眼力Blog

反日国の動向をウォッチしています。
自滅する韓国を看取るブログです。
政治、時事問題なども扱います。

安重根は「テロリストではありません」 政府閣議決定

2014年02月06日 | 政治

政府は、どういうつもりなんでしょうか。

政府要人を暗殺することはテロ以外の何物でもありません。

明治の元勲伊藤博文公を暗殺した犯人は単なる殺人者なんですか。

そんなこと日本国民として認めません。

>安重根答弁書に反論 韓国政府
2014.2.5 21:28 [韓国]

 日本政府が、安重根は「(初代韓国統監の)伊藤博文を殺害し死刑判決を受けた人物だ」との答弁書を閣議で決定したことについて、韓国政府当局者は5日、「安義士(韓国での呼称)はわが国の独立と東洋の平和を守るため、帝国主義の元凶を懲らしめ、国際社会に称賛されている偉大な人物だ」と反論した。

 この当局者は「日本政府が安義士の義挙(暗殺)を閣議決定で再びおとしめたのは、日本の(安倍晋三)政権が帝国主義時代の過ちを全く反省していないことを示すものだ」と批判した。

 日本政府は4日決定した答弁書で、中国黒竜江省ハルビン市に安重根をたたえる記念館が建設されたことについて「残念で遺憾だ」としていた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140205/kor14020521290007-n1.htm


 

日本政府が閣議で
「(初代韓国統監の)伊藤博文を殺害し死刑判決を受けた人物だ」と決定した。

1月20日の菅義偉官房長官の記者会見では安重根(アン・ジュングン)をはっきりと「テロリストと認識している」と述べていたんです。

それが韓国側からの抗議で殺人者に格下げしちゃったんです。

日本政府がこれまでいつもしてきた韓国から抗議受けると善悪関係なく韓国へ配慮した物言いになってしまうんです。

姑息な物言いですね、(初代韓国統監の)伊藤博文を殺害という言い回しで、暗にテロだと匂わせているつもりでしょうが、こんな言い方世界には通用しません。

これで韓国が納得するかと言うとそうではない、早速こうしてまた政府答弁にも抗議してくる。

あくまでも韓国の主張に従えと改めてハードルを上げてくるんです。

日本政府の悪弊は性懲りもなく安倍政権も踏襲しているんです。

安重根は要人を暗殺したテロリストです。

こんなことは世界どこの国でも普遍的に認識されていることです。

それを単なる殺人者にすることは、テロリストに暗殺された伊藤博文公は、実際は殺されてしかるべき理由があったんじゃないかと世界は思うでしょう。

こうした日本政府の対応のまずさが慰安婦問題でも言えるわけで、2月4日のエントリー「慰安婦像、政府はなんとかしろ!」でも指摘しました。

昨日、アンカーで青山繁晴氏が同じような趣旨のことを述べて、政府の対応を批判していました。

先週フランスでヨーロッパ最大と言われる漫画フェスティバル『アングレーム国際漫画祭』が開催されました。

そこに韓国が国を挙げて慰安婦問題の漫画作品を展示し、旧日本軍の強制連行などをアピールしました。

日本側は民間の有志がこれに対抗して韓国側が主張する「強制連行されて酷い仕打ちを受けた慰安婦」の漫画はウソだと反論する漫画を制作して対抗しようとしたのですが、『アングレーム国際漫画祭』主催者に漫画やブースまで撤去されてしまいました。

日本側は一方的に日本側を排除したことに抗議しましたが無視されると言う状況に陥りました。

日本政府も事態の異常に気付いたのでしょう。

鈴木庸一・駐フランス大使が1月29日会見を開きました。

ここからアンカーでの青山繁晴氏の解説

村西ナレーター「鈴木庸一・駐フランス大使は1月29日に会見を開き、慰安婦の補償問題について、1965年に締結した日韓請求権協定で解決していると説明し、慰安婦への援助を行う『アジア女性基金』を紹介しました

青山繁晴氏「・・・こう反論されたんですが、これ皆さん、あの、お聞きになってどう思います? これ、はっきり言って逆効果ですよね? どういう意味かというと、こうです」

村西ナレーター「結果的に“いわゆる従軍慰安婦はあった”という印象を与えてしまった

青山繁晴氏「はい。鈴木さんがおっしゃってるのは、この、慰安婦っていうものは言葉としても存在したけども、それを日本軍が関与して、その、無理に軍隊が、あるいは業者も使って連れて行ったと、いうのはないと、いうのが真実なんですが、補償しただけ、の話をするとですね、やっぱり韓国の言ってることは、その通りじゃないかと、ね。補償した、しないの、その補償が足りてる、足りてない以前の問題として、日本はそういう残虐なことをしたのかという話になっちゃうわけですよね

「で、だから、その、この話、嫌な話で、聞いてる方も辛いと思いますけど、でもひとつね、やっぱり僕たちは、この際、目を開けてよく見るべきなのは、フランスでも他のヨーロッパでもアメリカでも、実は韓国の工作が、その、長いこと続いてきて、従軍慰安婦そのものは、もう、いたことになってしまってるんですよ

「ね。で、それに対して日本は、その、簡単な反撃では済まない、ちゃんと腰を据えて行かなきゃいけないんですが、その反撃の始まりとして絶対忘れちゃいけないのは、これです。出して下さい」

村西ナレーター慰安婦問題が長引く原因は、1993年に出された、河野談話

青山繁晴「この談話の中で、要は、その、軍が関与して、強制連行、少女を無理に連れて行ったってことはあるんだってことを言ってしまってる、これをこのままにしといたら、今の大使が違うこと言えるわけないじゃないですか(一同同意)。だから外務省だけが悪いって話をしても駄目。根本にこれがあるわけですね。そうすると、日本がやらなきゃいけないことは、これははっきりしてて、はい、出して下さい」

村西ナレータ韓国への日本の対抗策は、『菅談話』の発出。それから、新しい情報機関でロビー活動を、すべしと」

青山繁晴氏「はい。あの、河野談話を否定するなとか、アメリカの方からもけしからんことに言ってきてますけど、だからあんな閣議決定されてない談話、しかもはっきり言うと、これは産経新聞の立派なスクープで明らかになったように、韓国と相談して作った談話(一同同意)、ね、それはじゃあもうほっといて、菅官房長官、これ今までの官房長官と違って、いちいちいちいち反論してるじゃないですか。そしたらそのいちいちいちいちじゃなくて、菅談話っていうものを、これ、何を言われようとも、その、従軍慰安婦っていうものはない、それは日本人のジャーナリストが最初にでっち上げて、朝日新聞が誤報でそれを広めたんだということも含めてですね」

「これを、発出すべきです。で、しかも、菅さんは、日本維新の会と連携も図ってるんですね。日本維新の会は、河野さんと、朝日新聞の社長、国会に呼びましょうと、国政調査権を発揮しようって言ってるんですから、そういうことをまず、足元を固めていくことが、ひとつ。それから韓国はお金を使ったロビー活動をずっとやってきました。中国もそうですね。今の外交官にそれやらせても、本当はやり方分かりません。だから、今さっき言った、バラバラになってる情報機関を統合した新しい情報機関を、国家安全保障会議・NSCと並ぶ車の両輪として内閣に作って、そのロビー活動を、早く始めなきゃいけないと、いうのが、この、フランスの騒ぎで、私たち主権者が学べることだと思います。はい」 ここまで・・


ところがですね。青山繁晴氏が提言しても其の舌の根も乾かないうちに政府は・・・

菅官房長官の安重根テロリスト発言の韓国抗議にたいする日本政府の答弁書でも、「安重根はテロリスト」を外してしまった。

それも閣議決定したんですから、今後日本は安重根をテロリストと呼べないですよ。

だって韓国から安重根がテロリスト呼ばわりされているから抗議が来たわけです。それに政府が閣議まで開いてテロリストを外して閣議決定までしたんですから。

政府は自ら日本の元勲を韓国に阿て貶めたことにもなるわけです。

日本政府がこんなことばかり韓国にしていれば、そりゃあ、韓国にいいように漬け込まれて挙句に世界にまで日本が悪く言われる。

今の日本政府の穏便にことを済まそうとする悪弊が、結局は一層日韓の関係を破局に導き世界は日本を非難する結果を招くのです。

そのことに日本政府はまだ気がつかないのか、わざとしているのかね。