眼力Blog

反日国の動向をウォッチしています。
自滅する韓国を看取るブログです。
政治、時事問題なども扱います。

ウクライナ政権崩壊に沈黙する中共

2014年02月27日 | 政治


 ウクライナで政権崩壊 中国のネット民が興奮


ウクライナで政権が崩壊し一部警察と軍が鎮圧を拒み新政権側についた。

ヤヌコビッチ前大統領とその側近の深刻な腐敗も明らかになりました。

ウクライナの情勢が先週から急激に変わり、大統領が首都から逃げ出し、キエフ市長が離党を表明し、市民らがレーニンの彫像を壊し、安全部門は秘密資料の消却を始めました。

このような局面になったのは、市民の反政府デモが原因ですが、国家公務員の良心とも密接な関係があります。

状況が旧ソ連崩壊のときとそっくりです。

ソビエトの時には崩壊を防ぐため「国家緊急状態委員会」を設立し、クーデターを発動し戦車がモスクワに入りました。

当時のエリツィン大統領は街頭に出て演説を行い、兵士たちに違法行為なのでモスクワから出るよう求めました。

軍もエリツィン氏の命令に従い、そしてソビエトは崩壊しました。

今回のウクライナもソビエト崩壊時同様に前政権から民心は完全に離れてしまっています。

中共は今回のヤヌコビッチ政権の崩壊が、中国民衆に影響することを極度に恐れています。

ウクライナ情勢は新たな段階に達しつつあります。

ロシアがウクライナ国境近くで大規模な軍事演習に入っています。

15万人規模で戦闘機や戦車も参加した戦闘対応能力を見計らった演習です。

これはプーチン大統領の指示によって行われています。

ウクライナのクリミア半島には多くのロシア系住民が居ます。

ウクライナの政変でロシア系住民に不安と懸念が生じているためです。

姿をくらましたヤヌコビッチ大統領は、大量殺害容疑で指名手配されました。

複数の都市で市民らがレーニン像を引き倒し、鎮圧に加担した者も批判にさらされています。

昨日まで中国メディアの報道は、ウクライナ動乱一色でしたが、ウクライナ情勢が激変し一夜にして中国メディアはウクライナ報道に沈黙し、代わって日本軍国主義批判一色となりました。

ネットで知った中国の民衆は、逆にウクライナ情勢の行方を注視し激烈な議論を展開しているといいます。

ネット上にはウクライナ革命の勝利を祝う歓声が上がり、今日のウクライナは明日の中国だという声もあるという。

ウクライナのよなことが今の中国でおきえるでしょうか。

国情も民度もだいぶ違いますのでどのような反応が出るのか動向が注目されます。

今の中国共産党体制が崩壊するには、体制内から反旗が翻らないと先ず無理でしょう。

それとも第二の天安門事件となって多数の犠牲者を出すのでしょうか。

まさか、ウクライナから崩壊の危機が自身に及んでくるとは、予想外だったのではないでしょうか。

中国は沈黙と恐怖の狭間に、今じっと息をひそめて情勢の推移を注視していることでしょう。


ウクライナ政権崩壊 党メディアは沈黙