7年前の記事「王様のアイデア」の中でも書いた様に、「母方の祖父は大の"新し物好き"で、祖父母の家に遊びに行くと、そういう物が次々と購入されていて、非常に楽しみだった。」という記憶が在る。「(エポック社の)テレビテニス」【動画】も可成り早い段階で購入されていて、従兄弟と良く遊んでいた。記憶を遡れば、「此のテレビテニスは、自分が初めて遊んだ"家庭用ゲーム機"だった。」と思う。
幼少期、そんな体験をした事も在り、自分は家庭用ゲーム機に魅力を感じる様に成った。自腹で初めて購入したのは、「任天堂のゲーム&ウオッチの『ファイア』」【動画】。多分、45年前の事だ。(7年前の記事「懐かしい"昭和の玩具"」の中で書いたけれど、「家に眠っていたゲーム&ウオッチ合計6台が、想像もしていなかった高額で売れた。」っけ。)
以降、「ファミリーコンピュータ」【動画】、「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」【動画】、「ゲームボーイ」【動画】、「スーパーファミコン」【動画】、「ニンテンドーDS」【動画】、「Wii」【動画】、「ニンテンドー3DS」【動画】、「Nintendo Switch」【動画】(以上、全て任天堂。)、「PCエンジン」(日本電気ホームエレクトロニクス)【動画】、そして「3DO REAL」(松下電器産業)【動画】を自腹で購入して来た。直近で購入したのはNintendo Switchだから、8年前の事に成る。
「Nintendo Switchの後継機として、『Nintendo Switch 2』【動画】が6月5日に発売する。」と任天堂が発表したのは、2ヶ月前の事だった。Nintendo Switchは所有しているものの、プレーするのは「『ドラゴンクエスト』シリーズ」【動画】の"新作"と「『桃太郎電鉄』シリーズ」【動画】の"新作"位で、「『ドラゴンクエスト』をぶっ通しで10何時間もプレーした学生時代。」とは異なり、「時間が在る時に数十分程プレーする。」という感じだったが、アラ還なのに年甲斐も無く「任天堂の新しいゲーム機が発売されるというニュースに、どうしても反応せざるを得なかった。」という自分。
「多くの人が買い求める事が予想され、転売防止策として"抽選方式"を導入する。」というのが、何処の販売店でも取り決められた。当選倍率が相当高くなる事が噂されるも、何処の販売店でも抽選に参加するには"結構な縛り"が設けられており、条件を何とかクリア出来た販売店3つに抽選参加の申し込みを速攻でした。「当選するのは、非常に困難だろうな。」と正直期待していなかったが、何と何と5月初めに某販売店から「当選しました!」というメールが届く。
「決められた日迄に、入金手続きを完了させる事。」というのが購入条件だったが、「本当に当選したのか?若しかして『当選詐欺』では?」という不安が頭に過り、速攻で"窓口"(メールにも記されていたが、念の為、自分自身で確認した所、正しい窓口だった。)に確認を取った所、「本当に当選していた。」事が判明。ホッとして、入金手続きを完了させた。
後から判った事だが、此の販売店全体での当選確率は「2割を切っていた。」様だ。ネット上でも「外れてしまった!」という嘆きの声が溢れ返っていたので、自分は非常に運が良かったのだろう。勿論、抽選参加の申し込みを済ませていた他の2つには、(抽選が行われる前に)キャンセルを入れた。
【Nintendo Switch 2】
で、昨日、Nintendo Switch 2が発売されたので、帰宅時に取りに行って来た。実際に目にした時に思ったのは、「こんなに小さいの!」という事。Nintendo Switchの"外箱"と比較すると、半分位の大きさしか無かったので。でも、Nintendo Switch 2の本体自体はNintendo Switchよりも大きく、要は「小さな外箱に、コンパクトに収まっている。」というのが実際だった。
そして、外箱を開けて中を見た。「此れが、Nintendo Switch 2か!」という感動の後、「えーー、何此れ!?」と驚いてしまったのは、封入されていた「ニンテンドーSWITCHをご購入いただいたお客様へ」という任天堂の注意書き。
【任天堂の注意書き】
「空箱、箱の中の段ボール、ヴィニールを捨てないで下さい。」と記されているではないか。「本を購入した際、付けられている"帯"や中に挟み込まれている広告等、本と無関係な物は速攻で外して捨ててしまう。」という人間なので、家庭用ゲーム機を購入した際も「外箱は取っておくものの、箱の中の段ボールやビニール、そして他の不必要と判断した散らし類は速攻で捨ててしまう。」のが常。「『捨てないで下さい。』としている物には全て、シリアル・ナンバーが記されているから。」とうのが理由の様だが、自分が知る限り、今迄「段ボールやヴィニール迄捨ては駄目!」と記されている家庭用ゲーム機は無かった。転売防止対策の一環では無いと思うが、驚いてしまう注意書きだった。
入手はしたものの、実際にプレーするのは何時に成る事やら。「入手した現物を見ているだけで、充分に満足してしまっている。」所も在るので。
そして「ご当選おめでとうございます!」
やはり籤運が強いんですねえ。
本来捨て去られる部類のものにまでシリアルナンバーが付いているとは驚きですが、どういう意図があるんでしょうかね。
アラ還の爺が、家庭用ゲーム機に夢中に成る。傍目からすると、ドン引きされそう。
酒もギャンブルも殆ど嗜まない人間ですので、此の程度の趣味なら「御容赦下さい!」という感じかと。
籤運・・・決して強くは無いのですが、だからこそ今回の"当選"は驚きでした。他の運を使い果たして無ければ良いのですが。