GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

与党と野党。政治家がやり合っている場合ではないのでは?

2016-04-07 00:55:05 | 政治
ある討論番組を見てふと思いました。与党と野党がやり合っている様を見て。

政治家同士がお互いの揚げ足取りをして何の生産性があるのか?と。

討論自体を否定している訳ではありません。相手の批判ばかりしていても生産性はないので、実現可能な対案を出しなさいよと思うんですよ。

そもそも政治家同士が争っている場合ではないのでは?

僕の考えでは日本という国が発展していくのに、邪魔をしているのは国家公務員である官僚だと思うんですよ。

官僚全てが悪だと言っている訳ではないのですが、こと〇〇省という団体になると国益より省益を考える嫌いがあるのは間違いありません。

これは民間の〇〇社が国より自社の事を重んじるという話とは訳が違います。

民間の会社は利益を出せなければいずれは潰れるのですから。

〇〇省の職員は国から(国民から)給料を貰っています。利益を出すのが目的でなければ、潰れる心配もありません。

景気が停滞する局面で消費増税どころか、期間限定でも減税をすべきだと思うのですが...確実な財源を失う財務省が猛烈に抵抗するので、近年稀に見る強い政権でも消費減税の議論すらできません。

日本から原発が無くならないのは...自民党が推進するからという要素もありますが、経済産業省と電力会社が抵抗するからです。

保育園が足りなくて幼稚園が定員割れしている状況で何故それらが一体化する道筋が出来ないのか?それは保育園を管轄する厚生労働省と幼稚園を管轄する文部科学省がお互い譲らないからなんですよ。
僕は保育士と幼稚園教諭の資格が一体化もしくは融通が利く制度にするべきだと思うのですが。
これも両省の陣地の取り合いで出来ないんでしょうね。

敢えて今日は触れませんが、天下り問題も含めて政治家が戦うべきは官僚なんです。

もっと言えば官僚たちの省益なんです。

国の未来を考える政治家が省益重視の官僚たちを一網打尽にしてくれれば、日本の政治・行政は国民に信頼される良いものになるはずなんです。

注:今回の投稿は公務員全般を批判するものではありません。
国益無視で省益重視の官僚をどうにかしましょうという話です。