長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

啓蟄

2007-03-06 | Weblog
虫が地中から這い出してくると言う節気。人間界もそのように要らぬ思考が良く首を持ち上げてくる季節である。季節の気温と天候も春一番が吹き何か新しきことを始めるには大変良い感覚(時期)です。冬から春。そのように感じるのは今頃のことです。日本経済も順調に業績が回復してきているので何とか決算を乗り越えていただきたい。外部の要因が無ければ向こう10年ぐらいは安定経済のように思う。ただ人口問題と地球温暖化問題が気がかりです。
「・・もうすぐ春~ですねェ恋をして見ませんか・・」この歌は今頃の歌なのかな。

歪んだ?経済の行方

2007-03-06 | Weblog
意図的な金利操作と経済はやはり正しい方向に進む。121円から115円へ為替が動いた。日本経済にとっては120円ぐらいがちょうど良いように思ったが、株安が入り115円台。ここで更なる金利の引き上げがあれば再度円高・株安と市場は動く。今回の調整は2~3ヶ月かかるように思います。円安から円高そして又円安方向に動く。円の実力はどのあたりが良いのか市場が決めるが、国際政治調整能力という点においては今よりは、やや円安の方向であろうと思います。バブル的な国債の価格も調整されるようなイベントがあれば相当な円安となるのは間違いの無いこと。又、地政学的なリスクが高まれば相当な円安になることも考えられることです。何をおいても財政問題が表面化すると一気に円安方向に為替は動くでしょう。高齢化の社会の出現の日本においては株価・為替・債権価格は変動しないことこそが望ましいように思う。その落としどころを探りよい水準になるように調整されたいものだ。3月8日には金利の引き上げがある。EURとNZD金利引き上げJPYとの差は引き上がり再度円安となるのは表面的に見れば素直な考えなのかも知れないが米国の弱腰に見える外交姿勢がどのように影響するのやら。又軍事費の驚異的な伸びを示すアジアの隣国。又日本だけが置いてきぼりを喰らいそうな世相が見えるのは私だけであろうか。

世界同時株安と上昇する債権市場

2007-03-06 | Weblog
株相場は上げと下げの差を取引する手段。今回損をした人たちは長期保有の投資家であろうと思う。得をした投資家は短期の売買投資家であろうと思います。株式市場全体が下げの方向になったときに債券市場は上昇の一途です。しかしいつまでもこのようなことが続く訳は無く今は債権相場がにわかにバブル的に上昇しています。またこれも何時までも続く訳は無く相場と言うものは必ず落ち着きどころが出てきます。右に触れたものは必ず左にふれるのが自然の法則。恐れず無理せず余裕資金の範囲での投資活動は継続するのが正しい選択です。
為替の触れは経済に大きく影響が出ます。日本企業では1円の円高で300億円の損失が発生と言う企業があります。最近の短期間で1500億円の為替損が発生しているようです。
投資するときは投資商品の基礎を勉強して投資対象を選ぶのが正しい行動と思います。