いつものお客さんが忘年会。
マガモ青首の鍋ですと説明した。
そして自分用に一杯残しておくようにとも言った。
高千代酒造から純米酒を二種類頂いた。
そのうち一本を会の人達に説明をつけて届けた。
うっかり自分用のいっぱいは残せと言うのを忘れてたら跡形もなくなってた。
鴨鍋は残ってたが肉が一切れだった。
気が収まらないので高千代の辛口を晩酌に。
親友がこれを晩酌で飲んでる。
冷で飲んだら軽い。
自分のストレスが多くて味覚が鈍くなってるせいかも。
たとえるなら薫風だ。
それも温かい始まったばかりの。
まるで乙女だよねと思った。
桜やカタクリやキスミレや萌黄色の若葉の香りが。
妄想で香りがそれに似てるねと自分的に。
でも箸にも棒にもかからない熟女が好きの自分が刺激か暴言かと思える味覚が好き。
それで燗をつけた。
夏に近い薫風、好みに近づいたがやはり普通の高千代が好き。
綺麗過ぎず、丸みが少なく、甘辛ず、適度の刺激と個性の雑味。
口寂しい酒は嫌だな。
あまり磨かれた酒は寂しくなる。
これは高千代ではない酒のこと。
クジラのベーコンが今日のつまみと考えてたら跡形もなくなってた。
酔ってみんな食べてしまったのだろうか。
学食のカレーが残って持ち帰った。
お昼に食べたけどまた食べてしまった。
生ハムハモンセラーノ。
今年内に体重を2キロ落としたいと思ったばかりなのに。