ステップ16が完了してガイドの指示に沿った組み立てが終わりましたので、追加工作として幾つかのガルパン仕様への改造を行ないます。まずは上図の黄色枠内と赤円内の二ヶ所において工作を進めます。
前述したように、劇中車は今回のタコムのキットとは細部で色々と異なります。M29ウィーゼルの1/35スケール適応キットは、昔はモノグラムの製品があったようですが、そちらのほうが劇中車の仕様に近似していますので、おそらくモノグラムのキットが劇中車のモデルとされたのかもしれません。
上図の黄色枠内には何かをはめ込んで装備するための金具とみられる部品が見えます。タコムのキットでは該当するパーツがありませんので、プラ材でそれらしく形を合わせます。赤円内には何もありませんが、タコムのキットではハンドルとみられる突起がモールドされていますので、削り取ります。
赤円内の何もない箇所にある、ハンドルとみられる突起のモールドです。これを削り取りました。
続いて黄色枠内の部品をプラ材で追加しました。
続いて、上図の赤円内を御覧下さい。キットではこの位置に支え棒のE26が付きますが、劇中車にはありません。
よって、E26は付けないでおきました。上図の赤矢印のようになりました。
さらに、劇中車には上図のように運転席側にバックミラーが付いています。タコムのキットでは該当するパーツがありませんので、ジャンクなどでそれらしく形を合わせます。
バックミラーを追加しました。
以上で車体前部の四ヵ所のガルパン仕様への改造が完了しました。作業中にうっかり指で曲げてしまった右隅のライトも直しておきました。
車体後部におけるガルパン仕様への改造は一ヶ所だけでした。上図は改造が終わった状態です。
改造した箇所は、上図の赤円内の部品です。何の部品かは分かりませんが、タコムのキットではそれとおぼしきパーツがエッチングパーツの中に含まれていました。が、ガイドの取り付け指示がありませんでした。
とりあえず、上図のようにエッチングパーツを取り付けました。
以上で、塗装前の組み立てとガルパン仕様への改造が全て完了しました。 (続く)