ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

日本ではこんな宣伝は無理だろうなあ

2009年08月22日 | 時事ネタ関連
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警視庁の友引警部アセチレン・ランプ)は“山手線の哲”(ヒゲオヤジ)と呼ばれるスリの犯行現場を抑えようとしていた。ところが哲は知らずに青鞭会の三公(ヘック・ベン)の持っていた金を狙った為に、指を4本切り落とされてしまう。友引はブラック・ジャックに連絡し、無料奉仕をさせる事に。

退院した哲は早速友引に気付かれずに、警察手帳他を掏り取る。友引はそんな哲の全快祝いに、二人で飲みに行くのだった。
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スリ関する話というと、漫画「ブラック・ジャック」の第217話「山手線の哲」がパッと思い浮かぶ。又、小説のタイトルは失念してしまったが、百戦錬磨のスリが摺り取った財布から紙幣を抜き取った後、その財布を元の持ち主の財布に気付かれない様に戻すという“芸当”を披露する話も在ったっけ。

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「通行人のポケットに現金とチラシ 元スリが恩返し?」(8月20日付け、東京新聞【夕刊】)

ロンドン市内の観光名所に元スリの常習者等が繰り出し、気付かれる事無く通行人等のポケットや鞄の中に、現金と宣伝チラシを入れるアルバイトを始めた。ロイター通信によると、英国の電話会社が手掛ける新手の宣伝で、話題になってはいるものの手法には賛否も出そうだ。

割安な高速インターネットサービスを手掛ける会社「Talk Talk」が10万ポンド(約1,550万円)の予算を掛けて始めた。8月末迄同市内で続ける予定。

宣伝担当は20人の元スリの常習者等。トラファルガー広場歓楽街ソーホー等の名所に出掛け、通行人1人当たり5ポンド(約770円)から20ポンド(約3,080円)の紙幣と宣伝チラシを持ち物に忍ばせる。後から驚かせて宣伝効果を上げる仕組みだ。

アルバイト集団を率いる元スリ常習者のクリス・フィッチさんは「不況だから小銭でも貰った人は嬉しいだろうし、私自身も過去の罪悪感が少し薄れる。」と話す。会社側は警察にも届け出た上で宣伝に乗り出していると言う。
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ポケットに手を突っ込んだ所、記憶に無い紙幣と宣伝チラシが出て来たら、そりゃあビックリする事だろう。元スリの常習者が「過去の罪悪あかんが少し薄れる。」と語っていたのには苦笑してしまったが、それにしても良く警察はこういうスタイルの宣伝を許した物だ。御国柄の違いと言ってしまえばそれ迄だが、我が国では先ず許されないだろう。

杞憂に過ぎるかもしれないが、現役のスリがこの宣伝スタイルを利用して、紙幣を握った上でスリ行為を働き、バレてしまったら「実は新手の宣伝だったんですよ。」と逃げ口上に使ったりはしないのだろうか?

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4 コメント

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アハハでして。^±^ (てくっぺ)
2009-08-22 02:03:41
スリのアルバイトのティッシュ配りって。^±^
でもポケットに財布があったら条件反射で、すらないかなと。

オソロシヤ~条件反射。x±x
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>てくっぺ様 (giants-55)
2009-08-22 10:59:49
書き込み有難う御座いました。

「スリ業から引退していた人物がこのアルバイトをして、相手に気付かれずに紙幣等をポケットに入れる。『おー、俺はまだまだいけるじゃん!』と思って、再び現役に戻る。」、そんな事が無ければ良いんですけどね。
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Unknown (マヌケ)
2009-08-22 18:38:44
国内でも国外でもスリにあったことはないですね。 同僚が2人銀座で初めて入った店で薬を盛られて昏睡し、コーポレートカードとして使用しているビザのデータを読み取られてしまいました。 被害額は合計で70万円を超えましたがほとんどは盗難保険でカバーされました。 警察からの報告によれば、お店は直接関係なく、隣り合わせた外国人が犯人と思われます。 罪滅ぼしと言えば、よくわが社の周囲を海岸も含めて清掃している集団がいます。 軽い交通違反から結構重い人も含まれているそうで、会話が不謹慎ながらおもしろかったです。 若いにいちゃんたちが、おれ、スピード違反、おれ当て逃げの物損、などなど話しているところで、ところでおばちゃんは?と聞かれた結構いい年のおばちゃんが「あたしは一人轢いた」「おーーーーっ」って、信号待ちしていたらそんな会話が聞こえてきたんです。  
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>マヌケ様 (giants-55)
2009-08-22 19:03:34
書き込み有難う御座いました。

もう大分昔の話になりますが、バカンスで訪れたイタリアでスリの犯行現場を目撃しました。トレヴィの泉の前で添乗員が「この辺はスリが多いので気を付けて下さい。最近多い手口は『子供達がわっと周りを囲み、イタリア語で色々話し掛けて来る。意識が話している子供に向いた瞬間、大概新聞紙を持っているのですが、他の子供が新聞紙の下から手をポケット等に入れて、財布等を抜き取る。』という物。特に日本人は狙われ易いので、充分に注意して下さいね。」と注意喚起。ところが一緒のツアーに3人組の女子大生と思しきグループが居り、彼女等は話をきちんと聞いていない風情。解散後、ジェラードを買いに行った彼女達を見ていた所、案の定と言うべきか子供の集団が押し寄せ、それを見て「キャー!」とか言い乍ら笑っている始末。一人の子供が財布を抜き取ったのを目にしたので、「泥棒!」と叫んだ訳ですが、その時点でやっと自らの身に何が起こったのか彼女達は認識した様でした。

クレジットカードを悪用された場合、被害額が保険等でカバーされたとしても、精神的なショックは大きいでしょうね。
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