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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

「ゆるキャン△」に登場しない大井川鐡道を巡る その12 SL急行かわね路号のC10形8号機

2024年03月21日 | ゆるキャン△

 新金谷駅の東の宅地内を北に歩いて県道228号線に繋がる旧東海道に出ました。そこで左折して西へ向かい、まもなく踏切を渡りました。上図はその踏切から新金谷駅を望んだところです。

 

 新金谷駅のホームをはさんで、左側の側線にさっき見てきた旧型客車の留置分、右側の側線に急行かわね路号の客車が停まっているのが見えました。牽引する機関車のC10形8号機はまだ準備中なのか、踏切からの視界内には全然見えませんでした。

 

 踏切の西詰から線路に沿って路地を進むと、東側の側線の旧型客車たちの北端のオレンジ色の客車が見えました。きかんしゃトーマス号の列車用にペイントされているオハ47形でした。あのオレンジ色は、きかんしゃトーマスの劇中に登場する客車のアニー、クララベルの車体カラーを模しているそうです。

 

 11時21分に新金谷駅に戻りました。これでほぼ二時間を大代川側線の見物に費やしたわけですが、のんびり歩いて、線路や蒸気機関車の部品などをじっくり見て、側線の南端まで行って留置車輛の全てを確認し、新金谷駅車両区の東の公園でものんびり過ごして色々な車輛を見て撮っていました。普通にサッサと移動してパッパッと見ていけば一時間ぐらいで済んだであろうコースでしたから、本当にブラブラ散歩気分で楽しめました。

 

 駅の向かいのプラザロコに行き、上図のSL予約センターと呼ばれる窓口にて、かねて川本氏が予約し、行けなくなったために私の名義に変更しておいたという、この日と翌日の急行かわね路の切符を購入しました。

 

 このとき発券された切符です。上がこの日の行きのSL急行かわね路号、下が明日の帰りのEL急行かわね路号の乗車券です。このときは、今日と明日の急行かわね路号は別々の列車なのかなと思っていましたが、実際には同じ列車で先頭がSLかELかの違いだけだと知りました。

 行きは、SLが先頭になりますからSL急行かわね路号ですが、帰りは最後尾の補機のELが先頭になりますので、そのままEL急行かわね路号に変わるということでした。

 

 プラザロコを出ると、駅の方からドラフト音が低く響いてきました。線路わきの柵まで行くと、上図のC10形8号機の後進の姿が見えました。

 

 側面水タンクの表面のナンバープレートを撮影。なんか大きなサイズのナンバープレートだなあ、と感じました。製造当初からのものにしては真新しい感じでしたので、修理の際に付け替えたのかもしれません。

 

 ゆっくりと後進し、側線に停まっている客車に近づいていきました。

 

 最後の接近で速度を落として、まもなく停止して客車と連結しました。

 

 これでSL急行かわね路号のこの日の一番列車の編成が仕上がりました。カッコいい、実にカッコいいです。この昭和レトロ感も、昭和生まれの昭和育ちにはグッときます。なにか熱いものが胸にこみ上げてくるようでした。

 ですが、この状態ではまだホームに接していないので、側線から移動することになります。どこから本線に移るんだろう、と思いつつ、ポイントの位置を探しました。側線の向こうと、こちらがわに1基ずつポイントが見えましたが、どちらへ行くのかは分かりませんでした。

 

 それで、いっぺん駅の北の踏切まで移動してみました。先に渡った踏切ですが、そのすぐ南のポイントを見たら、上図のようにレールが左の線路に繋がっていました。あれ、これは違うな、こっちには来ないな、と悟りました。

 

 するとSL急行かわね路号は向こうのポイントから本線に入るのだな、と察してしばらく見守っていたら、汽笛をポーッと短く鳴らしてゆっくりと後進を始めました。やっぱり向こうから入るのか、と思って駅の方へ戻ることにしました。

 

 踏切からの移動中に、別の接近音が次第に大きくなってきて、やがて上図の近鉄16000系がゴーッと通過していきました。11時41分発の家山行きの普通列車でした。

 それを見送りつつ、この16000系はおそらく家山駅かどこかで、私たちのSL急行かわね路号とどこかですれ違うんだろうな、と予想しました。  (続く)

 

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