「高田繁GM及びトレイ・ヒルマン監督の退団」、「白井一幸ヘッドコーチに佐藤義則投手コーチ、淡口憲治打撃コーチの唐突な解雇」とファイターズの迷走を心配していたのだが、ベイスターズはそれ以上に迷走している様だ。
こちらに詳細が記されているが、「スカウト部門の4名を解雇」、「総務や業務、広報部門からは10人近くが年内に退団予定。」との事。スカウト部門に関しては「若返りを図りたい。」というチームの”表向きの”理由が在る様だが、「ベテラン・スカウトを一気に解雇して大丈夫なのだろうか?」という思いが在る。又、「1年の暫定措置」という事だが、「九州駐在のスカウトを廃止」というのも気になる所。”球界の寝業師”と呼ばれた根本陸夫氏の様な凄腕がフロントに居れば別だが、出張ベースでスカウト活動というのはなかなか難しいのではないか。
これだけの人間が辞める(辞めさせられる)背景には複雑な人間関係も当然在ろうが、それ以上にコスト削減という考えがこのチームを大きく支配している気がしてならない。これは親会社がTBSに変わって以降ずっと感じていた事だが、コスト削減という考えは決して間違っていないものの、その対象が著しく誤っているのではなかろうか。エグゼクティブ・アドバイザーなる訳の判らない肩書き与えられ、たまに球場に立ち寄って選手や芸能人とおちゃらけているだけの様なタレントへの高額な報酬を先ずは廃し、その分をスカウト部門等の充実に廻す可きだと思うが。
そして、我がジャイアンツも同様に迷走を続けている。こちらに記されている様に、編成部門の人事がそれだ。”カメ”こと河埜和正氏なぞはスカウト活動に打って付けの人物だと思うのだが、ファンサービス部門への配置換えになるとか。ファンサービスの重要性は認めるも、果たしてこれが適材適所という観点からの人事異動なのだろうか。
「編成とスカウトは、チームで最も大事な所。それを素人のトップが全部決めていたら、チームは無茶苦茶になる。補強の記事で、監督よりも球団トップの名前ばかり出て来るのは巨人だけだよ。」という球団関係者の指摘はその通りだと思う。
こちらに詳細が記されているが、「スカウト部門の4名を解雇」、「総務や業務、広報部門からは10人近くが年内に退団予定。」との事。スカウト部門に関しては「若返りを図りたい。」というチームの”表向きの”理由が在る様だが、「ベテラン・スカウトを一気に解雇して大丈夫なのだろうか?」という思いが在る。又、「1年の暫定措置」という事だが、「九州駐在のスカウトを廃止」というのも気になる所。”球界の寝業師”と呼ばれた根本陸夫氏の様な凄腕がフロントに居れば別だが、出張ベースでスカウト活動というのはなかなか難しいのではないか。
これだけの人間が辞める(辞めさせられる)背景には複雑な人間関係も当然在ろうが、それ以上にコスト削減という考えがこのチームを大きく支配している気がしてならない。これは親会社がTBSに変わって以降ずっと感じていた事だが、コスト削減という考えは決して間違っていないものの、その対象が著しく誤っているのではなかろうか。エグゼクティブ・アドバイザーなる訳の判らない肩書き与えられ、たまに球場に立ち寄って選手や芸能人とおちゃらけているだけの様なタレントへの高額な報酬を先ずは廃し、その分をスカウト部門等の充実に廻す可きだと思うが。
そして、我がジャイアンツも同様に迷走を続けている。こちらに記されている様に、編成部門の人事がそれだ。”カメ”こと河埜和正氏なぞはスカウト活動に打って付けの人物だと思うのだが、ファンサービス部門への配置換えになるとか。ファンサービスの重要性は認めるも、果たしてこれが適材適所という観点からの人事異動なのだろうか。
「編成とスカウトは、チームで最も大事な所。それを素人のトップが全部決めていたら、チームは無茶苦茶になる。補強の記事で、監督よりも球団トップの名前ばかり出て来るのは巨人だけだよ。」という球団関係者の指摘はその通りだと思う。
力を入れるべきですし、
というか編成のビジョンを
整理すべきですよね。
少し収まってきましたが
どうも同じようなポジションばかり集める
傾向があるようです。
クルーンの巨人入り、決まりましたね。
私の言っていたとおりでしょ(笑)
日本ハムの更迭劇は私もびっくりしましたね。(佐藤義則コーチの独特のピッチングフォームはよく物真似していたもんです)今や日本のエース・ダルビッシュまで球団には不満を漏らしてましたね。
そういえばgiants-55さんも内田コーチと伊勢コーチの退団には嘆いておられましたね。
スカウトの数はドラフト逆指名制がなくなったのが影響しているんでしょうか?
クルーン入団で上原は先発に戻るんですかね?原監督の手腕が問われるところですねw
佐藤投手コーチ等に対する突然の解雇通告に、ダルビッシュ投手はかなり憤りを見せていましたね。「新監督の野球観と異なっているから。」というのが解雇理由だったそうですが、2年連続で優勝したチームのコーチに対して余りにも非礼なタイミングでの通告だったと思います。
内田&伊勢両コーチに対するジャイアンツの”仕打ち”も同様に非礼極まり無い物でした。招請する際には色々良い事を言う癖に、御役御免と判断したらあっさり切り捨てる。過去に少なからずの選手&首脳陣が、この様に石もて追われた歴史が在るジャイアンツ。こういう事を続けているから、真摯な野球ファンからジャイアンツは嫌われてしまうのだと思います。本当に情けない・・・。
ベイスターズがスカウトを削減した理由に「ドラフトの逆指名制が無くなった。」というのが影響はしているとは思いますが、ここ数年の流れを見ているとやはりコスト削減意識が過度に働いているというのが大きい様に感じます。記事でも触れましたが、コスト削減という考え自体は間違っていないものの、ベイスターズの場合はその対象が著しく誤っているのではないかと。
クルーン投手のジャイアンツ入り、個人的には「無い。」と思っていましたのでビックリです。一昨年&昨年とは異なり、今季はコントロールがままならず非常に危うい投球が目に付いた彼。晩年の槙原寛己投手や石毛博史投手が抑えで登場するとジャイアンツ・ファンからは溜め息が、逆に敵チームのファンからは歓声が上がったものですが、今季のクルーン投手も同じ様な感じでした。果たして戦力になるのかどうか・・・。
監督も同席のミーティング中にPCのゲームで遊んでる上に、周囲の人がそれをたしなめられない空気……スケジュール管理がいい加減で、選手に試合出場予定を伝え忘れる……これはもう、いくら幹部であろうとも士道不覚悟で切腹していただかなければ平隊士に示しがつきません(←新選組が好きな私)。
ダル君は聞いた当初不満をもらしたようですが、すぐに統括本部長に電話を入れて釈明したようですし、逆に佐藤コーチ在任中は他選手からの苦情もあったそうなので、雨降って地固まるというところじゃないかと思ってます。
ソフトバンクのようなお金持ちがオーナーだと、球団を抱えているというステイタス重視、ファンサービス重視の理想像のようなものが見て取れます。 つましい節約とかコスト意識とか、野球で設けようというようなセカセカしたものが見えず、球団はもとより企業に対しても非常に好感が持てます。 球団も資産計上して企業価値を数値で表して株主が投資や売買の指標とするわけですが、ジャイアンツの時価評価したら、はたしていくらくらいの資産価値があるのでしょうね。 減損損失してる球団もありますが、野球のプレーの面白さまで金銭価値で判断することはできませんし、なんか、こう、世の中が世知辛くなりすぎて嫌です。 好きな野球ができたらお金なんて気にしませんとかいうような選手とかも登場してくれたら、すごい好感持てるなあ。
プロ野球は単なるビジネス対象では無く、文化で在る事を球団経営者には理解して貰いたい。そういう意味では、或る程度資金的に余裕の在る企業が球団運営してくれないと困ってしまう訳ですが、とは言え全くコスト意識が無いというのも駄目でしょうね。大阪近鉄バファローズのファンが味わった哀しみを繰り返さない為にも、必要最低限のコスト意識を持つ事は大事。この辺のバランス感覚がなかなか難しいのも事実ですが・・・。
ジャイアンツの資産価値、今はどの程度なのでしょうね。一昔前ならば桁外れの資産価値が在ったのでしょうが、ジャイアンツ戦の視聴率がこれ程迄に落ち込んでしまった状況下では、かなり下落しているのは間違いないかと。
今オフにマリーンズから戦力外通告を受けてしまいましたが、黒木知宏投手は「好きな野球が出来るので在れば、年俸なんかどうでも良い。」というタイプの選手でしたね。全盛期は2億円近く在った年俸が、今季は10分の1以下になっていたと思います。未だ未だ老け込む年では無いので、黒木投手には他チームで復活して欲しいもの。ジャイアンツが取ってくれないものか。
クルーンが来ちゃいましたね。
ほんとに取るとは・・・
はぁ
自前の選手をもっと大切にして欲しいですね。
内海投手の年俸もっとあげてもいいのに。
外から来た選手の待遇ばかりよくなっていますね。
(西武の石井一投手もそうですが)
ところで、
ヤンキースの松井選手がトレード要因になっているとの報道がありましたね。
嬉しいのやら、悲しいのやら、
この際、
ジャイアンツに復帰してくれたらいいのにと。
心から思います。
今オフに移籍が噂されている選手達の中で、ジャイアンツが獲得に走るのは止むを得ないと思っていたのはグライシンガー投手だけと言っても良く、クルーン投手は今季の状態を見る限りでは何等かの故障を抱えていそうな気がして「獲らない方が良い。」と思っていたんですけどね。福留選手にも莫大な年俸を用意しているという話も在り、これでは仰る様に生え抜き選手のモチベーションが下がるだけ。これでラミレス選手も獲得しようとしているという話ですから、ジャイアンツの”外部への頼り癖”はもう病気の域に入っていますね。
松井(秀)選手の件、数日前のネット記事で「松井(秀)がジャイアンツ入りか!?」というのを見掛け、「ジャイアンツ(勿論、日本のジャイアンツ。)に戻って来てくれるのか!」と一瞬思ってしまいました。
特に根拠が在る訳では無いのですが、「松井(秀)選手はジャイアンツ(日本)に愛想を尽かしているのではないか。選手としてのみならず、指導者としてもジャイアンツに戻る事はないのではないか。」という思いがずっと在ります。ジャイアンツの選手達とは連絡を取り合っている様で、今オフも帰国した際には飲み会を開くなんて話も在りますので、完全にジャイアンツと縁が切れた訳では無さそうなのが救いでは在りますが・・・。
ただ個人的には、同じ「背番号42の抑え投手」なら、”横浜の”ではなく”紐育の”を獲って欲しかったですが・・・。全盛期の力は失われてはいますが、プレッシャーに強そうですし、若手にとって生きた教科書になりえそうですし。
まぁ、林、西村、豊田の3投手には腐らずに、クルーン投手の離脱を舌なめずりしながら備えてもらいたいものです。
閑話休題
この記事で触れられているジャイアンツの(他球団もか?)内憂は、原監督が2003年秋にチームを離れた原因であり、堀内前監督が2年間屈辱に塗れた敗因でもあります。
また、「”一応”アジア一の監督」がジャイアンツの次期監督候補にして改革イメージを打ち出せるダシでもある一方で、その御方がジャイアンツの監督になる事はないと(自分が)思える要素でもあります。
ジャイアンツの親会社(つーか、ナベツネ)は、その御方を監督に据えるだけでジャイアンツが人気・実力共に完全復活すると勘違いしているようですが、その御方はチームの全権を握らないと戦えませんし、その事を本人が自覚しております。
2005年秋、その御方がジャイアンツの次期監督候補として噂されながら立ち消えになったのも、全権を任せないどころか、自分を体のいい客寄せとしか見なしていない親会社の甘えた態度が、水面下の交渉で透けて見えたためだったと、私は勝手に妄想しております。
今の所、コーチ陣の組閣では原監督の我侭を聞き入れて、「あの時とは違う」と親会社(つーか、ナベツネ)はあの御方にアピールしているつもりでしょうが、それでなびく程あの御方は甘くはないという事に・・・永遠に気付かないんだろうなぁ・・・。
優勝が決まって以降、上原投手の先発復帰アピールは物凄い物が在りましたからね。上原投手の先発復帰は自分も望む所ですが、ストッパーは来年という”目先”だけを考えるのでは無く、少なくともジャイアンツの命運を”数年”は託せる投手、それも出来れば生え抜き選手にして欲しいもの。故に「林&西村のダブル・ストッパー」を自分は夢見た訳ですが、ジャイアンツのフロントとしては目先を優先したという事なのでしょう。でも今季のクルーン投手の出来を見る限りでは、来季は「5回登板して2回成功すれば御の字」という結果になる様な不安を覚えます。(全盛期のマリアノ・リベラ投手が来日していたら、凄い事になっていたでしょうね。)
あの御仁は「全権掌握」、そして「ジャイアンツに於ける様々なロイヤリティーの委譲」(今回のアジア野球選手権大会でも、選手達が宿泊したホテルは”タニマチ”の所という話。確実に”銭一”監督の懐にも・・・。)が監督就任の必須条件でしょうね。ナベツネが実権を握っている間は、まず「全権掌握」は許さないと思います。今オフ、原監督の意に沿う形を許しているのは、「此処迄やらせたのだから、来年はもう後が無いぞ!」という意思表示だと個人的には睨んでいます。