長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

外国為替取引・8・

2007-07-11 | Weblog
今日は大きく調整しています。この傾向はしばらく続くでしょう。大波小波です。2円近い下げ(円高)の後は半値戻し(約1円円安)さらに変動し0・40円に落ち着く。意味が解らないと思いますが2円近い下げの後は40銭高いところで落ち着くと思います。今為替が123円とすると120-2=121円です。121円+40銭=121・40円ということです。そこでも新たな変動要因は必ずありますのでその辺りは研究してください。日本円の根本問題は、財政の大赤字(国債の処理の方法)が大きな縛りになっています。高齢化もしかりです。人口問題です。
最近は為替の円安が大変なリスク要因になっています。それは国富が流出を意味します。輸入物価の上昇は国内価格の上昇です。生産素材の高騰は製品価格に移転するということになりますので国内は物価上昇。金利の引き上げが起こります。国債残高の利払いが増加します。1%の金利上昇で10兆円近い利払いの発生。税収は50兆円しかない。その内の10兆円を国債の利払いに当てる。国家予算が組めなくなるなどなど・・・。ということです。このことを解決しない限りはよくはならない。長期円安かハイパーインフレです。その付けは必ず為替に反映されます。良く考えて投資することです。

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