Lara Stone 純白の官能 2010-02-08 | ファッション写真 ドイツ出身の大物モデルLaraStone。 Vogue Parisに掲載された「la tentation du diamant」は 彼女の表現力の幅を見せつける作品だ。 ブリジット・バルドー「パリは気まぐれ」にインスパイアされているが、すべてを漂白してしまうような白の世界は、遠くに「肉体の悪魔」のヴァネッサ・レッドグレーブや「ワイルド・アット・ハート」のイザベラ・ロッセリーニの性の狂気を思わせて、妖しく官能的だ。
Lara Stone 漆黒の官能の迫力 2010-02-08 | ファッション写真 Lara Stonenの野性的な魅力と才能を最大限に引き出したノワール・ワールド。 厚みがあり捲れた唇とこわもてな眼差し。 骨太な肉体にのった皮膚は大胆に柔らかい。 「STYLE NOIR」の撮影はPaoro Roversi 掲載は「VOGUE italia」
Lara Stone 無表情の表情 バランスとアンバランスのユニークさ 2010-02-08 | ファッション写真 Lara Stoneの面白さと才能は計り知れない。 大抵のモデルの寿命は短いものだが、彼女にも瞬間にパッと光り輝くなにかがある。 「Style Noir」にはドイツ表現主義経由アメリカン・ノワール風の退廃的な女の官能があった。 この「Gloria」の場合はフランス女の退屈をもてあました肉体の倦怠がある。 彼女は無表情で強面の印象があるが、それは“無表情の表情”であり、逆に豊かさの現れである。 ここではメークの魔法がかかって驚くほどいつもとは表情が異なる。 実年齢つまり若さの純情が顔を覗かせているが、 肉体の存在感、特に太ももの肉つきから発せられる女の野生は紛れもなく彼女のものだ。 Lara Stoneの身体はズシリと重く、テコでも動かすことが難しそうだが、 同時に相手の手の内に身をゆだねる柔軟さも感じられる。 次はどんな写真家とどんな媒体で、どんな表情と肉体を見せるのだろうか。