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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く38 その6 「大洗模型展示会です!!」

2022年07月04日 | 大洗巡礼記

 6月5日の午前10時過ぎに、宿の「さかなや隠居」を出て上図の「肴屋本店」前の道を進みました。その向かいの駐車スペースで、秋山優花里誕(6月6日)および武部沙織誕(6月22日)の記念クリアファイルを特別に販売すると聞きましたので、Tさんが早速買いに行きました。

 

 Tさんが買ってきた秋山優花里誕(6月6日)および武部沙織誕(6月22日)の記念クリアファイルを見せてもらいました。ポストカードも特典として付いていたようです。
 私自身は、この種のグッズ類は卒業して自身のコレクションも「断捨離」して久しいので、見るだけで充分でした。Tさんはまだ大洗行きも3回目ですから、記念品やグッズ類は色々と欲しい筈で、他でも幾つかの品を購入していたようです。

 

 この日のメインは二年ぶりに開催された、大洗模型展示会の見学でした。会場の大洗中央公民館は、現在は「トヨペットスマイルホール大洗」と称していますが、その大会議室で10時から開かれるということで、それに合わせて行ったわけでした。入口は役場の向かいの中央階段をあがって左手にあり、その出入口脇のガラス戸に展示会の案内チラシが貼ってあって会場位置を示していました。

 そのチラシを、さっそくタブレットにて撮影するTさん。私も同じように撮ろうとしたのですが、ガラスの反射光で画面が白っぽくなってうまくいきませんでした。Tさんはうまく撮れたのでしょうか。

 

 入口を入ると、正面に上図のガルパン寝そべりぬいぐるみが置いてありました。カチューシャとアンチョビと島田愛里寿の3体を重ねてあり、その横に消毒用アルコール剤の台が設けられてありました。これが無人受付のようでした。

 

 ガラス戸に貼ってあったのと同じ案内チラシです。御覧の通り、6月5日のみの開催でした。大洗模型展示会は、大洗に移住した有志を中心に複数が集まって主催役を共同で務めていたようですが、統括責任者が誰なのかは直前まで分からず、さらに案内サイトは無く、ツイップラに概要と募集要項が示されるのみ、という簡易かつ必要最低限のアナウンスがなされていたのみでした。
 今回でまだ第二回目なので、まだ色々と課題を抱えたままの未熟な内輪のイベント、という状態であるようでした。見学は無料で、サービスはありませんでした。出品者はツイップラのリストによれば49人であったそうで、出品数は約300点と聞きましたが実見した限りではもっとあったように思います。

 奇しくも同じ6月に関西地区のモケジョさんたちの合同内覧展示会があって、その主催が交流仲間のモケジョさんたちのサークルであった関係で、そのメンバーでもある嫁さんにも頼まれて、ガルパンのリボンの武者の軽戦車20輌を特別出品しました。
 その内覧展示会は女性限定の内輪の催しであるにもかかわらず、半年前から案内サイトを立ち上げて告知を行ない、参加する24のサークルと33人の個人出品者は事前の説明会と交流会、展示会に向けての協議会を行うと言った念の入れようでした。会場も有名結婚式場の多目的ホールを利用して軽食飲み物ケーキ類のサービス付き、したがって見学は有料となっていました。平成16年より隔年開催され、今回で第10回目、会期も約1ヵ月、出品数は1500点を超えたそうです。色々な意味で大洗模型展示会とは対照的であって、比較考察の対象としても興味深いものがありました。

 

 会場内はこのように長いテーブルを大会議室の周縁に回し、真ん中に二列に並べて展示スペースを設けてあり、それを出品者ごとに割り振ってそれぞれのディスプレイを自在に任せている、といったスタイルでした。公民館などの公共施設を借りて行われる一般的な模型展示会のそれでした。

 

 展示品はこのようにテーブル上に自由に配置され、大部分が保護カバー類もなくてむき出しのままでした。触ろうと思えば触れる、カメラをギリギリまで近づけて撮影出来る、顔を近づけてじっくりと見られる、といった状態でした。ホコリも舞って作品に付くだろうのに、大丈夫なのか、と思いました。一部の壊れやすそうな展示品のみが保護ケースに入れられてありました。

 

 展示状況は出品者ごとに自在に設定出来るそうで、このように大きな雛壇を設けて、展示品を立ち見の視線の高さに置いて見やすく、楽しめるように配慮したところもありました。

 上図の雛壇は黒がベースの背景色なので、展示品が浮き出て見え、より鑑賞しやすくなっていました。博物館などの基本展示方法とほぼ同じで、縦長の展示品には有効な方法ですから、フィギュアの展示陳列法としては最適でした。この出品者はよく分かっていらっしゃるな、と思いました。作品紹介メモも、読みやすいように雛壇の前面に縦に貼ってあるのが良かったです。机の上に横に置いてあるのは、場所によっては読みにくいからです。

 

 さきの黒ベースの雛壇展示と対照的だったのが、こちらのテーブル上のアクリル台座上のフィギュア展示でした。御覧のように会場の照明がアクリル台座上に反射して、角度によっては目が眩みます。撮影時にもカメラ画面が白っぽくなるアングルを避けないといけなくなります。カメラによっては明るい反射光に反応してしまい、肝心の展示品そのものは暗く写ってしまいがちです。しかも蛍光灯に背を向けている状態でしたから、もともと暗くなりがちでした。

 博物館展示で最もやってはいけないのが、このような、台座を透明な素材や鏡のように光を反射しやすい材で造ることです。しかし、あえてこの形でやるとすれば、上からの乱反射をシャットする下からのスポットライト照射が必須となります。博物館にて人形や彫刻や仏像を展示する場合は最低でも下の二ヶ所からライトを照らすのが原則ですが、上図のフィギュア作品でも同様に下からミニライト等で照らしたほうが、作品つまり園みどり子、近藤妙子の出来と魅力がより鮮やかに感じられた筈です。

 

 アクリル台座上に立つ園みどり子、近藤妙子とは異なって、こちらの武部沙織は下に反射素材が無かったため、上からの蛍光灯の光によって明るく見えました。デジカメでの撮影時にも画面が白っぽくならず、ナチュラルな採光状況でピントが自然に合いましたので、上図のように自然体で撮れました。斜め前からのスポットライトがあれば、さらに武部沙織のチャームポイントが引き立ったことでしょう。

 モケジョさんたちの内覧展示会では、殆どの作品にスポットライトが付けられていたそうですが、それは結婚式場の多目的ホールを利用したために電源およびライトが豊富に確保出来たから、という面もあったと思います。
 こちらの大洗での展示会においては、公民館施設であるためにふんだんに電源を利用して多数の照明を設けるということが、費用のうえからも難しかったのかもしれませんが、より良く観て楽しめる展示会を目指すのであれば、照明の確保は課題の一つになることでしょう。  (続く)

 


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