源ザの独り言日記

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快晴なれど風寒し、期待の民間ロケット「カルロス」残念、富雄丸山古墳・新たな埋蔵物

2024-03-13 21:10:29 | Weblog
朝のストレッチは快晴だが寒い中となった。「まなびいプラザ」に出かけることには冷たい風が吹き付けてきて、1日続くことになった。午後は早めに「図書館」に出かけ、午前中読みきれなかった朝刊1紙と昨日一昨日の夕刊を一気に読んだ。夜のストレッチの夜空は急風で雲などが吹き飛ばされて三日月が西の夜空に輝いていた。
(期待の民間ロケット「カルロス」残念)
日本の宇宙ビジネスを民間主導に転換させる先駆けとして期待を集めていた、宇宙事業会社スペースワン(東京都港区)の小型固体燃料ロケット「カイロス」初号機の打ち上げは13日、発射直後に爆発し失敗した。5回の打ち上げ延期を乗り越え、準備万端だったはずの初号機だったが残念。「カイロスは安全に飛行できない恐れがあるとロケット搭載のコンピューターが自ら判断し、機体を破壊する自律安全飛行システムを導入しており、それが飛行中断処置を行ったという。
市場が拡大する宇宙市場で日本が存在感を示すために、民間のロケットと発射場の確保は必要不可欠となっている。商業衛星の打ち上げ需要の増加を背景に、昨年の世界のロケット打ち上げ数は過去最大の212回。10年前の3倍近くで、このうち96回を民間の米スペースX社が占めた。一方、日本は2回で、民間はゼロ。国内のロケット発射はこれまで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)と内之浦宇宙空間観測所(同県肝付町)だけ。このため民間の事業者は海外の発射場やロケットの利用が多いが、技術面での詳細な意思疎通は容易ではなく、ロケットの取り合いで発射を待たされたり、打ち上げ国の政情によって急遽中止になったりすることもある。政府は2030年代前半に民間を含め、ロケット発射を30機程度に増やす方針で、ロケット、発射場の確保を求める声は少なくない。「H3」2号機に小型衛星を搭載した総合繊維メーカー「セーレン」の研究開発センターの中村博一・人工衛星グループ長は2月17日のH3打ち上げ後の会見で、「(打ち上げの)頻度が増えるほど、国内でのロケット調達は非常に重要になる」と語った。
(富雄丸山古墳・新たな埋蔵物)
2022年に、蛇のようにうねった国内最大の蛇行(ダコウ)剣や国内初の盾形銅鏡が見つかった奈良市の富雄丸山古墳(直径109m、4世紀後半)で、墳丘から張り出した「造り出し」の未盗掘の木棺から、青銅鏡3枚や漆塗りの竪櫛(タテグシ)9点が見つかり、いずれも邪を払う意味があるとされ、被葬者は呪術性を帯びた特別な巫女(ミコ)の可能性も浮上し、当時の葬送儀礼やヤマト王権との関係を考える上で重要な資料になりそうだ。木棺(長さ5.6m、最大幅70㌢)は、粘土で覆われた埋葬施設「粘土槨(カク)」内にあり、未盗掘のため副葬品は埋葬当時の状態をとどめていた。木棺内は2枚の仕切板で3つの空間に分けられ、中央の主室に被葬者を納めたとみられる。頭部にあたる範囲には赤色顔料「水銀朱」が厚く塗られ、足元には漆を塗った竹製の竪櫛(長さ14㌢、2㌢)が9本見つかったが、人骨は残っていなかった。木棺の端には、直径20㌢前後の青銅鏡3枚が重ねて置かれ、姿を映す鏡面が上向きになっていた。裏側の文様は現状では不明だが、1枚は縁の形状が三角形だったため、ヤマト王権から配布されたといわれる三角縁神獣鏡の可能性が高く、王権との密接な関係が浮かび上がった。一方で、被葬者の頭部に置かれることが多い青銅鏡が木棺の端、しかも足側にあり、櫛も足元に埋葬された極めて異例な配置であることも判明した。