胃のtub 1(腸型)です。この写真は本邦の病理医が見れば、tub1が粘膜下層浸潤しているところと即座に診断できると思います。これは外国からのコンサルト症例で、粘膜下層浸潤か、粘膜筋板を越えるherniationかという質問がありました。英米系の病理では、どこの臓器でも腺管が崩れてバラバラなってないとなかなかInvasionとみなしてくれません。腺管周囲に同心円状に線維化が生じていますが、これも一種の間質反応であると考えていると説明しています。次の記事を参照してください。
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