岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

別れの日がやってきた

2009-11-13 22:50:16 | 日々の暮らし

       
今朝の西瓜畑跡。 沢山あった大根もすっかり少なくなった。

天気の方は20日頃まで愚図つくようで、それ以降に晴天が続くようだと耕して田んぼに還そうと思っている。


       
今朝取った干し大根用。 間に茶色く細身のものは牛蒡で、柔らかくサラダにもいける。

一緒に植えた赤大根がようやく干し大根に適した太さに育ってきたし、蕪も秋ジャガも、もうそろそろだ。

別の畑では冬用に植えた白菜やキャベツにブロッコリー等なども順調に育ってきた。

こうやって命の元が次々と生まれ、育ち、輝いていく中で、一緒に生活を共にしてきた猫のミーが17才の生涯を閉じた。

丸一日指定席に横になったきり身動き出来なかったミーが、家族が揃った夕食の場に突然、それもやっとの身体で現れた。

カミさんは、みんなに挨拶に来たのやろうね、と言って毛布を敷いて横にさせ、カイロを入れて介抱した。

その翌朝ミーは息を引き取った。 17年間、当たらず触らずの距離を置き、邪魔にもならず、さりとて丸一日も姿を見ないと皆で探し回り、此処1年が最も家族と濃く触れ合った時間ではなかったろうか。

日当たりで勝手口や家の様子が窺える場所に家族みんなで送ってやり、山やの僕の提案でケルンを墓標にした。