ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

私の少年マンガ読歴・幼少期

2018-10-22 07:28:42 | マンガ


さーて次は少年マンガ読歴だー、こっちはお気楽だぞー笑

マンガ読歴について何度も同じことを書くことになるので前に書いた記事を読んでやってくだされ。

では適当に書いていくけど、最初読んでた記憶はやはり永井豪「ハレンチ学園」と手塚治虫のマンガいろいろ、だった。永井豪の「ハレンチ学園」はタイトルどおり、とんでもないマンガだったけどキャラクターがとても可愛くてメチャメチャで元気があって楽しかった。「あばしり一家」も大好きだった。とにかく自分の幼少期一番好きなマンガ家だった。
そしてその中で「ススムちゃん大ショック」を読んでこれはとんでもない作品だと感じた。どういうめぐりあわせか歯医者さんでの待ち時間に読んだのだけど、文字通り取りつかれるように読んだ。あまりにショックだったし、あれほどの衝撃を覚えた作品はないと思う。
これまでの私の「男への復讐」記事の後で「大好きなマンガ家が永井豪、なぜ?」となった方は永井豪のマンガを読んでない方だと思う。

今思うとよりはっきりするけど、永井豪ほど強くて美しくて卑劣な男をぶちかましてくれる少女を書いてくれたマンガ家は他にいないと思う。それは手塚治虫でもできなかったことだ。
「ハレンチ学園」の十兵衛も「あばしり一家」の菊之助も美しくて可愛くてめちゃくちゃ強い。残念なのはこうした永井豪のヒロインを引き継いでくれるようなことが日本の漫画界ではなかったことだ。結局日本漫画界のヒロインは萌え系のほうへと流れていく。影響を受けた、という人たちはいるが、私的には永井豪のヒロインほどの魅力は誰も描けていない。私としては同じような強くて綺麗なヒロインをを描いてくれたのは「ヨルムンガンド」の高橋慶太郎だと思ってる。

他所で読めるマンガしか読めなかった私は永井豪の「デビルマン」をずっと後で読むことになってしまうが(当時はアニメの「デビルマン」しか知らなかったのだ。でも大好きだった)その時も衝撃だったし、「バイオレンスジャック」も衝撃だった。
「けっこう仮面」は衝撃すぎたけどw「おいら女蛮」「イヤハヤ南友」も面白かった。
アニメでは「マジンガーZ」「ドロロンえん魔くん」「キューティハニー」どれもめちゃくちゃ好きだった。とにかくヒロインの魅力は永井豪以上のものはないと思ってる。

手塚治虫に関してはここに羅列するのはやめとく。あまりに凄い数になってしまう。マンガとアニメが混在するが特に好きなのは「ブラックジャック」「火の鳥」「どろろ」「アドルフに告ぐ」他多くの短編。
もちろん、このあたりは後々に読んだもの。子供時代は短編が好きだった記憶が強い。あとはどちらかというとアニメの印象かもしれない。「悟空の大冒険」「ふしぎなメルモ」とか。どういうものか「アトム」にはほとんど思い入れがないんだよなあ。全然好きじゃないというか、マンガも全く読んでない。「三つ目が通る」も興味ない。

そこらで当然出てくる石森章太郎は私は全然感性が合わなくて一応見たり読んだりはしてるのだけど、好きになることがなかった。もうちょっと言うと「009」の003が大嫌いだったし、「さるとびえエッちゃん」も嫌いで「ロボコン」も嫌いだった。とことん相性悪い。二次元オタクだったから実写である「ライダー」や「ゴレンジャー」系列はあまり見ないし、見てもさほど好きじゃなかった。今思っても石ノ森章太郎氏とはまったく合わなかったのだなあとしみじみ思う。氏のSFセンスも私には良いと思えなかった。
唯一買って読んで好きになったのが「さんだらぼっち」であった。

ではこの辺で…続く。

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