goo blog サービス終了のお知らせ 

Heart / Bad Animals (1987)

2005-01-15 10:42:05 | Music > Rock/Pops
 
外部のソングライターを起用するようになってからの Heart は誰もが言うように飛ぶ鳥を落とす勢いだった。ハードさとソフトさの見事なまでのバランスは前作 "Heart" や次作 "Brigade" と並び、80年代は Heart にとって黄金時代だったと言えるんじゃないかな。オープニングからシングル・カット曲が5曲も立て続けに並ぶ構成には圧倒される。それ以外では、爽やかな高揚感に包まれる "You Ain't So Touch" がお気に入り。あと "Alone" ってカヴァーなんだね(i-Ten)。15年以上経って初めて知った...。"Who Will Run To You" は Diane Warren の曲。

Duran Duran / Greatest (1998)

2005-01-14 21:08:17 | Music > Rock/Pops
 
"Serious" はビートが心地好い。ブレイクでベースが止まるのはちょっと興醒め。自分はリアルタイムが "Notorious" なのでタイトル曲と "Skin Trade" が懐かしい。"Girls On Film" も MTV でよくかかってたなぁ。"Ordinary World" のメロディの美しさは秀逸。"The Reflex" の印象的なサビもよく耳にした記憶が...。

The Teachings of ZEN (Sun Nov 7, 2004)

2004-11-07 11:48:45 | Music > Rock/Pops
1) Burn / Jo Dee Messina
2) Homerun / Gotthard

Jo Dee Messina の "Burn" は非常に爽やかで軽快なポップ・カントリーで、晴れた日のドライブにはついかけたくなるアルバムです。映画「パール・ハーバー」の主題歌でお馴染みの Faith Hill が好きな人にもお薦めです。

Gotthard の "Homerun" も高揚感に溢れた爽やかなロックでやはり晴れた日のドライブには欠かせません。Gotthard はスイス出身のハード・ロック・バンドですが最近はアコースティックなアレンジが占める割合も大きくなり Bon Jovi 辺りにも通じるアメリカン・ロックといった趣です。本作のオープニング・トラック "Everything Can Change" と Jo Dee Messina の "Burn" アルバムのオープニング・トラック "Downtime" はジャンルは全く異なるものの、イントロの雰囲気が似ているからでしょうか、何か共通するものを感じます。


Burn / Jo Dee Messina Homerun / Gotthard

The Teachings of ZEN (Sat Oct 23, 2004)

2004-10-23 21:59:02 | Music > Rock/Pops
1) A Tear In L.A. / Hugo (ヒューゴ)
2) No Way / Dream Evil (ドリーム・イーヴル)

"A Tear In L.A." は Hugo が1997年にリリースした 1st ソロ・アルバム "Hugo" のラストを飾る美しいバラード・ナンバーです。アルバム全体も良質な楽曲が占めるメロディアス・ハード・ロックです。Journey のファンにとっては Steve Perry の後任探しのオーディションで最終選考まで残っていたヴォーカリストとして有名でしょう。声質が Steve Perry に似ていると話題になりましたが、そんなレベルではありません。似すぎています(笑)。普通、「似ている」、「似ていない」 といった話題には主観がつきものですがそれを通り越しちゃっています。Steve Perry なりきりコンテストがあったら間違いなく優勝でしょう。曲も十分 Journey していますしね。「似ているからってどうしたの?」なんて真顔で訊かれると返す言葉もないんですが笑って受け流してくれれば幸いです。噂によると最近は風貌もステージングもそっくりになってきたとか...。ってなわけでちょっと調べてみました。彼はソロ活動以外にも Evolution という Journey のトリビュート・バンドでも活動しているとのこと。下記がそのバンドのサイトです。

Evolution - The Jouney Tribute
http://www.almostjourney.com/

もうやばいです。私はドメイン名を見ただけで受けてしまいました。「ほとんどジャーニー・ドットコム」ですからねぇ。ここには彼らのライヴ・パフォーマンスのプレヴュー動画が置いてあるのですが、とにかく見てください。何も言われなければ Steve Perry にしか見えないし聴こえないです。

「似ている」ネタでもう一つ。最近 Hellfueled というバンドを知りました。古本屋で買った一昔前の Burrn! にインタビュー記事が出ていたのですが、何でもヴォーカリストの Andy Alkman という人はすべてが Ozzy Osbourne にそっくりらしいんです。あれほど個性的な声を持っているヴォーカリストに似ている人なんているのだろうかと好奇心が駆り立てられました。早速ネットで試聴できそうなサイトを探して聴いてみました...。うーん、Ozzy まんまです。おまけにギターは Zakk です。これも相当やばいです。そっくりさんがダブルで攻めてきます。とはいえ純粋にヘヴィ・メタル・ミュージックとしては非常にレベルが高く、結構興味も湧いたので続けてネットで調べていたら、何と Dream Evil の最新作 "The Book Of Heavy Metal" の "No Way" という曲にゲスト参加しているではないですか!あろうことか既に自分が持っているアルバムだし(鬱)。言い訳っぽくなっちゃいますが知り合いに録音してもらったのでアルバムのクレジットはノー・チェックだったのです。そういえば初めて聴いたとき "Tattooed Dancer" に似ているなと感じたことを思い出しました。そうか、最初からそれが狙いだったのか!確信犯だね、ガスくん(先日脱退してしまったそうで...)。Hellfueled のアルバムはそのうち中古で見つけたら買おうかと思っています。

オフィシャルサイト
http://www.hellfueled.com/

Let Me Out / Hellfueled
低ビットレートですが Hellfueled のデビュー・アルバム "Volume One" に収録されている "Let Me Out" の WMA サンプル音源が聴けます。


Hugo / Hugo The Book Of Heavy Metal / Dream Evil

The Teachings of ZEN (Tue Oct 14, 2004)

2004-10-14 23:35:28 | Music > Rock/Pops
1) Don't Wanna Lose Your Love / Shy (シャイ)
2) I Am A Maid That Sleeps In Love / Solas (ソーラス)

Shy は湿り気のあるサウンド、叙情的なメロディが特徴的な英国産のハード・ロック・バンド。"Don't Wanna Lose Your Love" は1987年にリリースされたアルバム "Excess All Areas" からのアウトテイクです。元々はシングル "Young Heart" のB面として発表されましたが、1996年にCDが再発された際にボーナス・トラックとして追加収録されました。私はオリジナル・レコードからダビングしたカセットテープしか持っていなかったのでこれを機にCDを買い直しました(当時はまだレンタル・レコードだったのです)。いかにも Shy らしい憂いを帯びたメロディが印象的な佳曲で、これがアウトテイクであるとは未だに信じられません(こちらのサイトに熱心な Shy ファンの方がいらっしゃるのですが同じような感想を書かれていてビックリ!)。強いて言えば出だしのアレンジがややインパクトに欠けるかなという程度でしょうか。ただそれもハイ・クオリティな他の楽曲群に比べればのこと、やっぱり名曲ですよ。

"I Am A Maid That Sleeps In Love" は Solas が1998年に発表した 3rd アルバム "The Words That Remain" に収録されている曲で Karan Casey の可憐な歌声とそれを支えるメンバーの卓越した演奏を聴くことが出来ます。この曲ではリズム・セクションに E.ベースとドラムを加えることでグルーヴ感を強調したコンテンポラリーなサウンドが試みられています。またアイリッシュ・アメリカン・バンドである所以でしょうか、ストリングスにバンジョーが加わっていたり、PPM 辺りからの影響も時折顔を覗かせていたりします。現代のケルティック・ミュージック・シーンにおいて Solas は名実ともに最高峰に位置するバンドの一つと言えるでしょう。

Excess All Areas / Shy The Words That Remain