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見えない敵 / F.W.クロフツ

2006-05-15 00:00:22 | Books
 
一時期に比べるとペースは落ちましたが、今も二週間に一冊くらいの割合で推理小説を読んでいます。先月、久しぶりに読んだ「樽」が好感触だったので、クロフツの未読作品「見えざる敵」を図書館で借りてきました。

結論からいうと、いまひとつ面白みにかける内容だったんですよね(笑)。犯人がどのような仕掛けを使ったのか、それを推理する描写が多く、文章だけでそれを想像するのはちょっと困難(苦笑)。僕の好きなスタイルからは少し離れていました。やっぱりミステリーは会話が多いほうが読みやすいな~(笑)。


以下引用:


イングランド西南端コーンワルのうるわしい海岸で、第二次大戦のさなか、誰からも好かれ、誰からも愛された、善良な一老人が爆死する。敵の漂流機雷か、それとも味方の軍隊の過失か。警視庁から派遣された、おなじみフレンチ警部の慧眼によって、事件はがぜん、悪質な殺人事件と変わる。ついで起る第二の事件。この二つの事件は関連があるのか、ないのか? なにひとつ疑問のまま放任しておくことのできない性格の警視の、たんねんな捜査と推理とは、しだいに網をひきしめて、ついに犯人を自縄自縛させる。フレンチ警視は、ふたたび勝利の凱歌をあげた。


ゴン / 田中政志

2006-05-14 16:34:46 | Books
 
大学時代にハマっていたマンガ。確か友人が読んでいた雑誌に載っていて、その面白さに単行本を買うようになったんだっけ。内容はチビ恐竜のゴンが厳しい野生の世界を自由奔放に生き抜いていく冒険譚。時代設定、舞台設定はムチャクチャで、神出鬼没なゴンが世界中の動物と出会い、泣きあり、笑いありの不思議な日常を過ごしていきます。セリフは一切ないんですが、リアルかつ表情豊かに描かれる絵はセリフそのもの。とにかく他のマンガにはない味わいに満ちていましたね。

GW の整理中に出てきたこのマンガ、久々に読み直してみたんですが、喜怒哀楽に満ちたゴンの生き方は今もなお眩しかったです・・・。

P.S. 当時買ったゴンのソフビ人形は今も僕の手元にあります(笑)。


赤い館の秘密 / A.A.ミルン

2006-04-29 09:49:30 | Books
 
またしてもミステリー小説(笑)。実はこの本、生まれて初めて読んだ文庫版の推理小説なんですよ。小学生の頃は「こちらマガーク探偵団」や子供向けにアレンジされた「ホームズ」や「ルパン」などを読んでいましたが、本格的な長編は「赤い館の秘密」が最初なんです。たまたま親の本棚にあったのを見つけ、ちょっぴり背伸びした気持ちで勝手に読んでみたんですよね。あ~懐かしい。今回で三回目くらいだと思うんですが、久しぶりに読んだので内容はすっかり忘れていました(笑)。ちなみ作者の A.A.ミルンは「クマのプーさん」の生みの親であり、イギリスの児童文学作家としてよく知られた人物です。


以下引用:
「熊のプーさん」で有名な劇作家ミルンが書いた唯一の推理長編。だが、この一作でミルンの名はミステリ史上に残ることになった。暑い夏の昼さがり、十五年ぶりに赤い館を訪れたオーストラリア帰りの兄が殺され、館の主人は失踪してしまう。無類のユーモアをもって描かれる二人の素人探偵の活躍。結末に待ち受ける巧妙なトリック。キャビアの味と評される、ユニークな名作である。

ついつい!「あいまい」に使っちゃう日本語の本

2006-04-23 08:26:56 | Books
 
最近読んでいた本の一つ。簡単に言えば日本語の雑学本なんですが、こういうのって結構面白いんですよね~(笑)。あと日本語ネタに関連して「きょうのことばメモ」という面白いブログを見つけました。興味のある方は覗いてみてください!


以下引用:
「犯す」「侵す」「冒す」はどう使い分ける?「こけんにかかわる」の「こけん」とは何?「剣もほろろ」はどこが変?「かけおち」とは戦国武士の敗走のことだった?「まだ未定」は何がおかしい? つい使ってしまう間違いことばから、使い分けのコツ、意外な語源まで、すっきり簡潔に解説! みるみるうちに日本語が上達する!!

樽 / F.W.クロフツ

2006-04-22 09:47:22 | Books
 
10数年ぶりにクロフツの『樽』を読みました。細かいことはほとんど忘れていたので、十分楽しむことができました。

僕、こういう古典と言われる推理小説がダイスキなんですよ。おそらく、この時代のヨーロッパの文化や街並みが好きなせいもあると思います(西暦でいうと1900年前後)。物語の舞台が当時のヨーロッパであるというだけで何故か惹かれてしまうんですよね(笑)。学生時代はシャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロなんかにハマってまして、小説は勿論のこと研究書なども結構読み漁りました。NHK で放映されていたドラマも欠かさず観ていましたね。ホームズ役のジェレミー・ブレットはこれ以上ないというくらい素晴らしかったなぁ。格調高い口調や仕草、どことなく人を寄せ付け難い雰囲気を見事に表現していたと思います。本来のホームズ像に近いイメージでした。日本語の吹き替えを担当していた露口茂さんはオリジナルの雰囲気にこだわらず、温かみのある声で親近感のあるホームズ像を作り上げていたように思います。同じ映像を観ていても、原語と吹き替えではホームズに対するイメージが大きく異なり、声の持つ力って大きいんだなぁと感じましたね。

話が横道に逸れましたが、『樽』は F.W.クロフツが1920年に発表した処女作です。創元推理文庫版で500ページ近い長編ですが、その面白さに今回もまた一気に読み切ってしまいました。ブログで取り上げたことに深い意味はありませんが「読書メモ」ということで書き記した次第です(笑)。

あっ! ドーヴァーつながりで Eric Johnson というのはダメですか?(笑)


以下引用:
ロンドンの波止場では汽船の積荷おろしが始まった。ところが、四個の樽がつり索からはずれ、樽の一つからは、ぶどう酒のかわりに、金貨と死人の手があらわれた! 色めきたった船会社は警察へ連絡したが、捜査陣の到着前に問題の樽は紛失し、謎はいよいよ深まっていく。発送元はパリの美術商だった。捜査の手はドーヴァー海峡をはさんで英仏両国にまたがり、消えうせた樽の行方を追ってロンドン警視庁の精力的な活動が始まる。緻密で冷酷な犯人の完璧なアリバイをいかにしてくつがえすか - アリバイ捜査の醍醐味を描くクロフツの代表作!

モナリザ・オーヴァドライヴ

2006-02-28 00:25:14 | Books
 
最近、ひょんなキッカケでウィリアム・ギブスンの「モナリザ・オーヴァドライヴ」を読んでみたくなりまして、早速図書館で借りてきました(詳しくはこちら)。SF 小説って、話の中に見たことのないものがいっぱい出てくるからイメージするのが難しい・・・(笑)。

映画「マトリクス」の世界観がお好きな人はどうぞ♪