ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“王貞治氏”や“犬”の事では無い

2024年07月14日 | 其の他

今日は、若者言葉に付いて書く。若者言葉とは文字通り、「20歳前後青少年日常的に使う俗語等を指すが、其れ以外の世代では余り使われない言葉。」だ。

自分が若かった頃、若者言葉は「全く意識する事無く、当たり前の様に意味を知って使っていた。」が、年齢を重ねると「最近、耳慣れない言葉を良く耳にするが、多分こういう意味なんだろうなあ。」と何となく察しが付く存在だった。でも、幾つの頃からか、若者言葉を耳にしても、意味を想像するのに困難な事が増え、“アラ還”の今となっては、そういうケース殆どという有り様

好きで良く視聴しているYouTubeチャンネルに、「元ジャイアンツの選手だった小山翔平氏が元捕手の立場から、ジャイアンツ情報を中心に、野球に関する話を毎日“深掘り”する『小山翔平 BASEBALL CH』。」と「のぶりん氏が日本中の廃墟過疎地を訪れ、其の歴史現状社会的経済的観点から解説する『のぶりん』。」が在る。TV番組もYouTubeのチャンネルも、「出演者がワアワアと、無意味に馬鹿騒ぎしているだけ。」という内容の物が少なく無く、そういうのには心底ウンザリしているのだが、小山氏及びのぶりん氏のチャンネルに関しては、1つの事象に付いて、具体的に理由を示した上で、判り易く解説している姿勢。に好感が持てる。

で、彼等のチャンネルを見ていて、最近気になっているのがワンチャンなる言葉。2人共に多用しているのだが、意味がサッパリ判らなかった。

「ワ(↑)ン(↓)チャ(→)ン(→)」という抑揚なら、「“王貞治氏(の愛称)”や“”の事か?」とも思われ様が、彼等が口にしているのは「ワ(→)ン(→)チャ(→)ン(→)」と無抑揚。28歳の小山氏は「今の坂本勇人選手だとワンチャン、ヒットを打て無い気がする。」といった様な感じで、そして24歳ののぶりん氏は「ワンチャン、マンションの住人に会えるかも。」といった感じで使っている。想像するに「one chance
の“短縮形”」とも思われるが、「1度のチャンス」という意味合いでは無い様に感じるのだ。

其処でネットで調べてみた所、此方に意味合いが記されていた。元々は「one chance」を略した片仮名語で在る様だが、「1度のチャンス」という意味合いからは余り近さを感じられない、若しかしたら」とか「多分」、「恐らく」という意味合いの若者言葉として使われている様だ。

「何とかレポートは出したけど、ワンチャン単位落としたかも。」の場合は「若しかしたら」、「今日、ワンチャン御飯行けるかも。」の場合は「多分」、そして「Aって、ワンチャンBの事好きなんじゃね?」の場合は「恐らく」といった意味合いだとか。

自分には、全く使い熟せそうな気がしない言葉の「ワンチャン」。と言うか、、「使おう。」という気すら起こらないが。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2024-07-14 13:53:09
こんにちは~
言葉についても歳と共に時代からずれていくのは仕方ないことだと思います。
むしろ若者言葉をうまく使いこなしている高齢者を見たら、時代に適応しているというより、無理に迎合した哀れさとみることも・・・あくまでこれは人それぞれの感じ方ですが(苦笑)。

『新語流行語辞典』があるように、『死語辞典』もあると面白いですね。
その意味と共に、いつ頃まで使われていたか、どういう使われ方をしていたかとか。
高齢者には、ああこんな言葉を使っていたな、と懐かしむものもあるでしょう。
中に差別語や今なら放送禁止になるワードも多々あるでしょうが、逆に難癖をつけられて言葉狩りにあったものも数多くありそう。

念のため、ネットを当たってみたところ『死語辞典』出版されていました!
またそんなサイトもありました。
私が考え付きそうなものはもうあるんですねえ(苦笑)。
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>悠々遊様 (giants-55)
2024-07-14 20:58:19
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

自然体で流行語を口にしている中高年は良いのですが、明らかに「若者受けし様と、無理無理に口にしている中高年。」というのを時折見掛けますが、申し訳無いのですが、自分も″痛々しさ”を感じてしまいます。

ファッションって、一定周期で"昔のブーム”が再来する事って在りますよね。流行語にもそんな事が偶に在り、三波伸介氏の「びっくりしたなあ、も~!」が、彼の死後に再び"プチ・ブレイク”した事が在ります。此れはビートたけし氏が"オマージュ(?)”として使っていた事での結果ですが、同様なケースに獅子てんや&瀬戸わんや両氏の「ピッピッピーヨコちゃんじゃ、家鴨じゃガアガア。」も。此方は片岡鶴太郎氏が口にしていた事での結果ですが、御笑い好きの自分には結構嬉しい事でした。

「死語辞典」っていうのが在るんですね。流行った時代背景や死語化した要因等を踏まえると、死語は明治時代辺り迄遡れそうな気も。
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