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●春闘集中回答 「３％賃上げ」への答えは？ ・春闘集中回答日のきょう、安倍総理の求める「３％以上」の上げ幅に達する企業はどれだけ出たのだろうか。自動車では、トヨタとホンダが３％以上、電機では日立製作所、三菱電機、シャープが、鉄鋼大手では新日鉄住金とＪＦＥスチールが年収ベースで３％以上の賃上げ率となった。ただ大和総研の試算では、政府の推進する働き方改革で残業時間の上限が規制された場合、最大で８兆5千億円の残業代が減少し、雇用者報酬の３％に相当するとしている。企業側が｢浮いた残業代｣をどう労働者に還元するかが課題となる中、広島のスーパー｢フレスタ｣は、残業時間の少なさに応じて、ボーナスを上積みする制度を導入した。また、半導体部品の加工を手がける｢ディスコ｣は、残業代が少なければ残業代が増える仕組みを取り入れている。専門家は｢生産性の向上とともに、安定的に賃金に還元することが重要だ｣と語る。
●財務省 文書改ざん 佐川氏 証人喚問へ ・今夜、与党と野党は森友問題に関する集中審議を開くこと、さらに佐川氏に対して証人喚問を行うことで大筋合意した。合意が成立するまえの集中審議には、野党は欠席。麻生財務大臣と安倍総理大臣は改ざんへの関与を重ねて否定した。この問題について安倍総理は去年、「関係していれば総理大臣も国会議員も辞める」と断言していた。しかし、今回公表された改ざん前の文書には、総理大臣夫人の昭恵氏が学園側に「いい土地ですから前に進めてください」と発言したと書かれている。この問題について安倍総理は、「妻に確認した。そんなことは言っていないとのことだった」と述べた。野党は引き続き昭恵夫人の招致を求めていく構えだ。
●岡崎の「八丁味噌」 「伝統を守りたい！」国に申し立て ・地域の特定農林水産物等の伝統やブランドを守るＧＩ＝地理的表示保護制度を巡り、食品会社が国に不服を申し立てる事態が起きた。愛知県岡崎市の八丁味噌メーカーは江戸時代から続く老舗。こだわりの製法で味噌を作り続けている。しかし農水省は県内約40社が加入する組合が申請した作り方による味噌を八丁味噌としてＧＩに基づく地域ブランドに登録した。組合に所属していない老舗２社は登録から外れたのだ。２社は「品質、製法、味など全てが違う」と主張し登録基準に問題があるとして国に不服を申し立てた。これに対し農水省は「愛知県の岡崎市以外でも長期間、八丁味噌として作られてきた。本質的に同じ」としてＧＩ登録に踏み切った。秋田県の名産品「いぶりがっこ」も県内の製造業者らが去年９月にＧＩに登録申請した。業者によって製造方法に違いがあるがブランド力向上のため最終的には定義を１本化できたと言う。
●【ＴＨＥ行列】白Ｔシャツ 専門店 ・東京・千駄ヶ谷。そこに土曜日だけオープンする超特化専門店がある。売っているのは「白Ｔシャツ」のみ 。デザインや生地、ブランドの違う白Ｔシャツが30種類以上並ぶ。店では入店制限を設けて、客と話し合いながら似合う白Ｔシャツを徹底的に探すことで１日100～200枚の白Ｔシャツを売るという。取材先：＃ＦＦＦＦＦＦＴ、ＮＥＷ ＰＥＡＣＥ
●野党の地盤で政策アピール？ トランプ氏“壁”を視察 ・アメリカのトランプ大統領は就任後初めて、民主党の地盤であるカリフォルニア州を訪れ、公約であるメキシコ国境に建設する「壁」の試作品を視察した。ただ実際は、議会への建設費の予算計上も実現していないため、視察は11月の中間選挙に向けたアピールに過ぎないとの見方もある。８日の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限さえ、13日に投開票されたペンシルベニア州の下院補選のためと国内ではみられている。同じく13日にはティラーソン国務長官を解任した。トランプ氏としては、いずれもロシア疑惑など自らを取り巻く問題から世間の目をそらすための行動に過ぎないのかもしれない。
●自民党 改憲で７つの条文案 ・憲法９条の改正に向け７つの条文案を示した。自民党は憲法改正推進本部の幹部会合を開き、焦点となっている「憲法９条」の改正について、「戦力を持たないこと」などを定めた９条の２項を維持する案と、削除する案の７つの改正条文案を示した。執行部は安倍総理大臣が提案している２項を維持したうえで、「必要最小限度の実力組織」として自衛隊を明記する案を軸に調整を進め、あすの全体会合で意見集約をはかる考えだ。ただ、２項を削除する案も一定の支持を得ていて、協議は難航も予想される。
●あす日韓安保対話 ・北朝鮮情勢が動きを見せる中、３年ぶりに開催する。日本と韓国はあす、都内で外務、防衛当局による局長級の安全保障対話を開催する。2015年４月にソウルで開催されて以来およそ３年ぶりで、日本側は、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が、韓国側は、外務省の金容吉東北アジア局長が首席代表を務める。韓国側の発表によると、両国の国防・安保協力などについて意見交換する予定で、南北や米朝による首脳会談を前に、北朝鮮の核問題をめぐる政策の調整も図るとみられる。
●英首相「ロシア外交官23人を追放」 ・イギリスのメイ首相は先ほど、元ロシアの情報機関員らを標的とした殺害未遂事件の報復措置として、イギリスに駐在するロシアの外交官23人を国外追放すると発表した。また、６月からロシアで開催されるサッカー・ワールドカップへの王室メンバーの派遣を見送る。日本時間のあす未明には、イギリスの要請を受け、国連の安全保障理事会が緊急会合を開く予定だ。
●新インフル薬を発売 ・塩野義製薬が開発した新しいインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」がきょう発売された。これまでの治療薬のタミフルは、５日間飲み続ける必要があるのに対し、「ゾフルーザ」は１日１回２錠服用するだけで効果があるとされている。「ゾフルーザ」は国の審査期間を短くする「先駆け審査指定制度」の医薬品第１号で、申請から承認までわずか４ヵ月のスピード承認となった。
●【トレたま】見えないバーコード ・【商品名】電子透かし【商品の特徴】パッケージ全面に印刷された見えないバーコードで、どこでもバーコードを読み込める。【企業名】大日本印刷【住所】東京都新宿区市谷加賀町１－１－１【価格】未定【発売日】2018年中【トレたまキャスター】北村 まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】梅澤 高明氏（Ａ.Ｔ.カーニー 日本代表）
●番組の見どころ 3月15日（木）・今年も日本企業が戦々恐々とする日がきた。中国で毎年恒例“外資系企業叩き”の特別番組が放送される。過去にはニコンや日産自動車が標的にされたが今年は。ほかは、国家が発行する新たな仮想通貨に世界が注視。その理由は。
●春闘集中回答 「３％賃上げ」への答えは？ ・春闘集中回答日のきょう、安倍総理の求める「３％以上」の上げ幅に達する企業はどれだけ出たのだろうか。自動車では、トヨタとホンダが３％以上、電機では日立製作所、三菱電機、シャープが、鉄鋼大手では新日鉄住金とＪＦＥスチールが年収ベースで３％以上の賃上げ率となった。ただ大和総研の試算では、政府の推進する働き方改革で残業時間の上限が規制された場合、最大で８兆5千億円の残業代が減少し、雇用者報酬の３％に相当するとしている。企業側が｢浮いた残業代｣をどう労働者に還元するかが課題となる中、広島のスーパー｢フレスタ｣は、残業時間の少なさに応じて、ボーナスを上積みする制度を導入した。また、半導体部品の加工を手がける｢ディスコ｣は、残業代が少なければ残業代が増える仕組みを取り入れている。専門家は｢生産性の向上とともに、安定的に賃金に還元することが重要だ｣と語る。
●財務省 文書改ざん 佐川氏 証人喚問へ ・今夜、与党と野党は森友問題に関する集中審議を開くこと、さらに佐川氏に対して証人喚問を行うことで大筋合意した。合意が成立するまえの集中審議には、野党は欠席。麻生財務大臣と安倍総理大臣は改ざんへの関与を重ねて否定した。この問題について安倍総理は去年、「関係していれば総理大臣も国会議員も辞める」と断言していた。しかし、今回公表された改ざん前の文書には、総理大臣夫人の昭恵氏が学園側に「いい土地ですから前に進めてください」と発言したと書かれている。この問題について安倍総理は、「妻に確認した。そんなことは言っていないとのことだった」と述べた。野党は引き続き昭恵夫人の招致を求めていく構えだ。
●岡崎の「八丁味噌」 「伝統を守りたい！」国に申し立て ・地域の特定農林水産物等の伝統やブランドを守るＧＩ＝地理的表示保護制度を巡り、食品会社が国に不服を申し立てる事態が起きた。愛知県岡崎市の八丁味噌メーカーは江戸時代から続く老舗。こだわりの製法で味噌を作り続けている。しかし農水省は県内約40社が加入する組合が申請した作り方による味噌を八丁味噌としてＧＩに基づく地域ブランドに登録した。組合に所属していない老舗２社は登録から外れたのだ。２社は「品質、製法、味など全てが違う」と主張し登録基準に問題があるとして国に不服を申し立てた。これに対し農水省は「愛知県の岡崎市以外でも長期間、八丁味噌として作られてきた。本質的に同じ」としてＧＩ登録に踏み切った。秋田県の名産品「いぶりがっこ」も県内の製造業者らが去年９月にＧＩに登録申請した。業者によって製造方法に違いがあるがブランド力向上のため最終的には定義を１本化できたと言う。
●【ＴＨＥ行列】白Ｔシャツ 専門店 ・東京・千駄ヶ谷。そこに土曜日だけオープンする超特化専門店がある。売っているのは「白Ｔシャツ」のみ 。デザインや生地、ブランドの違う白Ｔシャツが30種類以上並ぶ。店では入店制限を設けて、客と話し合いながら似合う白Ｔシャツを徹底的に探すことで１日100～200枚の白Ｔシャツを売るという。取材先：＃ＦＦＦＦＦＦＴ、ＮＥＷ ＰＥＡＣＥ
●野党の地盤で政策アピール？ トランプ氏“壁”を視察 ・アメリカのトランプ大統領は就任後初めて、民主党の地盤であるカリフォルニア州を訪れ、公約であるメキシコ国境に建設する「壁」の試作品を視察した。ただ実際は、議会への建設費の予算計上も実現していないため、視察は11月の中間選挙に向けたアピールに過ぎないとの見方もある。８日の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限さえ、13日に投開票されたペンシルベニア州の下院補選のためと国内ではみられている。同じく13日にはティラーソン国務長官を解任した。トランプ氏としては、いずれもロシア疑惑など自らを取り巻く問題から世間の目をそらすための行動に過ぎないのかもしれない。
●自民党 改憲で７つの条文案 ・憲法９条の改正に向け７つの条文案を示した。自民党は憲法改正推進本部の幹部会合を開き、焦点となっている「憲法９条」の改正について、「戦力を持たないこと」などを定めた９条の２項を維持する案と、削除する案の７つの改正条文案を示した。執行部は安倍総理大臣が提案している２項を維持したうえで、「必要最小限度の実力組織」として自衛隊を明記する案を軸に調整を進め、あすの全体会合で意見集約をはかる考えだ。ただ、２項を削除する案も一定の支持を得ていて、協議は難航も予想される。
●あす日韓安保対話 ・北朝鮮情勢が動きを見せる中、３年ぶりに開催する。日本と韓国はあす、都内で外務、防衛当局による局長級の安全保障対話を開催する。2015年４月にソウルで開催されて以来およそ３年ぶりで、日本側は、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が、韓国側は、外務省の金容吉東北アジア局長が首席代表を務める。韓国側の発表によると、両国の国防・安保協力などについて意見交換する予定で、南北や米朝による首脳会談を前に、北朝鮮の核問題をめぐる政策の調整も図るとみられる。
●英首相「ロシア外交官23人を追放」 ・イギリスのメイ首相は先ほど、元ロシアの情報機関員らを標的とした殺害未遂事件の報復措置として、イギリスに駐在するロシアの外交官23人を国外追放すると発表した。また、６月からロシアで開催されるサッカー・ワールドカップへの王室メンバーの派遣を見送る。日本時間のあす未明には、イギリスの要請を受け、国連の安全保障理事会が緊急会合を開く予定だ。
●新インフル薬を発売 ・塩野義製薬が開発した新しいインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」がきょう発売された。これまでの治療薬のタミフルは、５日間飲み続ける必要があるのに対し、「ゾフルーザ」は１日１回２錠服用するだけで効果があるとされている。「ゾフルーザ」は国の審査期間を短くする「先駆け審査指定制度」の医薬品第１号で、申請から承認までわずか４ヵ月のスピード承認となった。
●【トレたま】見えないバーコード ・【商品名】電子透かし【商品の特徴】パッケージ全面に印刷された見えないバーコードで、どこでもバーコードを読み込める。【企業名】大日本印刷【住所】東京都新宿区市谷加賀町１－１－１【価格】未定【発売日】2018年中【トレたまキャスター】北村 まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】梅澤 高明氏（Ａ.Ｔ.カーニー 日本代表）
●番組の見どころ 3月15日（木）・今年も日本企業が戦々恐々とする日がきた。中国で毎年恒例“外資系企業叩き”の特別番組が放送される。過去にはニコンや日産自動車が標的にされたが今年は。ほかは、国家が発行する新たな仮想通貨に世界が注視。その理由は。
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工夫次第で、商品の情報をスマホで見ることも
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