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ゆるキャン△の聖地を行く37 その1  下諏訪へ

2024年01月24日 | ゆるキャン△

 2023年10月27日、12時53分、名古屋発の特急しなの9号が塩尻駅に着きました。10時13分に京都駅を新幹線のぞみ88号で出発して、10時47分に名古屋駅で降り、中央本線に乗り換えて11時に出てから、1時間53分後のことでした。

 今回のゆるキャン聖地巡礼は、長野県エリアで実施しました。1日目に霧ヶ峰高原、2日目に高ボッチ高原、という日程で最初は一泊二日のコースを考えましたが、1日目の移動は全て公共交通機関つまり鉄道とバスを利用するので、1日に3便しかない霧ヶ峰高原への往復の季節限定バスの時刻がネックとなり、前泊を加えての二泊三日の行程に落ち着きました。

 

 それで、1日目は前泊のフリータイムとなったので、この日は京都から下諏訪までの移動と、下諏訪の半日観光をゆったりと楽しむことにしました。ゆるキャン聖地巡礼はいつも朝早くからのハードなスケジュールで回っているので、たまには時間を余裕でとってのんびりと行くのもいいな、と考えたからです。

 塩尻駅では38分の待ち時間がありましたので、駅の連絡通路の中にある日本で一番狭い立ち食いそば屋に行って、二人程度がやっと立てる程度の超狭いスペースで温かいかけ蕎麦を食べました。このお店は改札口外側のほうは普通のお店でスペースも広いのですが、改札口内の連絡通路側のカウンターは入口すら狭くて外から見ただけでは分かりにくいです。

 私は塩尻駅には乗り換えで何度か寄っていますので、鉄道ファンや旅行ファンの間では知られたこの日本最狭のそば屋のことも知っています。信州蕎麦の独特の旨味を味わえることも知っていたので、今回も絶対に寄る、時間的にも昼食のタイミングであるので、塩尻駅の蕎麦でいこう、と決めていたのでした。

 

 そばを食べ終わってホームに降りると、向かいの松本行きホームに上図の313系普通列車が停まっていました。これの模型を最近に買って走らせているので、実物を見ると嬉しくなります。6月から鉄道模型Nゲージを始めたおかげで、鉄道の旅の楽しみがより深まりました。

 元々鉄道に乗るのは嫌いではなく、色んな地方で鉄道を利用して楽しんできましたが、鉄道模型を始めてからは、見る楽しさが加わりました。他の列車を見る、駅や施設を見る、線路のレイアウトを観察する、架線や架線柱や信号、諸標識を見る、というように、鉄道関連の要素は何でも興味深く見えてしまうようになりました。

 というのは、Nゲージを楽しむ上での目標のひとつが、ジオラマの製作であるからです。鉄道に関する施設や設備の1/150スケールの模型をいつかは作ることになるので、実物を色々見て勉強している形です。

 

 13時31分に塩尻駅を出て、15分後の13時46分に上図の下諏訪駅に着きました。ゆるキャン聖地巡礼で諏訪を訪れるのは、2019年4月に続いて2度目です。
 前回は霧ヶ峰高原に行きましたが、思わぬ積雪があって雪景色に囲まれ、車山高原肩の聖地「ころぼっくるひゅって」が臨時休業となったのでした。それで、もう一度行くことにし、4年半を経てようやくリベンジを果たせることになったわけでした。

 

 2019年4月の聖地巡礼のときはまだマイカーを持っていて、それで回りましたが、今回は鉄道でやってきましたから、下諏訪駅には初めて降り立ちました。降りた途端に、ホームに置いてある上図の巨大な巻き綱に驚かされました。

 

 巨大な巻き綱の隣には長い丸太が横たえてありました。これは、もしかして諏訪大社の御柱(おんばしら)かな、と気づきました。

 

 説明板が設けてあったので近寄って読みました。思った通り、諏訪大社の古い御柱と曳くための綱でした。

 諏訪大社には二度ほど参拝したことがありますが、その代表的な祭事として知られる「御柱祭」はまだ見たことがありません。上図の説明文によれば、6年ごと(7年目ごと)の寅の年と、申の年に社殿の周囲の四隅の柱を取り替える習わしがあり、その柱を交換する神事が「御柱祭」です。

 

 そしてこの古い御柱は、平成22年の「御柱祭」で建てられ、6年後の平成28年の「御柱祭」で役目を終えて新たな御柱と交換されて「御柱休め」となり、諏訪大社より地元下諏訪の氏子に払い下げられ、ここに展示されています。

 木は樅で、秋宮の三之柱であったものといいます。諏訪大社の社殿の周囲四隅に建てられる御柱は、一から四までの順に短く細くなり、上空から見た場合に時計回りに配置されるそうです。一之御柱が社殿の右手前、二之御柱が左手前、三之御柱が左奥、四之御柱が右奥に位置するといいます。

 

 下諏訪駅の駅舎です。現在の建物は平成10年2月に改築されたものです。

 

 駅から北へ伸びる道路に面した上図のグリーンサンホテルが、今回の前泊の宿でした。下諏訪駅の向かいに立地して徒歩1分の至近にあります。下諏訪温泉の湯をひいた天然温泉もあり、朝食付きプランで利用しました。

 グリーンサンホテルの公式サイトはこちら

 前回の聖地巡礼では上諏訪駅の近くの宿に泊まったので、今回は下諏訪駅の近くで泊まったわけです。翌日の霧ヶ峰高原行きの季節限定バスが上諏訪駅前のバス停から9時35分に出るので、それに間に合うように駅前の宿を探した結果、上諏訪駅の周りの候補地は全て満員で予約が取れなかったため、下諏訪駅のほうで確保しました。

 下諏訪駅の次の駅が上諏訪駅で、移動時間は4分ですから、翌朝はゆっくりと過ごして9時過ぎに出ても、バスの時刻には十分に間に合います。が、人気の登山バスなので行列は当たり前、満員で乗れない場合もあると聞いていましたので、果たして今回は乗れるのかどうか、そちらのほうが心配だったのでした。  (続く)

 


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