ステップ3およびステップ4では、左右の履帯を組み立てます。今回のキットの履帯パーツは連結式ですが、直線部分はワンパーツとして成形されているため、起動輪および誘導輪に巻き付ける部分のみを1個ずつ繋いで作るだけになります。
ここ二、三年のうちに発売された各メーカーのキットの履帯パーツがこのような傾向になってきているのは、要望が多かったからなのか、メーカーの都合なのかは分かりませんが、作る側としては作業が楽になって有り難いです。
小型車でサイズが一般的な戦車の半分ぐらいということもあり、履帯パーツは上図の12個で全てです。
足回りが華奢で強度に不安があったため、今回は履帯も組み立ててしっかりと接着し、足回り全体の固定強化を図りました。
なんとか組み上がりました。雪上車だけあって履帯が幅広になっています。接地面を広く取ることで雪中に沈みこまないようになるわけです。
ひっくり返して上から見ました。たった12個の履帯パーツでこのように仕上がりました。いかにサイズが小さいかが改めて分かります。
ステップ5では床面を組み立てます。ステップ6ではエンジンボックスを組み立てます。いずれもガルパン仕様への追加工作を伴います。
ステップ5で組み立てる床面のパーツです。
組み合わせました。
ガルパン仕様への追加工作を、パーツC21の上図の赤枠内の部分に行います。後部に3つ並ぶ座席の、右側の座席のステップ部分です。
劇中車では西住みほが座っている位置ですが、その足元の床面に茶色の踏板が張られているのが確認出来ます。キットに該当のパーツが含まれないため、プラ板で自作します。
プラ板を貼り付けました。
ラインチゼルで線をケガいて入れました。これで追加工作は完了です。
ステップ6に進みました。エンジンボックスのパーツ類です。E18は劇中車にありませんので不要です。
それで、C5にある、E18をはめ込む方形穴を埋めることになります。上図の赤円内です。
劇中車では該当の位置に何もありません。これに合わせます。
C5にある方形穴を埋めました。
組み上がって、ステップ6の工程が完了しました。 (続く)