長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

株が値を飛ばす

2007-04-04 | Weblog
幅広い株式に買い注文が入った。300円を超す値上がり。世界の投資家が日本株を買う動きがにわかに活発になっているようだ。自国の通貨を売り日本株を買う。品質の良さが人気なのかも知れない。落ち込んだ景気に復活の兆しが見えると海銭山銭の投資家が世界中から集まる。自然円高になる。NYの株価もよいのにここ最近のドルはユーロに比べて相当弱い気がする。内包する何かの問題を抱えているのであろう。G7ではそのことが話題になりそうだ。また共和党ブッシュの力の終焉かも知れない。対して民主党が議会で幅を利かしこれもまた保護主義的な為替の問題を世界に投げかける様子が見える。特に元の問題が指摘されそうだ。とにかくきな臭いことが起きないように各国は平和の協調を共通目的にしてもらいたいものである。

社会保険庁・年金徴収のまえに

2007-04-04 | Weblog
5000万件に上る基礎年金番号なし。制度のあり方に疑問を覚える。さらに強制徴収60万件。「集めた金は自由に使わしてもらう。給付の記録などは知らん。お前は何カ月分もってこい。国の命令だ。」この国の制度は大方このようなものだ。怒りを通り越して正気を失う出来事だ。年金事業者が全て知らん顔。このような所に来るまで基礎年金番号の管理さえ出来ていない。どうするのですか。団塊世代は大量に退職し始めていますよ。強制徴収するのであればまず給付すべき人の記録が大切でしょうが。その基礎番号が国民の半分に与えられていない事実。そういうところの管理もしていなくて若年者の加入促進をするようなことでは税金の無駄使いです。そこで何はともあれまず、年金手帳に基礎番号の付与をしないといけない。その次に未記録を徹底的に調べ上げなければならない。そして一元化の法案を通しその時点で制度の強制力を持たすようなことにしないといけない。今までの給付の赤字は事業者が全て保障するようにしないといけない。国家公務員は庶民が選んだわけでないので一丸となって現給与の50%削減向う十年間とすれば全ての国民が許容するでしょう。財政問題もそのような方向が健全になるというものです。それから給付する側は生死の判別をしないといけない。最近の記事で死後二十年経った人に年金を払い続けて要るなどという記事は少しおかしい。しっかりしろ年金の管理者たち。

G7会議・4月13日ワシントン

2007-04-03 | Weblog
G7会議が4・13にワシントンで開催される。どんな中身か知れないがおそらく為替問題が中心と思われる。特にサブプライムに絡むことになるのではと思う。金融政策を公表しないといったばかりのバーナンキFRB議長。今度は世界にどのようなメッセージを発信するのやら。金利の引き下げはたぶん無いと思うが日本は引き上げるかもしれない。EU諸国の要望にこたえるかも知れない。しかし日本にはそれなりの事情があるのだから簡単には出来ないということになるかも知れない。そこで各国が金利を引き下げる可能性がある。相対的に日本の金利が轢きあがる。中国の為替も問題になると思われる。とにかくあけてからのお楽しみ。

退職者の思考考察

2007-04-03 | Weblog
退職金をどのように運用しようかと考えるのは当たり前の考えです。外貨運用にする。日本の金利が低いから。当然の行動です。円売り外貨買いの行動。当然です。高齢化が進んで自身の身も老化が進む。貯蓄取り崩し生活と、何かの収入を求める。金利収入があればそのものにすがりたいものです。年金の減額と給付年齢の引き上げが始まる前にもらえる時期に貰う手続きをする。それでも所得不安に駆られるのは円の実力が無いからです。社会政治がいい加減なことをしているからです。もうすぐインフレになります。金利が上がります。円高になります。外貨建ての基本リスクは為替変動です。もろにその被害を被ることの無いように考えて運用しましょう。国債の価格もバブル状態が10年以上も続くとマヒ状態になっているようです。個人向けも普通も国債は金利が上がれば価格が下がります。金利が下がれば価格は上がります。今は額面100円のものが130~140円で取引されています。日本国債の大量保有こそ一番危ないという状態です。超低金利ということを妥当な金利に引き上げようとしているから価格が下がります。今金利が0.5%で130円の国債を買い将来金利が4%になれば130円が大幅に値引かれて100円前後になります。130万円分購入して金利が変われば100万円になるようなものです。よくよく考えて運用しましょう。

株安・円高・退職金

2007-04-02 | Weblog
新年度入りして初日、株価がさえない。円高になるのにならない。退職金が外国のファンドに流れている。この後は日銀が金利を上げる。円高になる。国の財政が持たない。日銀と国と貿易相手国が綱引きをする。いよいよ最終の仕上げ段階かも知れない。円安か・円高か。円高になると金利を引き上げやすくなる。それも限界がある。円安になると貿易黒字が増える。金利はそのままだと摩擦が起こる。引き上げると財政の問題。結局は増税しかないと言う結論であろうと思う。しかしそれでは産業界が壊れる。いっそのことデノミをすればどうだろうか。1ドルを60円とするのように。少しの痛みで世界に受け入れてもらえるかもしれない。もしくは新旧の勘定を使えば一瞬に財政も貿易も順調に進むと思う。基本的に円高になれば少子高齢化時代にはプラスに働くのは目に見えているでは有りませんか。円高は国益にかなう方向だと思いますが。