テーマがあまりにも大きいので全ては語り尽くせませんが、最近のニュース記事などを振り返りながら考えてみたいと思います。
政治が担うべき事は大きく二つに分かれると僕は考えております。国民の皆様から集めた税金をどう使うか(予算)と暮らしや取引のルールを作る事(立法)だと。
そして理想論で言えばそれは国家と国民の利益を最優先に考えるべきである。特に国民の利益を。
しかし自民党というこれまで60年以上にも渡って日本の政権を担い続けた政党は、その理想と離れたカタチで存続しているように思います。
それは国家と国民より自分たちとその周りの人間(支援してくれる人たち)の為の政治をしているという事。
昔の事はあまり詳しく論じる事は出来ませんが、少なくとも高度成長期やバブル期以前は「国家の利益」という視点は意識されていたと思います。
しかし最近の自民党の動きを見ているとそうは思えません。
安倍さんが曲がりなりにも長期政権を維持しているのは、他の自民党議員よりは「国家の利益」をしっかり考え、そしてその為の勉強をしているからではないかと考えます。
要するに、国の将来がどうなろうと自分たちの権益が守られればよいと考えているのが自民党議員の大多数なのではないかと。
一点だけフォローを入れておくと、余裕のある(簡単には身分や権益を失わない)議員、もしくは議員の立場に拘泥しない議員は国民目線を持っている人もそれなりに存在します。
一番余裕がないのが大阪自民党で、維新の会に大阪の実権を握られ、公明党との連携もしっかり取れていない。だから47都道府県で一番酷い事になっている。
こないだも大阪都構想の法定協議会を潰そうとしたが公明党が維新側に付いたので失敗に。
https://www.sankei.com/west/news/180601/wst1806010039-n1.html
取ってつけたような「万博誘致」を建前にして延命措置を画策したとしか思えない話です。
そもそも自民党も昔は大阪府と大阪市を一つにするという考えには賛同していたはずで、どこかでおかしな方向になったから松井一郎氏のような良識ある政治家たちが飛び出して大阪維新の会が作られた。
そう考えると大阪自民党がおかしな事になっているのは維新の会に大阪の実権を握られているからではなく、おかしくなったから維新の会が出来たと考えてもいいかもしれません。
これが「卵が先か鶏が先か」論かもしれませんが...
最近ではこんなニュースも。
70歳定年のはずが…自民9人が出馬意思 特例に反発も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000013-asahi-pol
自民、定数6増案を提示
参院改革協で与野党に
https://this.kiji.is/375201685578056801
「70歳定年」というのは国政選挙における比例代表の定年を決めたもので、そもそも自民党の比例代表とは寝てても当選するようなものがほとんどなので、既得権益化阻止を目的に定められたもののはずです。
しかし選挙区での立候補には定年制はないのだから、やりたければ選挙区でやればいい。というか、最初から比例代表という楽な道を選んでいる時点で議員人生はそんなに長くないと認識すべきである。
これに対して自民党参議院議員の三原じゅん子氏が自身のTwitter で
「自民党はいつも、ご都合主義ですね。
決定事項がいつの間にか反故にされる。」
と批判している。
これは三原氏の見解が正しい。「よく言った!」って感じです。このご都合主義が自民党の本質なのでは?
参議院議員の定数増の話は論外で、今のご時世に議員定数を増やすという選択肢を考えるのは明らかに自分たちの権益を守る行為です。
一票の格差是正が目的なら選挙区定数を増やして比例区定数を減らす事で実現可能です。しかし比例区を減らされると該当する選挙区から批判されるからそれも出来ない。しかも野党側も比例区を減らされると即ち自分たちの議席が減りかねないので反発する。
今の国会は自分たちの都合ばかりで動いているみたいです。
僕が日本維新の会の考えに賛同するのは、こういったご都合主義や権益確保が目的の政治勢力から一線を画しているからです。
僕が一番お世話になっている政治家は自民党議員ですが、ご本人の政治姿勢を尊敬しているだけで自民党がやっている事には賛同出来ないので維新の会の活動に参加しております。
野党がバラバラで自民党の慢心ぶりが露呈している今こそ、「自民党の正体」を明らかにして日本の政治状況を少しでも国民目線(納税者目線)に向けられるように努力したいと思います。
政治が担うべき事は大きく二つに分かれると僕は考えております。国民の皆様から集めた税金をどう使うか(予算)と暮らしや取引のルールを作る事(立法)だと。
そして理想論で言えばそれは国家と国民の利益を最優先に考えるべきである。特に国民の利益を。
しかし自民党というこれまで60年以上にも渡って日本の政権を担い続けた政党は、その理想と離れたカタチで存続しているように思います。
それは国家と国民より自分たちとその周りの人間(支援してくれる人たち)の為の政治をしているという事。
昔の事はあまり詳しく論じる事は出来ませんが、少なくとも高度成長期やバブル期以前は「国家の利益」という視点は意識されていたと思います。
しかし最近の自民党の動きを見ているとそうは思えません。
安倍さんが曲がりなりにも長期政権を維持しているのは、他の自民党議員よりは「国家の利益」をしっかり考え、そしてその為の勉強をしているからではないかと考えます。
要するに、国の将来がどうなろうと自分たちの権益が守られればよいと考えているのが自民党議員の大多数なのではないかと。
一点だけフォローを入れておくと、余裕のある(簡単には身分や権益を失わない)議員、もしくは議員の立場に拘泥しない議員は国民目線を持っている人もそれなりに存在します。
一番余裕がないのが大阪自民党で、維新の会に大阪の実権を握られ、公明党との連携もしっかり取れていない。だから47都道府県で一番酷い事になっている。
こないだも大阪都構想の法定協議会を潰そうとしたが公明党が維新側に付いたので失敗に。
https://www.sankei.com/west/news/180601/wst1806010039-n1.html
取ってつけたような「万博誘致」を建前にして延命措置を画策したとしか思えない話です。
そもそも自民党も昔は大阪府と大阪市を一つにするという考えには賛同していたはずで、どこかでおかしな方向になったから松井一郎氏のような良識ある政治家たちが飛び出して大阪維新の会が作られた。
そう考えると大阪自民党がおかしな事になっているのは維新の会に大阪の実権を握られているからではなく、おかしくなったから維新の会が出来たと考えてもいいかもしれません。
これが「卵が先か鶏が先か」論かもしれませんが...
最近ではこんなニュースも。
70歳定年のはずが…自民9人が出馬意思 特例に反発も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000013-asahi-pol
自民、定数6増案を提示
参院改革協で与野党に
https://this.kiji.is/375201685578056801
「70歳定年」というのは国政選挙における比例代表の定年を決めたもので、そもそも自民党の比例代表とは寝てても当選するようなものがほとんどなので、既得権益化阻止を目的に定められたもののはずです。
しかし選挙区での立候補には定年制はないのだから、やりたければ選挙区でやればいい。というか、最初から比例代表という楽な道を選んでいる時点で議員人生はそんなに長くないと認識すべきである。
これに対して自民党参議院議員の三原じゅん子氏が自身のTwitter で
「自民党はいつも、ご都合主義ですね。
決定事項がいつの間にか反故にされる。」
と批判している。
これは三原氏の見解が正しい。「よく言った!」って感じです。このご都合主義が自民党の本質なのでは?
参議院議員の定数増の話は論外で、今のご時世に議員定数を増やすという選択肢を考えるのは明らかに自分たちの権益を守る行為です。
一票の格差是正が目的なら選挙区定数を増やして比例区定数を減らす事で実現可能です。しかし比例区を減らされると該当する選挙区から批判されるからそれも出来ない。しかも野党側も比例区を減らされると即ち自分たちの議席が減りかねないので反発する。
今の国会は自分たちの都合ばかりで動いているみたいです。
僕が日本維新の会の考えに賛同するのは、こういったご都合主義や権益確保が目的の政治勢力から一線を画しているからです。
僕が一番お世話になっている政治家は自民党議員ですが、ご本人の政治姿勢を尊敬しているだけで自民党がやっている事には賛同出来ないので維新の会の活動に参加しております。
野党がバラバラで自民党の慢心ぶりが露呈している今こそ、「自民党の正体」を明らかにして日本の政治状況を少しでも国民目線(納税者目線)に向けられるように努力したいと思います。