源ザの独り言日記

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地区小学校懇談会に参加して

2006-07-31 21:59:05 | Weblog
地区の住民と小学校幹部とが情報交換のため地域コミセンで懇談会が開かれた。
この町は表面上、比較的安定していて、登校時の交通安全旗振り、見守り等
PTA中心に地域住民との協力体制がうまく機能している。
それでも新任校長は住民との意見交換に期待したようで、その熱意に拍手を送りたい。
これからは校長のリーダシップが学校運営に大いに影響する。
教師は労働者意識から脱却して、生徒から尊敬されなければ日本の将来はない。
さて、懇談会は初め児童開館を兼ねているコミセン館長から年間利用児童は
2万8千人で利用率は高いとの報告があった。
利用者は1~3年生の女の子が多く、同校の生徒は8割という。
児童指導員2名がおり、挨拶と秩序の励行に力をいれているとのこと。
男の子はミニ体育館でボール遊びが中心。力を持て余しているという。
町会関係者からは児童公園が減少している問題が提起された。
わが町の児童公園の大半が個人の無償に近い善意の提供で相続が生じると
宅地開発されてしまう現状が報告された。
逆に児童公園があるための騒音やボールの飛び込み等の苦情処理問題が取り上げられた。そうだ夏休み恒例のラジオ体操がいつの間にか、なくなっていた。
住宅が密集したのが原因らしい。
次に通学道が通勤車の抜け道になっているケース。また、道幅が狭い通学道を児童が道一杯に広がって登校する状況の改善要望等など。
学校からは現在の生徒数は1000人を超すマンモス校となっていて、校舎が足らず今ではプレハブ棟も利用しても満杯であること。
これにより校庭ではボール遊びは禁止していること。
新興住宅団地が完成すると1学年5クラスが予想されパンクするようだ。
理想は1学年3クラスであるとの。
こんな状態であるにもかかわらず子供たちは明るく、活発だそうだ。
私が小学校の頃、東京の下町は1クラス50人強で1学年5~6クラス。2部授業が数年続たことを思い出す。一概には言えないが工夫して乗り切らないと後日ツケがくる。しかし出生率低下対策が急務と言っているのに不思議な状況だ。
出席は学校側が校長、教頭、教務主任、各学年代表先生とPTA正副会長。地区からは地区市会議員、各町会長、児童関係代表者、民児委員とコミセン館長。