長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

心の病

2007-01-09 | Weblog
渋谷の殺人事件に思う。人は生まれながらに崇高な精神を持っている。幼児が教えられることなく叱責を受けたときにその崇高な精神は見える。母親と父親の言葉に行動が制限される。女児と男児では、より男児がその行動が顕著である。父親の言葉に敏感なのだ。そのまま何年も経ち自我の確立が出来ても父親の言葉は精神のどこかで強力な作用をする。世間で言う権威を手に入れた人を親に持つ子は親の言葉が重いものだ。そこに追い討ちをかけたような言葉の暴力があればそれが身内といえども自我の許容枠からはみ出したときには大変な行動に出てしまう。今回の事件の真相はこんなことではなかったのではないだろうか。真相の報道はなかなか出来ないと思うが事件背後の精神は案外とこのような一見なんのことない言葉の問題のようなことと思う。
景気が上向いているようだが一般社会の闇にもこんな言葉のやり取りが日常的にある。傷付ける言葉のやり取りが許容範囲の間は何も問題が起きないが、いったんその範囲を超えると、とんでも無い事件が発生する。まさに今年の干支は猪年。猪突猛進。温かみの無い言葉が尖ったときその言葉はハートを射抜く力となりその報復として制御不能の暴力事件に発展する。そこには血縁も何も無い。そんな行動をするのも人間の不可解な側面である。
渋谷殺人事件は兄弟間の事件だが衝撃を与えた事件である。「絆」が無くなった事件として。



TBお題:今年こそは・・・

2007-01-08 | Weblog
仕事始めの翌日のお題:「今年こそは」の思いは何であろうか。各人色々と思い描くのであろうが実行可能なものを目標として、やや難のものは目標であるが努力目標としたい。そんな考えで何年もやってきた私である。無理しないという目標は何年経っても変わらない。無理の無い目標も人生の中では目標となる。ウサギと亀の話。のろのろとしか生きられない私である。しかし、確実に目標に近ずく努力を忘れない。「今年こそは」の思いで大事なことは、目標を忘れないことである。時代がどんなになってもその目標に向かい進んでいくことが大事である。乗り越える山が高いと「今年こそは」の思いが萎えた時、目標を見失う。無理しないで亀のごとく目標に向かい、何年もかけて到達したいと思う目標を持ち続ける事が出来る環境を守りたい。無理をしないで。

仕事始め

2007-01-04 | Weblog
今日から仕事始めです。元旦の思いを心に秘め新しい一年が始まる。今年こそは今年こそはと言う思い。そんな一人ひとりの夢が社会を明るくする。その夢が有る限り経済発展は進化する。米国も2012年までに財政赤字をゼロにすると言うビジョンを作成したようだ。そしてその筋道が現実的になりつつあるという。企業減税を力強く推し進めた結果らしい。日本の財政問題もこんな米国に見習うべきときが来ているような気がします。各人の夢は色々あるが、日本経済の強力な復活を私は夢見たいと思います。
まずは仕事始めと言うことで新年に抱く夢・希望を掲げてみた。又今年一年が始まることに際し、労働安全衛生における災害がゼロであることも願いたいものです。