2003年12月
いよいよ、初めての輪行です。*(^_^)*
自宅側の大府駅から最寄りの武豊駅までは“輪行”というスタイルで出掛けました。
輪行”というのは、自転車を 分解した形で専用のバッグに入れて列車やバスなどの交通機関を
利用して移動することを言うんですよ。
武豊駅下車
サイクリングのスタート地点の「武豊(たけとよ)」駅です。
この駅と同じ字で競馬の「武豊(たけ・ゆたか)」騎手が居ますよね。
これは有名な話で、この町の栄誉町民か何かになっていたはずだけど…
この駅を起点とするJR武豊線は日本で2番目に古い鉄道線と聞いたことがあります。
日本で最初にできた路線は新橋-横浜間だったような気がしますが、その次に古いのです。
当時の国鉄、東海道線を作るために武豊港に陸揚げされた資材を運ぶために敷かれた線路です。
当時の武豊線は武豊-熱田間でしたが、大府から熱田はその後東海道線に繰り入れられたため、
現在は武豊線と言うと武豊-大府間を言われています。
ディーゼルカー
その昔、僕が小学校の2年か3年生の頃までは、蒸気機関車が走っていました。
記憶にあるのは、客車はディーゼルカーで、SLが牽引していたのは貨物だけだったと思います。
もっと昔は多分、客車もSLが牽引していたんでしょうね。
今は、最新型のディーゼルカーで下の写真のような列車です。
※ 武豊線は単線で無電化区間で、朝夕のラッシュ時以外はワンマン運転です。
さすが、田舎だぁ… ^^;
いよいよサイクリング
ここの駅で輪行袋から自転車を出して組み立てて、いよいよサイクリングの出発です。
暫くは内陸部を走り、三河湾側から伊勢湾側へと知多半島を横断するように走り、美浜町へ
入るとすぐに海岸線まで出てきました。
この日は風が強く波が岸へ激しく当たっていました。
海岸線の道路を走っていると青い空と蒼い海のコントラストがとてもきれいで走っていてもとても気持ちが良いものです。
そして…
目的地の“野間の灯台”です。
武豊駅から40分余。到着です。
青い空と海に映える白い灯台が素敵です。
何年ぶりに来たのでしょうか?
小学生の頃にバスに揺られて遠足で来たような記憶が僅かに残っている気がします。
そのときの記憶は曖昧ですが、こんなに綺麗だったなんてのは覚えていません。
灯台の前の道路は何度か通ったことはありますが、灯台の真下まで来たのはウン十年振りです。
今回の灯台までのサイクリングは初めてだったのですが、思ったよりも到着が早すぎてしまいました。
想像ではもっとたくさん時間がかかって大変なサイクリングになると思っていたのに。。。
あっけなく目的地に着いてしまいました。
次回は同じ武豊駅を出発するにしても知多半島の外周道路を反対方向に回って、
知多半島の海岸線をぐるっと1周しようかなって考えています。50km以上あるので、走り甲斐があります。
観光地に寄ってもっといろんなものを見て食べて楽しみたいと思います。 "
電車でGO!
帰りも武豊駅まで走り、そこから“輪行”でした。
ディーゼルカーの運転席(電車でGOみたい…)
ローカル線
田舎のローカル線で平日の昼間だから殆どお客は居なくて「ガラーン」としていました。
2両編成で前の車両にも2・3人位しかいなかったけど、途中から帰宅する高校生や買い物客が乗ってきて、70%くらいの乗車率かな。
駅舎
行きには気づかなかったけど、途中の停車駅の駅舎が木造のとても風情のある佇まいだったので、
車両の開いたドアから撮ってみました。(ホームの柱がちょっと邪魔していますが…)
今度は何処へ
列車に乗っている時間を含めて僅か3時間くらいの旅でしたが、結構、楽しく、また感動のある旅になりました。
(当直明けの半日)ますます、「輪行」+「サイクリング」の「プチ旅行」をしてみたくなりました。
今度は地図片手に何処へ行こうか?
おしまい。
知多半島
今回のプチツーリング 走行地域