気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

新潟ビゲン高校 ランズベルクL-60軽戦車 完成です!!

2024年07月23日 | ガルパン模型制作記

 塗装に取り掛かりました。作中車はカラーページが無くて車体色が不明ですので、ここは上図のアイルランド陸軍の現存実車と同じ車体色にすることにしました。

 

 車体、砲塔、車輪の全てをまとめてエアブラシで塗装しました。履帯はミスターカラーの28番の黒鉄色で塗りました。

 

 使用したのは366番のインターミディエートブルーFS35164でした。手持ちの塗料のなかで最もアイルランド陸軍の現存実車の車体色に近かったからです。

 

 転輪のタイヤゴム部分はポスカの黒で塗りました。

 

 車輪を車体に組み付ける前に、履帯との組み合わせをチェックしました。

 

 車輪と履帯を取り付けました。今回の車輌の履帯は薄くて華奢なので、組み付けと接着は慎重に進めました。

 

 砲塔の主副の機関銃を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 左右の前照灯のレンズ部を8番のシルバーで塗りました。

 

 砲塔を車体にセットしました。塗装後の組み立てが完了しました。

 

 校章マークはモデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー Vol.3」より2枚を使いました。作中車にはマークがありませんが、それではどのチームの車輌か分かりませんので、ここではあえて貼り付けました。

 

 校章マークは、以前に製作した同チームのStrv m40L軽戦車にならって、砲塔左右の2枚としました。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 かくして新潟ビゲン高校チームの車輌は2種類となりました。「リボンの武者」の強襲戦車競技イベント「大鍋」大会に出場した2車種が揃いました。作中の「大鍋」大会に参加した高校は多くが1種類のみの戦車で戦っており、2種類以上の戦車を揃えていたのは、新潟ビゲン高校の他にはBC自由学園、サンダース大附属高校、プラウダ高校、聖グロリアーナ女学院などの強豪チームばかりでした。

 

 側面観です。足回りは、以前に製作した同チームのStrv m40L軽戦車と共通です。が、砲塔が小さい初期型のままなので容易に識別出来ます。

 

 こうして見ると、外観のデザインはかなり先進的ですね。第二次大戦前の1934年に開発されて生産されましたが、当時としては先進的なトーションバー・サスペンション、視察用ペリスコープ、全溶接構造などの特徴を持っていました。
 使い勝手も良かったらしく、現在もアイルランド陸軍とスウェーデン陸軍にて動態保存されているほどに、長く使用されていました。また1956年にドミニカ共和国に売却された車輌は、2002年まで実戦配備され運用されていたそうです。

 

 以上で、新潟ビゲン高校チームのランズベルクL-60軽戦車が「リボンの武者」の作中車の仕様にて完成しました。製作期間は、2023年9月11日から24日までの14日間でした。組み立てに11日、塗装に1日をあてました。新潟ビゲン高校チームの2種の戦車を出来たら揃えてみたい、という気持が、2019年からの4年を経て結実しました。

 L-60軽戦車の適応キットは現在でも出ていませんが、同じ車体と足回りを持つホビーボスのハンガリー38MトルディⅠ軽戦車のキットをベースにすれば、なんとか作れるわけです。
 以前に同様のプロセスで同チームのStrv m40L軽戦車を作った時は、車体もかなり改造しましたが、今回のL-60軽戦車は砲塔を初期型のタイプに改造するだけで済みましたので、製作の難度はさほどに高くはなかったと思います。

 

コメント
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