ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

監督代行

2024年05月27日 | スポーツ関連

落合博満氏のYouTube公式チャンネル落合博満 オレ流チャンネル」で、「【大リーガー選出!】遂に実現!落合博満の歴代ベストナイン」【動画】というのがアップされている。彼が選出したベストナインは、次の通り。

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「落合博満氏が選出した歴代ベストナイン」

投手金田正一
捕手野村克也
一塁手王貞治
二塁手高木守道
遊撃手松井稼頭央
三塁手長嶋茂雄
左翼手張本勲
中堅手福本豊
右翼手イチロー
DH門田博光
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“大昔”のOBの名前が並ぶ中、自分が「へー。」と思ったのは、遊撃手に松井稼頭央氏を選出した事。名選手で在るのは確かだが、「6年前の2018年に引退。」という“最近現役だった彼”を選出したのは、個人的に意外だったので。(イチロー氏の場合も“最近迄現役”となるけれど、“規格外実績”を考えれば、「当然かな。」という思いが在る。)

そんな松井氏が“古巣”のライオンズ監督に就任したのは一昨年オフの事。監督1年目の昨季は「65勝77敗1引き分け」でリーグ5位に終わり、今季は「9年振りの8連敗」を喫する等、5月25日の全試合を終えた時点で「14勝30敗」と最下位に沈んでいた。

そんなチーム状況から、ライオンズのフロント大鉈を振るう事に。昨夜の試合を終えた後、此の試合を以て松井氏は監督休養に入り、代わって渡辺久信GM監督代行務める事が発表された。落合氏も認める程の名選手だった彼だが、残念な事に「名選手、必ずしも名監督に非ず。」という至言当て嵌まってしまった。

プロ野球の世界で、「チーム不振の責任を取って、監督が途中休養する。」というのは、決して珍しく無い。自分がリアル・タイムで見て来た半世紀近くの間にも、何度も在った事だ。そして、監督が途中休養すると、監督代行が立てられる。「チーム不振の責任を取って。」というのでは無く、「2015年、『監督の体調悪化。』という理由から、川相昌弘ヘッド・コーチ(当時)が5試合、監督代行を務めた。」という様な例は別として、其の殆どは「監督が途中休養。→其の儘退任。」という流れを辿る

で、今回のニュースを踏まえて、「監督代行」に関して調べてみた所、興味深い事実を知った。此方に記されている様に、NPBでは過去に5度、「監督の代行の代行」というケースが在ったのだとか。

詳しくはリンク先を見て貰いたいが、監督の代行の代行となったのは「1942年の加藤喜作氏(南海軍)」、「1972年の宮崎剛氏(ホエールズ)」、「1984年の土橋正幸氏(スワローズ)」、「1995年の島野育夫氏(ドラゴンズ)」、そして「2022年の木田優夫氏(ファイターズ)」。加藤氏と宮崎氏以外のケースは、「確かに、そんな事在ったなあ。」と思い出した。


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