山菜を食べる会

昨夜からの雨は冷たく大沢川も田んぼを耕す濁りも加えて水量が多い。
こんな日は魚野川から大ゴイや鯰が遡上してくる。
竿を出してやってみたいがほかのスタッフの手前諦めている。
少し冷え気味で体調が悪く気力がないこともある。
火曜日に山菜を食べる会があり、30種類ぐらいの山菜を使ってみようかと考えている。
もう店の周りは藤の花が盛り、谷ウツギも咲き、桐の紫の花も見える。
アカシヤの芽もねむの木の芽も吹き出し、厚い雲の天気は若い緑をいっそう魅力的にする。
季節がこんなに進み山菜が盛りを過ぎ、又高い山に春を追っていかなければならない。
今回は高木先生が欠席するので少し破廉恥なメニューに出来る。
どうしても正統的な料理を良しとする先生が居ると自分のほうから手足を引っ込めてしまうが今回は箍が外れたようにやってみようと思う。
出来るだけ変なものを作ろう。
今からわくわくする。
連休後と雨模様からか客足は今ひとつ。
三隣亡の仏滅は仕事がオードブル一つ。
パスタやうどんを打って蕎麦も打って待っていたが今一。
ピザだけが売れている。
山菜の会のおひたしは花を使おうと思っている。
イカリソウ、ヤブツバキ、カタクリ、キスミレ、フジ、谷ウツギ、ETC
農大の教授に習って日本酒の調味料を平たいさらに並べた花に注ぎ、緑がかったバージンオイルの星を散らして、それとも二十年もののバルサミコが出番がないので参加してもらおうか。
この前出来上がった二種類の魚醤を使って味付けしてみよう。

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