ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

「エスコバル 楽園の掟 」 アンドレア・ディ・ステファノ

2018-04-15 07:00:55 | 映画


なかなかおもしろかったんですがエスコバルの映画というよりカナダ人ニックがメインなのでむしろ「ノーカントリー」のあっちへ行ったバージョンのように思える。とにかくあっちの人は怖いという映画でした。

「怪談」小林正樹

2018-04-08 06:39:06 | 映画
1965年の作品です。重厚ではあるけどシンプルなオールセットの背景で描かれる小泉八雲の世界。素晴らしい美術と演出でした。
「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」4話のオムニバス作品ですが、どれも見ごたえがあります。どれか一つというと選べないほどですが、体中の文字の壮絶さで「耳無芳一の話」でしょうか。芳一さん、みなに愛されてます。

女性たちの美しさ、静かな恐怖。これは見てよかった!という作品でした。

「三度目の殺人」是枝裕和

2018-04-08 06:14:20 | 映画
この映画が技術的によくできた優秀な作品で見た人に問いかけを与えるというのは理解できるのですが、そこに使われた題材が私には嫌なものを感じさせました。

無論あえて嫌なものを扱うことで強く訴えることができるという理論もありますが、その題材を処理していく監督の手法が好きになれなかったということです。



つまりは相性がよくないというだけの感想になりそうです。
気持ち悪い、というしょうもない感想です。