goo blog サービス終了のお知らせ 

Deep Purple の新作がリリース!

2005-11-13 10:21:33 | Music > Morse
 
すっかり忘れてましたが(笑)、Deep Purple の新作 "Rapture Of The Deep" の UK 盤と US 盤がリリースされましたね。国内盤はビクターエンタテインメントより 12月16日のリリースになるそうです。国によって収録曲が異なるという噂は本当のようで、国内盤はボーナス・トラックとして "Things I Never Said" が、UK 盤及び US 盤は "MTV" がそれぞれ追加収録されています。

そうそう先生がアンプ替えたらしいですね。前は Peavey でしたけど、今度は ENGL だそうです。ギター雑誌にもカラーの広告がデカデカと載っていたのでビックリ! 先生、最近なんか動きあったっけ? て思っちゃいましたもん。まあ、それで DP の新作のこと思い出したんですけどね(笑)。ちなみにこの広告、ENGL のサイトからダウンロードできます(こちら).

Steve Morse Band の DVD

2005-11-04 22:29:25 | Music > Morse
 
以前、お伝えした Steve Morse Band の DVD ですが、すでに PAL版は発売されているそうです。NTSC は来月になるとのこと。1990年のライヴですから新生 SMB のフレッシュなパフォーマンスが期待できそうですね! トラックリストは以下からどうぞ(ボーナス映像もたくさん収録)。

http://www.sanity.com.au/partner/deeppurple/product.asp?intProductID=650762&intArtistID=37915

Major Impacts 2 を斬る!カントリー/ブルーグラス編 (3)

2005-09-24 10:56:33 | Music > Morse
Major Impacts 2

09 - Tri County Barn Dance

Impact: Country/Bluegrass


三ヶ月ぶりにカントリー/ブルーグラス編の続きです(笑)。Steve が影響を受けたギタリストは数多くいれど、カントリー・ギターとなると、やはり Albert Lee だそうで、彼の尊敬するギタリストに Jeff Beck や Jimmy Page と並んで挙げられるほどです。彼らは友人でもあり Biff Baby's Allstars としてツアーをしていたこともあります。何度か来日もしており、私も学生時代に友人と札幌公演を観にいきました。メチャメチャせまい会場の一番前に陣取っていたので、二人がね、もう目の前五メートルほどのところに立っているんですよ! あっ、いや、ここは思い出話はグッとこらえて Albert Lee の紹介にいきましょう。多分止まらなくなるから・・・(笑)。


Albert Lee & Hogan's Heroes / Live At Montreux (1993)




セッション・アルバムは星の数ほど、ソロ・アルバムも何枚かリリースしています。その割りにベスト・アルバムというものが存在しないんですね。なので最初はベストの選曲に近い Albert Lee & Hogan's Heroes のライヴ・アルバム "Live At Montreux" をお薦めしたいと思います(ジャケットはブートレグ風ですが、ちゃんとしたアルバムですよ~)。初期のソロ作を中心に選曲されており、そのスタイルも "Sweet Little Lisa", "One Way Rider", "Tear Stained Letter" といったゴキゲンなロッキン・カントリーを始め、"Evangelina" のようなカントリー・バラードから "Cannon Ball" でのフュージョン風カントリー・サウンドまでヴァラエティに富んでいます。私のお気に入りは John Hiatt のカヴァーでポップ・フィーリングに満ちた "Pink Bedroom" や高速カントリー・チューンの定番 "Restless", そして Albert Lee の超有名曲 "Country Boy" です。あの Zakk Wylde をもシビレさせたプレイですからね。若かりし頃、Albert の教則ビデオを観て、必死でカントリー・リックを学んだそうです。そんなわけでロック・ギタリストにも是非聴いていただきたい一枚です。

彼のリリースしたソロ・アルバムについて簡単に紹介しておきます。1979年リリースのデビュー・アルバム "Hiding" はヴォーカルものが中心のカントリー・アルバムです。ロック色は薄めで、ゆったりとした雰囲気の曲が多いです。聴きどころは Heads Hands & Feet 時代の名曲 "Country Boy" のセルフ・カヴァーと、見事ロッキン・カントリーにアレンジされた Dire Straits の "Setting Me Up" でしょう。この二曲は Albert Lee が Eric Clapton Band に在籍していたときにもライヴで演奏されており、主役を食ったスーパー・プレイだったというエピソードがあります。そりゃあ "Country Boy" を演っちゃった日にゃあねぇって感じです(笑)。1982年にはアップ・テンポのロックン・ロールをズラリと並べてきた 2nd アルバム "Albert Lee" がリリースされます。外部ライターの楽曲も多く、1st, 2nd ともに Rodney Crowell(カントリー系の SSW)の作品を何曲か取り上げています。ちなみに Rodney の "Street Language" というアルバムには Eric Johnson が参加しているんですよ。マニアックなネタでしょ~(笑)。本作は長い間アナログでしか聴けませんでしたが、最近になって 1st との 2 in 1 カップリングで CD 化されました。3rd アルバムの "Speechless" (1986) と 4th アルバムの "Gaggeed But Not Bound" (1987) はインストゥルメンタル・カントリー・アルバムでヴォーカル曲はありません。当時 Larry Carlton なども在籍していた MCA マスター・レーベルからのリリースで、ヴァイオリンの小曲(クライスラーの「美しきロスマリン」)に挑戦したり、フュージョン風の楽曲があったりと、かなりクロス・オーヴァーなカントリー・ギターを追求したアルバムに仕上がっています。カントリー・リックを用いたギター・プレイに興味のある方は必聴の二枚です。15年ぶりにリリースされた最近作 "Heartbreak Hill" では再びルーツに立ち返った作風で、カントリーとロックのバランスが丁度良く、初期の二枚を彷彿とさせるサウンドです。注目すべきは Albert が Emmylou Harris の Hot Band に在籍していた時代の名曲 "Laxury Liner" をインスト・ヴァージョンとして再演していることでしょう。前年にリリースされた Hogan's Heroes のアルバム "Tear It Up" でも自身のヴォーカルでカヴァーしていましたから、二年連続で取り上げたことになるわけですね。

今回は Steve Morse のカントリー・プレイを探る上で最も重要なギタリスト Albert Lee について頑張って短くまとめてみました(笑)。また以前にも紹介しましたが Steve や Albert が参加した Marcel Dadi のソロ・アルバムも本当に素晴らしいので、是非機会があれば聴いてみてください(こちら)。

Steve Morse Band at Hell Blues Festival

2005-09-11 08:42:17 | Music > Morse
公式サイトのニュースですが Hell Blues Festival のサイトに Steve Morse Band が出演したショーとクリニックのフォトがアップされています。Steve の ギターと Dave のベースはブルーで合わせておりますなぁ・・・。

http://hellblues.com/hbn/bildescript2.php?gallery=%2FPictures%20from%20HELL%202005%2FClinic
http://hellblues.com/hbn/bildescript2.php?gallery=%2FPictures%20from%20HELL%202005%2FSteve%20Morse

Pink Floyd のトリビュート盤に Steve Morse が参加!

2005-08-13 16:07:26 | Music > Morse
最近やたらと多いトリビュートものですが、今度は来月リリース予定の Pink Floyd の "The Wall" を丸ごとカヴァーするという企画のトリビュート盤 "Back Against The Wall" に Steve Morse が参加しています(本家ニュースより)。他の参加メンバーも物凄い豪華さです。詳細はこちらをご覧あれ!

Deep Purple 来日!

2005-07-16 21:31:03 | Music > Morse
Deep Purple が Summer Sonic '05 に緊急参戦することになったようです。ライヴ音源や動画はこれでもかというくらいリリースされていますし、正直、今一盛り上がりません...。SMB か DREGS だったら、それこそ大声で叫びたくなるほど嬉しいんですけどね。Living Loud でもよかったかな。来日するなら、せめて前座で SMB を使ってくれよ~。もう前座でいいから観たいよ~。ちょっぴり DP に食傷気味の ghostwind でした。

Major Impacts 2 を斬る!カントリー/ブルーグラス編 (2)

2005-06-28 00:36:14 | Music > Morse

Major Impacts 2

09 - Tri County Barn Dance

Impact: Country/Bluegrass


DREGS 時代から数々のカントリー/ブルーグラス・フィーリング溢れる楽曲をプレイしてきた Steve ですが、南部で育った彼にとってブルーグラスを聴いたり演奏したりすることは、ごく自然なことで、特定のアーティストに入れ込んでいたわけではなかったようです。Steve 曰くブルーグラスは「微笑むことを許すヘヴィ・メタル」だそうで、それだけエネルギッシュでテクニカルな要素を持つ音楽ということですね。保守派のブルーグラス・ファンには反論されそうですが(笑)、私もこれには賛成です。では早速、ブルーグラスの世界へのアプローチとして以下の二枚を紹介したいと思います。私の独断と偏見に満ちたお薦めなので、典型的なブルーグラスとは少し掛け離れているかも知れませんが、Steve が愛するブルーグラスのメロディやエネルギーといった魅力は十分過ぎるほどギッシリ詰まったアルバムです。


Alison Krauss & Union Station / Live (2002)




現在、最もポピュラーなブルーグラス・アーティストであり、希代のヴォーカリスト/フィドラーである Alison Krauss のライヴ・アルバムです。ベスト盤も 1995年にリリースしているのですが、少々古いので近年のライヴ盤を選んでみました。「ツイスター」、「オー・ブラザー!」のサントラにも参加していましたから、熱心な洋楽ファンはその名を聞いたことがあるかもしれません。オーソドックスなブルーグラス・チューンからポップ感覚溢れるチューンまで文句の付けようがないセンスです。Alison のエンジェル・ヴォイスは聴いているだけで心が洗われていく不思議な魅力を持っています。また私の大好きなドブロ・プレーヤー Jerry Douglus もバック・バンドに参加しているのが嬉しい! こちらで全曲試聴ができますが、二枚組全25曲と収録曲が多いので、幾つかお薦め曲をピックアップするならば、優しく暖かい雰囲気の "Baby, Now That I've Found You", ポップで軽快な "Every Time You Say Goodbye", とにかく美しい "Stay", コーラスが印象的な "Ghost in This House" 辺りでしょうか。本ライヴは DVD も出ているので興味を持たれた方は是非演奏シーンも見られる DVD も検討してみてください。特にドブロ・ギターのプレイを見たことがない方は Jerry Douglas の超絶演奏テクに目を奪われることでしょう(ホント、素晴らしいんですよ)。そうそう、言い忘れましたが、Steve Morse も Alison のファンであることを過去のインタヴューで語っていましたよ!


New Grass Revival / Best Of New Grass Revival (1994)




New Grass Revival はカントリー、ブルーグラス、ケイジャン、ロック、R&B、レゲエ、Jazz など様々な要素を合わせ持った、私にとっては世界最高のブルーグラス・バンドです。Steve 本人が NGR を聴いていたかどうか定かではありませんが、ブルーグラスの門を初めて叩く、ロック/ポップス、HM/HR の住人には是非お薦めしたいバンドの一つです。今回紹介するのはキャピトル時代のベスト盤で、ドラムやベースのリズム・セクションが入っているため、一般リスナーにも聞きやすいアレンジになっていると思います。ポップな楽曲を中心に全18曲が収録されており、ファスト・チューンの "Can't Stop Now"、ケイジャン・フィーリング溢れる "Callin' Baton Rouge"、テクニカルなインスト曲 "Metric Lips"、南国ムード漂う "Revival"、そして極めつけは The Beatles のカヴァー "I'm Down" 。ハイ・テンションのエネルギッシュなブルーグラス・チューンに生まれ変わっています。私はこれを聴いて本当にシビレました。そういえば Aerosmith も "Permanent Vacation" (1987) でこの曲を取り上げていましたね(こちら)。話し出すと切りがないのでこれくらいにしようと思いますが、後生です、後生ですからこちらで一通り試聴だけでもしてみてください(笑)。


スミマセン、またしても長くなったのでカントリー編は次回!

Major Impacts 2 を斬る!カントリー/ブルーグラス編 (1)

2005-06-27 23:26:41 | Music > Morse

Major Impacts 2

09 - Tri County Barn Dance

Impact: Country/Bluegrass


アコギによるフル・ピッキング・フレーズが印象的な Steve 流ブルーグラス・チューン。従来のカントリー・スタイルの楽曲と異なる印象を受けるのはリズムのアレンジが SMB サウンドではなく、軽やかなウエスタン調になっているせいでしょう。全体的な雰囲気としては、三枚に分けてリリースされた Marcel Dadi のナッシュビル・セッションに近い印象を受けました(こちら)。Dave LaRue の粋なベース・ソロも聴きどころです。

Steve は過去に日本のギター雑誌のインタヴューで「この曲はカントリーっぽいですね」と言われ「僕はブルーグラスをやったつもりなんだけどなぁ」と答えたことがありました。このことからも日本ではブルーグラスという音楽の認知度は低く、カントリーと同義に語られることは日常的であるといえるでしょう。ブルーグラスをカントリーと呼んだところで、別段何かに困るといったことはありませんが、まずは Steve の意向を汲んで(笑)、ブルーグラスという音楽についてちょっとだけお話したいと思います。

もともとブルーグラスは Bill Monroe という人が・・・。いや、こういう話は止めましょう(笑)。私なりの感覚では、一般的な日本人がカントリーと感じる曲の中で、ギター、バンジョー、フィドル、マンドリンといったアコースティックな弦楽器を中心とした演奏の場合、ブルーグラスであることが多いのではないかと思います。文章で表現すると小難しくなるので、ここはやはり聴いていただくのが一番手っ取り早いでしょう。典型的なブルーグラスといえばこちらで聴けるようなスタイルになります。反対にカントリーはというと現在では非常に多様化しており、オーソドックスなものもあれば、Faith Hill や Shania Twain のようにポップスに近いもの、サザン・ロックに近いもの、ジャズっぽいもの、ブルーグラスっぽいもの、歌もの、インストもの、と様々です。つまりカントリーとは非常に広義な言葉であり、HR/HM が一括り出来ないジャンルであるようなものですね...って凄い例え(笑)。

極論ですが、私としては、カントリーと感じる音楽の中で、ある特定のスタイルをブルーグラスと呼ぶ認識でいいのではないかと思います。少なくとも私のブログでは、この程度の理解で十分話が通じるはずです(笑)。本格的に興味を持たれた方は scoop8739 さんのブログ「超ブルーグラス入門」を訪問してみてください。私のようないい加減な話ではなく、本として出版できるのでは?というほどの情報量で、加えて初心者にもわかりやすい解説がなされています。

本題に入れぬまま、長文になってしまいました。続きは次回!

Steve Morse / Major Impacts 2 (2004)

2005-06-27 23:25:54 | Music > Morse
Steve Morse の現時点での最新作 "Major Impacts 2" では彼が影響を受けた様々な音楽やアーティストへのオマージュとして、それらのスタイルを踏襲した楽曲が収録されています。私も彼の音楽を聴き始めてから様々なジャンルの音楽に興味を持つようになりました。今回、新しい企画(ネタ?)として、"Major Impacts 2" の収録曲を一つずつ取り上げ、Steve に "IMPACT" を与えた音楽やアーティストについて、私なりのお薦め盤を交えながら、好き勝手に書いていきたいと思います。幾つかの企画と平行に気長にアップしていく予定です。文才のない私ですが、少しでも熱意?と愛情?が伝わってくれれば嬉しいことこの上ありません(笑)。