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ゆるキャン△の聖地を行く38 その5  志摩リンのキャンプ地

2024年03月23日 | ゆるキャン△

 馬場家住宅の見学を終えたのが10時17分でした。駐車場から高ボッチ高原の方角を見上げると、分厚かった灰色の雲がすっかり薄れていて、青い空が山頂にもチラチラ見え始めていました。よし頃合いだな、と車に乗って、再び高ボッチスカイラインの崖ノ湯入口へと向かいました。

 

 道なりに進んで立派なホテル施設の横を登って行くと、上図の分岐に出ました。ここで「高ボッチ」の看板にしたがって右折、細い林道へと進みました。

 

 山麓からの林道はすっかり乾いていて、小雨が降っていたのは山頂エリアだけだったようだ、と思いました。道はそれほど悪路ではなく、険しいカーブも一部にとどまって全体的に走りやすいものでした。
 奈良県に住んでいた頃に宇陀や吉野でもっと細くて険しい林道を色々走っていましたから、高ボッチスカイラインは、それに比べれば快適な道でありました。

 

 馬場家住宅の係りの方に、高ボッチ高原までは一時間ちょっとで行けます、と教えられていましたので、その通りに進めば11時20分ぐらいに山頂に着くことになるかな、と考えて運転席パネルの時刻表示を見ました。10時31分でした。

 林道には、御覧のように陽光が差し込み始めていました。良かった、晴れてくるな、と何度も思いました。登るにつれて紅葉も増えてきて、まさに劇中で志摩リンがビーノで登っていた林道の景色そのものになってきました。

 

 劇中で志摩リンが登ったのは、今回私が登った崖ノ湯からのルートではなく、諏訪湖側からの東山ルートでしたが、地形や植生は共通した環境にあるので、上図の劇中シーンのような景色がいくつも見られて楽しめました。

 

 ですが、志摩リンが途中ででくわした上図の大きな落石はひとつも見当たりませんでした。

 朝に「崖ノ湯口」付近で出会った塩尻市観光協会の方も話していましたが、毎朝山頂までのコースをパトロールしている理由の一つが、こうした落石や路肩崩れが無いかチェックする事なのだそうです。高ボッチ高原の山地帯の土壌は比較的脆いところがあるそうで、主に東山ルートのほうにそれが多いそうで、落石や崩壊も時々あるということでした。

 だから令和3年8月豪雨災害により東山ルートで崩壊および土砂崩れが発生してしまい、それ以降ずっと令和6年4月頃まで通行止め規制がかかっていたわけです。
 それに比べれば、今回走った崖ノ湯ルートのほうは地盤がしっかりしているのと、地形的に谷間をさけて尾根筋をたどる形で道路が付けられている為、落石は殆ど無い、ということでした。

 

 11時8分、林道を覆う林が無くなってパッと視界が広がりました。上図の広い砂利駐車場のような空間があり、あっ、ここか、と気付いてその砂利スペースの端にいったん車を停めました。そして登って来た林道のほうへ歩いて引き返して、上図の景色を確かめました。上図の青い行先表示板に既視感がありました。

 

 上図のアングルの場所でした。劇中では青い行先表示板が「高ボッチ鉱泉」になっていますが、6キロの距離表示は同じでした。志摩リンは高ボッチ高原から麓の温泉施設へ行く時に、私が登って来た崖ノ湯ルートを降りているので、このように劇中でも私と反対方向の北へ向かって走っているわけです。

 

 するとこの辺りで志摩リンがキャンプしたわけですか・・・。

 上図は広場から北東方向を見た所です。ここで地図を取り出して調べたところ、高ボッチスカイラインと鉢伏山林道の分岐点の駐車場がここだと分かりました。高ボッチ高原はここから南へさらに少し登ったエリアになりますので、ここの広場と駐車場は高ボッチ高原の範囲外であることも知りました。

 

 志摩リンが麓の温泉施設まで行って「おいまじか」となり、再び戻ってきてこの場所にテントを張ったわけです。上図の劇中シーンは広場から南南西方向を見た所です。

 

 上図ではほとんど見えませんが、広場の北東の丘の上に見晴小屋と呼ばれる東屋が建っています。そこへ登る道の入口の白い標柱が上図左端に写っています。そこまでは行きましたが、東屋への階段を確認しただけで上には登りませんでした。志摩リンもそこへは行っていないからです。

 

 広場にてキャンプの準備をする志摩リン。広場の南東側の諏訪湖方面が望める端っこのスペースだろうと思いますが、その辺りは実際には砂利が撒かれていました。劇中シーンのような茶色の地面は見当たりませんでしたので、これもアニメ上の演出なのだろうと思います。  (続く)

 


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