GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

官僚は本当に優秀な人間が必要なのか?頭が良くても人格が悪ければダメでしょう。

2018-04-25 18:17:21 | 政治
セクハラ疑惑で追及を受けていた財務省事務次官の福田氏が辞任しました。

先月には国税庁長官だった佐川氏が辞任しており、財務省はトップ二人が立て続けに辞任した事になります。

最近不祥事を連発している財務省のキャリア組は6割・7割が東大法学部卒らしい。東大卒に広げると8割を超えるとか。

偏ったところから採用されて偏った教育を受け、そしてその知識や経験を国民のためではなく、省の利益のために使う。

僕は常々、幹部クラス・幹部候補のほとんどのキャリア官僚は国益のためでなく省益のために働いているのでは?と、うがった見方をしております。

優秀な人間が集まって、自分達がぬくぬくと生きていく事を最優先事項と考え、国家・国民のためという崇高な理想なんてものはどこにもない。

そう考えるとキャリア官僚の採用方法を含めた人事を一から考え直すべきですよね。

本当に日本のトップの頭脳が必要なのか?それを悪用するくらいなら一流じゃなくとも、真面目に働いてくれる二流くらいの人材で良いのではないか?

なんていうと「一番じゃなきゃダメなんですか」って某女性政治家の顔がチラつくので嫌な感じがしますが...

毎年毎年官僚の不祥事が続く現状を考えると、そういった議論がなされてもいいのではないでしょうか?

佐川氏や福田氏の退職金は5,000万円を超えているらしい。天下り斡旋で辞任した、僕から言わせると犯罪者である前文部科学省事務次官の前川喜平氏もそれくらいもらったとか。

その官僚のトップの退職金に対して「一流企業のトップの退職金と比べると少ないくらいだ、彼らは民間に行けばそれくらいの立場だったはず」なんて言ってるコラムを以前に見た事がありますが、リスクを取ってそこで登りつめた企業のトップと、いろんなものに守られてぬくぬくと出世街道を歩き最後に不祥事を起こした官僚を一緒にするのはあまりにも国民感覚とかけ離れていますよね。

稼ぎたい人は国民の税金から給料をもらう公務員ではなく、民間でバリバリ活躍してもらえば良い。報酬はそれほど多くなくとも国家・国民のために働きたいと思う人に官僚になってもらえば良いと思うんですよね。

その手段は簡単で、年収は800万とか900万を上限と決めてしまえば、それ以上稼ぎたいと思う人は民間に流れるでしょう。そして不祥事を起こした際の罰則をきつくする。そうする事で悪巧みをしてまで保身に走るような事例は激減するはず。

国民の税金から給料をもらってる人間が国から身分保障された上で軽く1,000万円以上年収があるっていうのは容認し難いですよね。

もし国家公務員の人件費を2割削減する事が出来たら兆円単位の経費削減になると聞いております。

大規模な経費削減をした上で官僚の仕事ぶりが国家・国民のためという方向性が強まるならば、絶対にやるべき改革です。

旧民主党は政権を取る前のマニフェストで国家公務員人件費の2割削減を書いておりました。日本維新の会はその法案を出しております。僕の憶測ではこの案に対して自民党は賛否両論あれど賛成でまとめられない事はない、公明党は前向きに考えてくれるのでは?共産党だけが大反対。

旧民主党勢力が本気で取り組んでくれたら出来ない事もないはずなんですけどね〜。いざとなったら本腰を入れられない人たちだから無理ですよね〜。そもそも公務員労組の支援を受けてる人たちがいる党で公務員人件費の削減って、出来るわけないですよね〜。

最後に補足として。
今回は官僚の給料が高すぎるのは問題だという趣旨の投稿ですが、一部例外はあってもいいと思います。
あまり思い浮かびませんが、例えば国家機密を扱うような部署だとか、身の危険があるような部署だとか。
財務省にはそういう部署はなさそうなんで1,000万円プレイヤーは無しという事でお願いしたいと思います。