ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

金庸 武侠小説

2018-11-01 06:18:43 | 小説


昨日は周杰倫の話で喜ばせてもらいましたが、今日は金庸が逝去されたことで嘆かなければなりません。

金庸の小説を語れるほど読み込んではいないけど、一時期中国圏にはまりこんでいた時期、当然のごとく金庸世界にも導かれていきました。

張國榮/レスリー・チャンの「楽園の瑕」が金庸小説『射鵰英雄伝』からのオマージュ作品になっています。金庸を知らないとわかりずらい作品だと思うけど、『射鵰英雄伝』を知った後で見た私はレスリーのかっこよさも相まってあのだるい雰囲気に満ちた王家衛映画に惚れ込みました。

そしてその『射鵰英雄伝』は李亜鵬と周迅共演のTVドラマで堪能しました。これはもう夢中にならないわけがない、と思える作品です。どんなに夢中になっていたかはこのブログとリンクしている過去ブログ「藍空」でかなりの分量で書いていますのでよかったら読んでみてください。私も今ちょっと読み返していてあまりにも楽しそうなのでまた見たくなってきました。あまりに好きになって原作小説もこの時読み始めています。


『天龍八部』これもTVドラマではまりました。しかも胡軍が主演だったので尚更です。これも同じく過去ブログ「藍空」でしつこく書いてます。
これを見て金庸が気にならない人はあり得ない、と思いますよ。キャラクターのかっこよさ、物語の面白さ、世界中と比較してもこれほど豊かな発想はないと思います。

『笑傲江湖』これも過去ブログ「藍空」で。当然ながら面白い作品でありはまりました。しかも東方不敗も出てきます。

『神鵰侠侶』過去ブログ「藍空放浪記」のほうに書いています。
楊過と小龍女の物語。これを見て師匠と弟子が結ばれることは言語道断の出来事だと知る。なにしろ師父と弟子なのだから親子なわけですね。ここでは師匠が女性で弟子が男性なので年上の女性と年下の男性という意味でも不謹慎なのだそうだ(現実は知りません。物語の中のモラルです)


他の映画・ドラマでも金庸へのリスペクトがあるものは山のようにあります。
みんな金庸が大好きなのだから当然ですし、読んだリ見たりしてるならそのことはまったく疑問ではないですよね。
ここに挙げた作品くらいの知識ですが、それでも大好きでその知識の深さ、発想の豪快さ、物語の妙味に惹かれ堪能させていただきました。
金庸さんを超えるような作家はもう現れないでしょう。
でも様々な人たちが彼の小説を愛し、永劫にそのエッセンスを受け渡していくに違いありません。



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