうか?」という思い等。
しかし試合が始まってしまえば、そんな不安も吹き飛ぶ快勝。昨日の1試合だけで安心してしまうのは何ですが、こういったそつの無い繋ぎの試合をしてくれれば、大崩れする事は無いのではないかと。
若手の亀井選手も活躍を見せた事で、他の若手選手、そして「うかうかしては居られないぞ。」と中堅&ベテラン選手へも良い刺激になったと思います。
仁志選手には決して腐る事無く、チームの支柱になって貰いたいです。
今年の巨人は違うな、ということを感じました。
今日は、ちょっと、ですが(汗)
仁志選手は、今年はどんな使われ方をするのでしょうか。
生え抜きにがんばって欲しいと思います。
ホームランだけでなく、機動力を使った繋ぐ野球。野球というスポーツの面白さを充分に味わえる試合だったと思います。
特に亀井選手の粘りが三浦投手のリズムを崩し、勝利に大きく貢献したのではないでしょうか。
私も開幕スタメンに仁志選手の名前がないことを寂しく思いました。
開幕戦はファンにも、選手達にも特別な試合です。
怪我、絶不調などの大きな理由がない限り、開幕スタメンはある程度昨年までの実績を重んじて組んで欲しかった・・・。
昨日は素晴らしい勝ち方を収めたのに、今日は・・・。勝つ場合には競った勝ち方が、負ける場合には大負けが良いと言いますので、それだけを考えると今日の大敗は問題無しと言えるのかもしれません。でも、同じ投手に何度も負けを喫するというのは戴けないですね。次回こそは打ち込んで貰いたいです。
それにしても、今日もスタメンは仁志選手ではなく小坂選手でした。この記事でも書きました様に小坂選手が素晴らしい選手で在るのは確かですし、彼をスタメン起用した事も決して間違いではないでしょう。でも、ジャイアンツ・ファンの一人としては、Sango-Q様も書かれた様に、余程の事が無い限り、開幕戦のスタメンは昨年迄の実績を”或る程度”考慮して欲しかったです。
小坂選手には頑張って貰いたいのですが、もし思う様な結果を出せずに、ずるずるスタメン起用が続くという事になれば、仁志選手も面白く無いでしょうし、「実績至上主義を打ち出しておきながら、結局は好き嫌いで起用しているんじゃないの?」という声がチーム内外から上がって来るのは確実。そうなると、小坂選手にとっても気の毒だと思うし、チームの纏まりも無くなってしまう様に懸念します。
緒戦はつないで先制、一発攻勢で中押し、つないで駄目押しの「言う事無し」の快勝、2戦目は相手に「言う事無し」の戦いをされて惨敗と、ここまで「栄光への道険し」を思わせる2試合になりました。
同じ投手に何度も負けを喫するのは、2000年までの対川崎投手(スワローズ)の時から相変わらずです。
優勝するためには、「苦手を作らない」事が
大切なのです。次回の対戦では「もう通用しそうにない」と思わせるぐらいに叩きのめしてもらいたいです。
あと、前回の書き込みからの繰り返しになりますが、ベイスターズの浮沈は土肥投手の働きに掛かっていると思えます。去年の様にジャイアンツからしか勝てなくてもAクラス入りできるほど今年のセ・リーグは甘くないと思う一方、他からも満遍なく勝ち星を稼げれば、ベイスターズは面白い存在になると思うのです。
さて、「原さん-仁志」間に関してですが、僕はあまり心配していません。
今の所仁志はベンチですが、二岡と小久保がリタイアの危険性が常に付きまとい、どっちか(もしくは両方)抜けた場合のチーム力の低下を防ぐのに仁志も小坂も欠かせないと思えるのです。(ただ「若手育成」の観点からすると、小坂を獲得せず、主力の抜けた穴を長田、岩館等の若手で埋めてみせるべきでしょうね)
それに、もしあの御大が監督に就任しちゃっていたら、(御大の)育成能力&権力誇示のために、昨秋仁志が斬首されてたかもしれないと思っています。
でも最近、原さんが1994年から1995年までの自分を仁志に重ねていて、引き際とか帝王学継承とかのシナリオまで準備しているという、(ある意味)恐ろしい妄想が浮かんで来ました。これって僕だけでしょうか?
それにしても、もしこの2人に確執があるとしても、それから「ドン川上-広岡」間の確執を連想してしまうのは、これも僕だけでしょうか?
何か・・・後半はタイトルとかけ離れた”電波文章”になってしまいました・・・。
今季は首位を独走するだろうと踏んでいたタイガースがよもやの開幕2連敗。そして、苦戦を予想していたスワローズが逆に2連勝。我がジャイアンツも開幕戦で理想的な勝ちを挙げたと思ったら、昨日は惨敗。今年のセ・リーグは荒れ模様と言った所でしょうか。
「初物に弱い。」というのと「特定投手に何度もやられる。」というのは、最早ジャイアンツの伝統でしょうね(笑)。土肥投手が好投手なのは認めますが、それにしてもやられ過ぎ。今年からは凄腕スコアラーが加わり、従来のよりはデータ分析に磨きが掛かると期待しています。本当に次回こそは土肥投手を攻略して貰いたいです。
ベイスターズに関しては、エースの三浦投手が心配です。一昨日の投球だけで判断してしまうのは拙速かもしれませんが、もしかしたら二段モーションを禁じられて投球フォームを変えた事が影響してるのかもしれませんね。クルーン投手も昨年程の凄みは感じられなかったし、打線が良いだけにベイスターズの場合も投手が鍵になりそう。
原監督と仁志選手の関係、自分は非常に心配なんです。あの広岡御大が今季のジャイアンツをべた褒めしている一方で、心配なのは「原監督と仁志選手の確執。」と断言していた事も影響しています(笑)。
仁志選手は未だ未だ老け込む年でも無く、川相選手を”あの様な形”で離れさせてしまったジャイアンツだけに、二度と同じ過ちは繰り返して欲しくないと切に祈っています。
仁志選手の件、複雑な心境お察しします…。個人的には「仁志-小坂」の二遊間が見てみたいのですが。ショートで名手として名を馳せた小坂のセカンド起用には疑問もあったのですが、ロッテのサポーターに聞いた所「小坂はセカンドでもよく起用されていた」との事。問題ないようですが、やはり…。でもそうなると二岡選手が(汗)。難しいですね。
今年はヤクルトのみが開幕連勝しましたね。古田監督、とりあえずは上々の船出でしょうか。逆に心配なのが阪神。JFKの「J」の故障。「FK」は調整不足。心配です。
「FK」はやはりWBCに出場したのが大きかったでしょうか。久保田は特に出番が少なかったですし。パでもWBCで出番が少なかった選手は今シーズンこれ迄ピリッとしない選手がいる様子。こうなると、日本の世界一に手放しで喜ぶだけでなく、何らかの対策が必要なように思えてきます。でないと、次回の選手派遣に各球団がどう対応するか。
カープは開幕戦なんと勝ってしまいました。驚き、去年が頭をよぎりましたが昨日は敗戦。昨日も勝っていたら「今年の中日は大丈夫か?」と心配するのですがどうやら杞憂のよう(笑)。カープは新監督の「伝統(悪習?)の猛練習廃止」「2番・前田」や「先発投手は玉数を制限し中4日で回す」のメジャー流采配が上手くいくかどうか。願わくば、第2のルーツになって貰えれば。
カープにはせいぜい、セ・リーグを引っかきまして頂きたい所です
上原投手はナイス・ピッチングでしたが、高橋(尚)投手は余り評価出来ないなあと。と言うのも、数年前から彼の悪い癖として、一番やってはいけない所でポカをしてしまうというのが在るのですが、それが全く治っていないんですよね。超一流投手でも、1試合をずっと張り詰めた気持ちで投げ切るのは先ず無理で、適当な所で気持ちを抜くもの。ですから、高橋(尚)投手が気持ちを抜くのは仕方無いのですが、その”抜き所”が最悪の所で抜いてしまうんですよね(^o^;;;。その辺が厳しい言い方ですが、超一流(or一流)投手と凡庸な投手を分ける境界線の様に思います。
仁志選手の事を書く際には正直心が痛みます。原監督は決して嫌いな人物ではないのでその意味でも心が痛むのですが、それよりも何よりも仁志選手のスタメン起用を求めるという事は、イコール小坂選手を外せという事に繋がってしまうからです。
何度も書いておりますが、小坂選手はパ・リーグ時代から素晴らしい選手だと評価していました。そして、”こんな状態”のジャイアンツに”来て下さった”という事だけでも感謝しなければいけないのに、間接的にでは在れ彼を否定してしまう様な内容を書くのは、彼にとっても、又マリーンズ時代からの彼のファンの方々にも非礼な気がして・・・。
唯、どこのチームのファンの方も概してそうだと思うのですが、やはり生え抜き選手にはどうしても思い入れが強くなってしまうんです。ましてや、仁志選手の様な一言居士&職人タイプの選手は、今のジャイアンツに必要不可欠に思うんです。何か良い方法はないものでしょうか(^o^;;;。
タイガースは首位を独走すると踏んでいたのですが・・・。先日の書き込みの中に、前年日本シリーズで4タテを食らったセ・リーグのチャンピオン・チームは、翌年優勝出来ないというジンクスが在るのだとか。一体どうなる事やら。
カープの様な良い意味での独立独歩なチームは、外国人監督の方が寧ろ合っているのではないかという気がします。勿論、監督の素養が駄目で在ればそれは当てはまらないのですが、ブラウン監督の御手並み拝見ですね。(結構、彼は短気らしいですね(笑)。)