いよいよ、3月最終日になりました。
ガズーブログの特集「アルファード&ヴェルファイア」も終わりますね。
最後に一つ、記事を投稿したいと思います。
開発リーダーの想い
(画像は、GAZOOのウェブサイトより)
新型アルファード&ヴェルファイアの開発を指揮したのは、吉岡憲一主査です。
吉岡氏は、大ヒットした先代のモデルチェンジという難しい開発を見事に成し遂げた人です。
と、思っています。
キング・オブ・ミニバンと称された20系の後は…、「グラン・デラックス」ときました。
ブラボーです。
価格も少々高くなったし、重量も増えてしまいましたが、ホントにすばらしいモデルチェンジだと思います。
守りに入らず攻めつつも、アイデンティティを確立する。
そして何より、先代オーナーをバカにしないで、なおかつ新型の魅力を見せつけて乗りたい意欲を焚きつける。
憎いですねぇ。
吉岡氏はミニバンオーナーで、だからこそ分かるポイントを新型に注いだところがミソです。
だからこそ、助手席をファーストクラスにしたり、素敵なイルミネーションシステムを取り入れたりされたのだと思うのです。
さらに、吉岡氏は、例の画期的なパーキングアシストを開発した張本人でもあります。
おかげで、いいクルマができましたねー。
日本の誇り、TOYOTAのⅤ6
(画像は、GAZOOの新型アルファード&ヴェルファイアのギャラリーより)
新型はハイブリッドがお似合いのようですが…。
やはり、このⅤ6は健在でした。
このユニットは、本当に素晴らしい。
一度乗ると、病みつきになります。
そもそもTOYOTAさんのⅤ6エンジンは、世界中のⅤ6エンジンの中でも絶対自慢できる逸品です。
ウルトラスムースで、パワー感もリニア。
きっと新型でも、魅力に磨きがかかっているものと思います。
エンジンルームの演出を!
(画像は、GAZOOの新型アルファード&ヴェルファイアのギャラリーより)
一方、新搭載の2.5L直列4気筒エンジン、2AR-FE。
性能は申し分なさそうですが(まだ試乗していないので想像です)…、見かけがダメですよー!
さすがの吉岡氏をもってしても、コストダウンをクリアできませんでしたか…。
エンジンルームは、実は大切です。
ところが、この2.5Lは先代同様に華がありません。(← すみません、個人的好みです)
クルマは、スタイルとエンジンでほとんど決まりです。(← これまた、独断と偏見です)
ここは、樹脂製のカバーではなく、カムカバーを色付きの結晶塗装をするのがいいと思います。
かつてのTOYOTAのGTのエンジンは、黒の結晶塗装に「DOHC」の文字が輝いていました。
今日の気分でいえば、黒よりもゴールドでしょうか。
車両価格が2,500円アップで可能なら、オーナーには納得してもらえると思うのですが…。
それはさておき、見れば見るほど新型は魅力的なクルマです。
その開発リーダーである吉岡憲一主査には、心から敬服しております。