次郎柿
今朝ほど村のY子さんに戴いた。 昔はよく見かけた次郎柿で、程よい甘さにしっとりした硬さがいい。
昔のようにものが無いときは、庭に柿や栗や、桃に梨、春には杏やスモモにと実に生るものなら一通り植えてあった。
それらは僕ら子供の頃には大きな楽しみの一つであったものだ。
今、家に柿が生っていても自分から取って食べる子供は皆無だとも聞く。
飽食の時代にあって、それが良いか悪いか詮議するつもりはないが、物の価値観が随分と変わったことに驚き、物は無かったが、昔のほうが豊で有りがたさを知っていたように思う。
そんな僕らだから(笑、貰った柿は皆して朝昼夜とキッチリ戴いた。 雨で表面は傷んでいるが、美味しかった。
そのY子さんには先日も梨を戴いていた。 実は大きく立派なものだったので、勿体なく食べずにマタイ(仕舞う)してたのだが、今夜思い切って戴いた(笑。
栃木県の「にっこり」とい名の梨。 ご覧のように家の平種なしと比べて大きいこと。 味は「南水」のような高い糖度はないが、サッパリした甘さでシャリ感もあり満足するものだった。
僕らは自分の庭には無い柿を食べたり、栃木へ行かなくてもこうやって地元の名産を戴くことが出来る。 これは物流の発達ばかりではなく、人と人との繋がりがあるからなんでしょうね。 感謝。
明日から一泊二日で新潟の方へ出かけてきます。 目についた物がありましたら、報告がてら載せたいと思います。 では